2014年8月

よいしょ!よいしょ!登るよ、野の花さん(0歳児)

みつばちっこ

朝から園庭に降り、じっくりお砂でひとり遊びを楽しんでいた野の花組のRくん。平地の砂地からだんだん土山へ「行ってみたい!」と自らでむかう姿が生まれだしている日々です! 登りかけてはズルッとすべり、また踏ん張っては小さな手足を存分に使ってもくもくと登ろうとするRくんの姿!そんな姿をそっと見守っていた担任の米本ちゃん。ちょうど頃合いのいい頃をみはからって土山の向こうにいって「おーい!!」とあたたかな眼差し。その姿にもういっかい!と踏ん張ってよいしょ!よいしょ!

 

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そして!!この姿!!!

 

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この乳児さん用の土山。その時々に変化をとげていきます。この時はRくん含め、0歳のこどもたちが腕、足、手指足指までのすべてを使いきって遊べるように、そして大切な発達を促していけるようにと、簡単には登れないようにあえて土の表面をほぐしていました。しっかり足指を土をぎゅっとつかむかのように力強くふんばり、股関節もひざも足首も存分に曲げては伸ばして存分に自らの持っている力を、気持ちに合わせて出し切っていく・・この瞬間は、本当に大きなこれからの育ちの糧になっていくのですね。

そんな、可能性に満ちたRくんと米本ちゃんの姿を「素敵やな~!」と見入っていたのですが、またひといきたつと、今度はさらに土山をこえ、しいのみさんたちがいるイチョウの小丘までたどりついていたRくんでした。   意欲がうまれる!伴う身体が育まれる!想いを実現できる!さらに世界がひろがる!そんな毎日を大切に大切にしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

追伸・・・見て!見て!1歳児さんのYくん。大きいお兄ちゃんたちの姿を眼にして、今度は「自分デ出来ルデ!!」ただのまねっこの時期からさらに深まり、もくもくとシャベルを使って遊ぶ姿!なかなか、たくましいな~!すごい!すごい!

こうして、いつか年長さんになって「働くみつばちっこ!」になっていくのですね。楽しみ!楽しみ!

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恒例!夏のがっつり学童!in質志鍾乳洞

みつばちっこ

今年の夏もみつばちっこOBたちが帰ってきてくれました!「ほっこり学童(園で好きなクラスや給食室に入って、みつばちっことほっこり過ごす1日)「がっつり学童(丸国と、保育園時代に一緒にすごした異年齢仲間と、がっつり園外で1日遊ぶ一日)」

職員たちも、なつかしく、そして大きくなって郷へ帰ってきてくれる子ども達と出会うのがホントにうれしい喜びのひとときです!

 

今年のがっつり学童は夏の涼と自然、神秘をもとめて質志鍾乳洞へ!山の上を上がって、鍾乳洞入り口へGO!!

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「すずしい~!さむいくらいや~!「「このハシゴめっちゃ上まで続いてそう!」「どこまで続いてるんやろ?」「どんどんせまくなってきそう~!」鍾乳洞の総延長52.2m、洞窟から最深部までは高低差-25.5m。温度は平均12度!洞窟を走る垂直な長ーいはしごを慎重に登る!   途中、くぐっていくような道々「頭打たんように気をつけてや~」と私の呼びかけに「大丈夫。丸ちゃんも気をつけや。ぶつかりそうやで」と、心配して声をかけていただきました~!やっぱり、小学生やな~。

そして・・・なんと!!!岩をスルスル降りる「ヘビ」に遭遇!これには、何回も鍾乳洞に行ている私もビックリ!!ドッキリ!!

 

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「あっ!!コウモリがいるっ!!」「どこどこ?・・・・ホンマや~!!!!」入る前は「コウモリいたら絶対捕まえたい~!」と言っていたHくん。思わず後ずさり!ドキドキが最高潮です!!

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止まっているコウモリを起こさないように、そっとそっと降りて・・・・もうちょっとで出口や!勇気を出して!!

「めっちゃおもしろかった~!!!」さすが、みつばちっこOBです!

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自然いっぱいの空気と水にふれ、存分に遊ぶ1日。まずは、とにかくカニとりに夢中!名人ぶりは保育園の頃よりさらに腕を上げていますよ!「ここ、絶対大きいのいるで!」と大きい石を動かしては見つける!見つける! 園バス運転手さんの仙道さんも一緒に遊ぶひととき!保育園のとき、大好きな園バスでいっぱい連れて行ってもらったね~。

 

 

 

 

 

 

 

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「まるちゃ~ん!赤ちゃんのかわいいカニがいっぱい~!おいで~!」  こちらは「めっちやハサミ大きいで」

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ほっこりカニとりが終わったら、なんと!男の子たち「このほうが、めっちゃ水いっぱいかけられるし~、よう動けるし~!!」と、次々にTシャツをぬぎすてて、本気水かけに夢中!!この、くったくない笑顔と笑い声、ホント、何にもかえられない宝物やな~!幸せやな~って思う・・・。この幸せを、大きくなっていく子どもたちにいつまでも大切にしていってほしい・・大人はこの笑顔を守っていかねば!と・・感じるのです。

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昼は木陰で森林浴しながらお弁当。横の川に「不老長寿の水」(長生きの水)が湧いていました。お弁当の途中、飲んでは「つめた~い!」「ホンマおいしい~!!」

そして「お母さん、お父さんにも飲ませてあげたいな~」「おみやげにしよか?」「おれは、じいちゃんに持って帰るわ」と、それぞれ、空になった水筒に大切に入れていましたよ。

 

 

 

 

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帰りまぎわ「もう一回鍾乳洞行きたいっ!」勇気ある4人の精鋭たちが、再度、洞窟の中へ!!「もう、ヘビもコウモリも大丈夫!」「さっきは岩のとこ登るのめっちやドキドキしたけど、今度は簡単になってきた~!」「俺ら、すごいやろ~!」と!確かに1回目より、どんどんスムーズに中へ!中へ!コウモリもたーっぷりながめてきました!この誇らしげな顔!!

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カニは、なんと!帰るころには81匹もいました~!しかも!ほとんど、こんな大きいカニ!!最後はカニのおうちをつくってやって、数えながら逃がしてあげました。

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おやつどきまで、た~っぷり遊んで、帰りの園バスではぐっすりオヤスミ。

めいいっぱい遊び、時にほっこり、学校や学童、日々の日常の話を、楽しいこともしんどい事も、納得のいかない事も、うれしい事も、素朴に感じてることも、自然にな~んとなくおしゃべりしあう中で、そっとその想いをつぶやいてくれたり・・。

そんな「ほっこり&がっつり学童」なのです。

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