縄跳びへの歩み・・パートⅠ*もみのきさん
2016年8月14日
最近の年長さん。いよいよ長縄走り飛びの挑戦中!
今年のもみのきさんの最初の年長課題は「縄編み」との出会いでした。4月末の姿。短い縄の布の準備中。ワクワク期待がふくらみます。
そして・・いよいよ、あこがれの縄編みの出会いへ!「長ーい自分の縄跳びを編むからね。い~っぱい飛べる縄跳びにするには、固くまーっすぐ編むといいねん。まずは、短い縄で何回も編んでほどいて挑戦して、縄編み名人になったら、長縄みんなで編もうね」とスタート。よ~く見て・・見て・・考えて・・考えて・・さあ!!挑戦です。「最初から出来なくてもいいしね。自分でよーく見て考えて何回も挑戦したら大丈夫!」と、はじまりました。
じっくり挑戦する子。失敗しても一生懸命苦労しながら繰り返しほどいては・・「ちょっとわかってきた!」としている子。なかなか向き合えず「できひ~ん。どうすんの~?」と声が出る子。ちょっとあきらめて、遊びにいっちゃう子・・・・今年はなかなか苦労しましたが・・・こつこつと1ヶ月ほどかけて、だんだん1人、また1人としっかり向き合いながら練習を重ね全員がきれいな短い縄をあみあげましたよ。
・・園庭の片隅でも・・・こんな姿が・・・
そして、いよいよ長縄の布の準備!「え~っ!こーんな長~いんや~!!」とびっくりしながらも、期待と喜びで準備中!
小さいみつばちっこたちも「何してんの~?」真剣なもみのきさんの様子にあこがれて見入ってきましたよ。
そして・・5月末!いよいよ長縄あみに挑戦!全神経を集中して編み上げるとは、こういう事か!と身体と心全身で実感。2時間~3時間かけ、本当に苦労しながら、全員がとうとう自分の縄を編み上げました。
集中して喜びにむかう子。こんなに大変だとはおもわず、あきらめそうになりながらも「自分の縄は自分で編むしかないよ!」と後押しされ、底力をみせて挑戦する子。今まで何でもそつなくこなしていた子が初めての向き合う経験をし涙する子。本当に苦労しながら、がんばってがんばって編み上げた「自分の長縄」です!
その日のお昼寝の姿。大切な大切な編みたての縄を腰にまいて・・・グッスリ。
そして、6月半ば、いよいよ縄飛びを飛ぶためのスタートの出会い。短い縄で、持ち方、まわし方、丁寧にひとつづつ練習がはじまりました。
「まわす!」「まわしてとぶ!」掛け声とタイミング、両腕のバランス。複数の動きを取りまとめる課題に、仲間と挑戦。年長さん、仲間と一緒の中でいろんな「自分」が生まれてきました!
今は長縄走り飛びに挑戦中。
これまでの間、縄編み・縄跳びを取り組みながら、キャンプ・祇園祭・七夕・リズムと、ひとつひとつ、目の前の自分を仲間の中で感じ、知っていきました。特にキャンプへの約1ヶ月の取り組みとやり遂げた経験は大きく、さらに縄跳び向かう身体と心、理解への土台となってきています
。
いよいよ長縄!となった時「やった~!!教えて!教えて~!」と、本当にうれしくってうれしくっての年長さんでしたよ。そして・・・運動会にむけても少しづつ取り組みがはじまっています。
あこがれの出会いと共に、実現していく事への挑戦・向き合い・喜び・・・さまざまな経験を重ねていくことでしょう!
追伸・・・
7月、年長さんがつくった七夕かざり・・仙台の「七つ飾り」にちなんでの今年の飾り。折り紙名人の年長さんがいっぱいになりましたよ。いろ~んな種類の折り紙。毎日、こつこつ、ぜーんぶ年長さんが折りましたよ。
短冊にひとりひとり、願いをこめて・・・。小さいみつばちっこは、笹飾りにお願いを込めて。
事務所前でほっこり。合間をみつけては夢中。
おまけ・・朝の様子です。包丁を始めた頃から3ヶ月。本当に上手になりましたよ。