年長合宿!滋賀・高島町・馬子さん、ブチくん、シロくん、わんことの出会い
2015年12月2日
夜、7時半ごろ、帰ってきましたー。年長さん! 「ただいま~!!!」 「見て見てー!ブチ君の足につけるの-」 「馬にな、自分でのったんやで~!」お話おみやげがつきずい~っぱい!! あ 朝から日がくれるまで、本当にたーっぷりと暮らしてきたもみのきさん。今夜はごはんをたべて、9時まえにみーんなぐっすりおやすみ。今もスヤスヤ。 さて、さっきまで、担任たちの楽しくも豊かで、でも、ただ楽しいだけでない、本当に命ある生き物や暮らしの中で心と知恵を使っての過ごしの必要 性・・などなど深ーい今日のこどもたちの1日の姿、出会った馬子さんやブチくんしろ君、わんこのお話を、聞かせてもらっていました。 これも、こどもと一緒。つきることなく、いーっぱい! 生き物と営むすごしは、本当に保育、子育て、人の営みと相通じる・・・
今日の姿です!
馬と暮らしを営む「馬子さん」に出会う。子どもを、今日を共に過ごす「人」として、対等に・・。馬と過ごすために大切なこと、必要なこと、考えねばならないことをしっかりと伝えてくださいました。
最初の1.2人に馬の乗り方をおしえてもらう。あとは「自分が乗りたかったら、自分たちで教えあって、自分たちで考えてのれるようになりな!」これは、下見の時にもおっしゃっていたことです。大切なこと。あたりまえであって、とても、大切なこと・・・。
立髪をつかんで、こどもたち同士で息をあわせてのる!
シロ君は年配でおだやかな馬。こどもたちにもよりそってくれるシロ君。ブチ君は若い威勢のいい馬。意志もはっきりと「自分勝手なこどもは嫌い!」と、本気でおこるときもある。でも、若若しく、力強くてしっかり心が通じると、3人のこどもを一度に乗せてくれる!Kちゃん、そんなブチ君のそばにずっとよりそって、やさしく体をなで、同じ時を人一倍長く過ごし、1番にブチ君の背に乗ったそうですよ。
まずは、馬たちと気持ちを通い合わせながら、しっかりとお互い意志伝達できるように、近くを手綱をひいてゆっくり歩いたりと練習
重度のハンデをもつSちゃんも馬の背に!!馬子さんと・・そして、お友達にしっかり信頼をよせて・そして、自分ひとりで!!この報告には、私も本当に感動!すごい!
そして・・馬子さんから「ブチ君さくらちゃんのこと好きよ」と言ってもらったそうですよ。
男の子たち、時に人間同士の気持ちがあわず、馬たちを本気で怒らせてしまうこともあったそうです。いきもの(人間もいきもの)が、本当に自分たちの在り様を、瞬時瞬時しっかりと考えて生きる、過ごすことの意味。みつばちっこたちは、ブチくんやしろくん、わんこや馬子さんを通して、心で、身体で、肌で、行動で、変化で・・どのように感じ取ってくれたでしょう。本当に深い経験だと感じます。
いよいよ森の山道に向かって、長ーいお散歩へ!
今日の過ごし、胸に感じたこどもたちひとりひとりの想いを、明日、あさっての年長合宿リズムや荒馬づくり、ごはんづくり、仲間とのすごし 、そしてこれから卒園までの3ヶ月の歩みに重ねて・・・・
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