もみのきの暮らし・営み・・・パートⅢ

みつばちっこ

もみのきさん8月5日の様子です。

跳び箱にむかうお友達も日に日に増えてきて「もっと高いのとびた~い!なあなあ!4段にして~っ!」という、次に向かう姿と、挑戦したり、さらに「こんな風にしてみたい!」という思いも、生まれてきた様子!

 

何度も「はよ、4段とか5段とかやってみたいっ!なあ!出して!出してっ!」と来るSくん・Kくんに、よし!いよいよだっ!と・・・

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「足の、ひざと先っちょがな、こ~んなふうにピーン!とのびてな、パ~ッ!と足が開いたら、ど~んな高い跳び箱もきれ~いに跳べるようになるんやで~!」と「伸びろ伸びろおまじない~!」・・としながら、身体の使い方を考えて集中し手直ししながらの挑戦が少しづつはじまりだしました。

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Aちゃんは・・足をのばしながら・・右側のひとまわり大きい跳び箱がどうしても跳びたい!「こっちが跳びたいねん」と、つぶやきながら・・・何度も足おまじないをしては挑戦!

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よーく考えてるな~!この日、何度も挑戦して・・この大きい跳び「あっ!今とべた~っ!」と、Aちゃんでしたよ。

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そんな様子に、次々やってきた、もみのきさん!まだ入園1年目ちょっとドキドキで様子みながら周りをうかがってのSoくんも、うれしそうに「オレも~!足して~!」と、自らやってきましたよ!

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そして・・さっきまで、鉄棒さわったり、ほっこり遊んでいたTちゃんがやってきた!・・Tちゃんは、ならんでるみんなの前にやってきて、私のひざに「ドン!」と足を乗せて「やって!!」と、いわんばかり!!

並んでいるまわりのお友達はみんな・・・このTちゃんが来たタイミングを(すぐしたいんよね!と)分かって、ちゃ~んと見守ってくれて、先に行かせてくれるのですよ。

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もちろん!ほっこり子ども時間もたっぷり!桑の木の下は、暑い夏でもいちばん過ごしやすくて気持ちいいね!

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カマキリを渡らせてみよう!と、・・・「いけるかな?」「大成功~!」

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こちらは、本物の家庭さながらの「おうちごっこ」もう、ごっこと呼ぶのは失礼なくらい「家族文化・社会」を再現しながら創りだしている、今年のもみのきさん。

お母さんのSちゃん「ちょっと待ってってね。今、おいしくご飯つくっているからね。」と、その手つきは・・・つくりながら「あっ、今のうちにお茶碗あらってしまうわ」「お風呂に先にはいっちゃってね。」「明日は何食べたい?」などなどごっこ遊びだけでなく、つくりながらの所作や段取りが、本当に「家庭の文化!」

お父さんのKiくん「おれはサラダつくろか?」おかあさん「じゃ、これ、混ぜておいて~」

 

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そして、お父さん「今日は仕事遅くなるから、ごはんはいらないしな~あ~つかれたな~。いそいでいかんと!」とか、ワンクール終わると「今日は休みやし、友達と釣りいってくるわ。釣れたら持って帰ってくるしな」(そのお父さんのお友達はKaiくん)お母さん「は~い!いってらっしゃい~。・・さっ、おいしいお魚つれるかしら?」なんてつぶやきながらせっせと家事?を進めるくSちゃん。

横にいるKatくんは「小学生のお兄ちゃん」らしい。「ただいま~。今日は宿題があるねん、音読と~すませてしまうわ」 お母さん「は~い」 おにいちゃん「あとは、リコーダーの宿題もしてくるわ」しばらくして母「ご飯できたわよ~」おにいちゃん「おなかすいたな~。いただきま~す!お父さん、魚つれたかな~?」母「まだ、帰ってこないわね~」

 

 

 

 

 

お父さんと、お友達、しばらくして、帰ってきたよ「ごめ~ん!今日は1匹しかつれへんかったわ~」

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そして、おにいちゃん「今日は学童のデイキャンプいってきま~す!」と、お出かけ中。

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お友達家族がだんだん増えていく様子に、Sお母さんのご飯支度のお皿が増えていく~。

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まだまだここに紹介しきれない姿とエピソードがいっぱいですよ

こうして、ちいさな社会の中でしっかり生きている!感じている!考えている!視ている!そして、そのまるごとを感じながら、家族のありようや自分自身・仲間をとさらに深いかかわりの楽しさと経験を広げていくのですね。