2017年10月
2017年10月11日
園庭で年長さんがお昼釘打ちをしている傍らでは・・野の花さんがほっこりこんな様子
小さいグループの野の花さんたちも、テラスや園庭へどんどんやってくるようになりました。「さわってみたい！」「何かな？」グイと腕を自分の意思で腕を伸ばし、体を支え、バランスをとり、小さな手指をしっかり使って五感をフルに使って確かめる！それを見守る担任たちも、おもわず、それぞれのやってみたい思いに微笑ましくってうれしくって「とどいた！とどいた！」「すごいよな～！こどもたちの意欲って！」と笑みがあふれる！
保育園のお庭から、今度はお外のお散歩にもどんどん遊ぶようになりました。「これ、何かな？」とNくん。見つめる瞳！伸びる腕、確かめる指先！いってみたい、さわってみたいを実現するからだ。うれしいね～。こんな、ひととき、なによりも宝物やな～と。
「なんかフワフワ？チクチク？」興味いっぱいのMちゃんとKちゃん。
歩けるってうれしい～！世界が広がる瞬間！！
運動会での過ごしは続く！続く！縄跳びも「もっと！もっと！」と、名人になったので、西山を飛び出して「どこでも縄跳び散歩できるで～」と、御所や鴨川、嵐山とあちこち縄跳び散歩に出かけるもみのきさんですよ。
さんぽ先での出会いもいろいろ！楽しいな～！
い～っぱいのカモが日向ぼっこ中！しばらく歩くと、何やらお仕事真っ最中の様子を見入る！「すごいな～！」
そして・・・
卒園児おとうちゃんの風月さんのところに行って、大工さんのお仕事の現場を見せてもらいましたよ。
本物の職人さんの仕事、技術を目の当たりに見入る！
OB松本おとうちゃんにも出会ったそうな。
いろ～んなお仕事を見せていただいたり、風月父ちゃん,松本お父ちゃんからもいろいろ教えてもらったそうですよ。
園に帰ってきたもみのきさん！帰ってくるなり事務所へやってきて「見て見て！」と、鉋でうすく切った木くずを大切に見せてくれたり「なあなあ、壁って、どうやってつくったはるか知ってる？ふつうの土と違ってな、藁も入っててな・・・・こんなして混ぜてな、こ～うして平べったいのでぬってな、最初はやわらかいんやけどな・・・」と、報告いっぱいでしたよ。
みつばちっこが育つまわりには、そのこどもたちへの思いを共にもってくださる大人たちがいっぱいです。本当にありがとうございます。
そして・・・いよいよ、運動会を終えた年長さんに！と・・
大工さんのお仕事を午前中見にいった、その日のお昼ご飯の後、私が園庭でごそごそトントン用意をしていると・・「何するん？かなづち？なんかつくるん?やりた～い！！！」と、次々やってきた年長さん。まずは私が釘を打つ様子、そしてそのあとの使い方や打ち方の説明をじっくりきいて・・なかなか真剣に聞きいってましたよ。そして、
”もみのきさん、のこぎりは大名人やん！あと、まーっすぐ釘がうてるようになって、釘打ち名人になったら、もみのきさんで大工さんみたいにきっと何でもつくれるんちゃう～？”の声に「つくる！つくる～～！！！」そしてさっそく釘打ちに挑戦！
釘がゆがまないようにまっすぐ持ちながら、まずはトントン。そして、釘がグラグラしなくなったら、釘から手を放して、おもいきりトン！トン！今年のもみのきさん、なかなか思い切りがいい！
あ
この日から、園庭には「トントン」と、いい音が響いています！
