「こどもの日」を迎えて
2019年5月5日
「令和元年」をむかえ、はじめての「こどもの日」です。
5/1を迎え・・・その後の、5/3の「憲法記念日」そして5/5の「こどもの日」と、又今年も心引き締め&深め,自分たちや子ども達、そして社会のありようを振り返る、大切な日です。
みつばちでも4月中旬から、こどもたちはあれこれ、お散歩にいってはこいのぼり見つけたり、作ったり!登園の朝は「こいのぼりや~!」「およいでる~!」とか、とにかく大好き!雨がしぐれてこいのぼりがでていない時は「いいひんな~?」と、小さなみつばちっこから大きいみつばちっこまで&通学途中の小学生も空を見上げる毎朝ですよ。
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先日のブログでアップした・・ぽぷらさんのこいのぼり。毎日、毎日、こつこつと楽しみながら・・・保育園中こ~んなにいっぱいにしてくれました!
なかなか器用な手先!!折れたこいのぼりを並べて「おとうさんと~おかあさんと~こどもと~」と、並べて教えてくれたMくんです。
こどもたちの「やってみたい!もっと!もっと!」の声に答えようと、急遽、大きなこいのぼりづくりがはじまっていました。担任の山田くんが竹でこいのぼりの口づくり。「こ~んな口やな~」と!
その横で中村ちゃんはチクチクお針仕事で胴体を縫う。「年長さんみたい~!」と、見入る!
保育園中いっぱいのこいのぼりは、なんと「事務所」まで!うれしいな~!
さて「こどもの日」について・・・。
みなさん。昭和26(1951)年の5月5日に「児童憲章」が制定されたこと、ご存知ですか?
少し長いですが、この日にはやっぱり、毎年じっくりふりかえりたいな~。と・・全文をのせます。
ぜひ、この機会に一言一句じ~っくり読んでみてくださいね。
わが子はもちろんのこと、すべての児童に必ずや実現すべく、又、本当に実現できているか? この、すばらしい児童憲章の理念を、今一度、大人たちで共に深め合いましょう。 そして・・・わが子の寝顔をゆーっくり見つめてあげてみてね。
児 童 憲 章
われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。
・児童は人として尊ばれる。
・児童は社会の一員として重んぜられる。
・児童はよい環境の中で育てられる。
一・すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。
二・すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ、家庭に恵まれない児童は、これにかわる環境が与えられる。
三・すべての児童は、適当な栄養と住居と被服が与えられ、また、疾病と災害からまもられる。
四・すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように導かれる。
五・すべての児童は、自然を愛し、科学と芸術を尊ぶように導かれ、また、道徳的心情がつちかわれる。
六・すべての児童は、就学のみちを確保され、また、十分に整った教育の施設を用意される。
七・すべての児童は、就業指導を受ける機会が与えられる。
八・すべての児童は、その労働において、心身の発育が阻害されず、教育を受ける機会が失われず、また、児童としての生活がさまたげられないように保護される。
九・すべての児童は、よい遊び場と文化財を用意され、悪い環境から守られる。
十・すべての児童は、虐待、酷使、放任その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に保護される。
十一・すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
十二・すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として人類の平和と文化に貢献するようにみちびかれる。
令和をむかえ、新たな時代が、全てのこどもたちや人々にとって、「人として尊重される生き方・暮らし方」が実現できる平和な営みとなりますように。