おうちで過ごすみつばちっこ&地域のこどもたちへ!&もみのきさん、すご~いっ!!
2020年5月31日
保育園の仲間も1日1日と増えてきました!6/1からはゆるやかな家庭保育協力となります。
14日まで、感染拡大しないことを願って&95人のお友達の笑顔があつまって、にぎやかなみつばちになるのも、もうちょっと?かな?
地域の皆さんからも、少しづつお電話を頂いています。
もう少し、お待ちくださいね。
さて、本日は小さいこどもたちだ大好きな手遊びですよ!
しいのみのかよちゃん&ピアノはさっかいさんですよ。定番手遊び&簡単なので、ぜひ覚えてね!
そして・・先週のもみのきさんの様子です!田植えをする前のあさも畑にて。
さて?なにをしていると思います???
今年もしましたよ~!!「鯉つかみ!!」
昨年度、田植え前の過ごしをあれこれおもいめぐらしながら・・・そういえば、昔あった商店街のお米屋さんで、鯉の絵と一緒に「田鯉農法」って、なんか見たよ~な?と、思い出し、浅本くんに相談したのがはじまりです。そして、昨年度初めてやってみた「鯉つかみ!」
今年の年長さんには、ダイナミックにはじけてほしくって、大~~きな鯉を用意しましたよ!
さあ?どうかな~?
何も知らず、いつものようにあさも畑の田んぼに遊びにきたもみのきさん。「あっ?なんかいる??!!」
「Sがな、田んぼにザブン!って飛び込んでな、こうやってガシッ!って、つかまえはんねんで~!」と、何人ものもみのきさんが教えてくれました!鯉つかみ名人Sくん、すごいな~!
その姿をみて、どんどん仲間が挑戦!!
やった~!大きな鯉やな~!勇気あるな~!
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ちょっと、ドキドキのおともだちも、仲間と一緒なら大丈夫!!つかまえたっ!
「 田鯉農法」は、稲の間に生える雑草や害虫を鯉に食べてもらい、無農薬で育てる方法です。土をかき混ぜてもらうことで酸素や栄養分もいきわたり、稲がよく育つのです。なので、本当は、鯉にお仕事してもらって収穫前にこの鯉つかみの姿なのですが(そして、その鯉もお料理していただく)。・・・あさもの田んぼでは、その前に鯉を空から狙う生き物が・・(昨年もそうだったらしい)
なので、田鯉農法は実現できないのですが、こどもたちには、鯉や合鴨(合鴨農法も同じく)などなど、自然は繋がっていきながら恩恵をうけて命が育っていくことをいろいろな形で継承していきたいと思います。
「なんで、田んぼで鯉つかみ?」そんなところから、ね。
みつばちっこに身体を貸してくれた鯉さんたち。どうもありがとうでした(しんどかったね~。ごめんね)
このあと、今回の鯉は近くの川にほっこり泳いで放流しましたよ。
追伸・・・保育園ではもうじき決算です。予算を組む時、みなさんの税金で委託費が入り、それをこどもたちの保育に返すのに、限られた大切な財源をどう使うか?補助金をどう使うか?いろいろ考えます。日々もそう。
こどもにとって本当の意味で、豊かな育ちと環境を実現するには・・・。
そんな事をあれこれ思いめぐらしながら・・・
◎万円をキャラクターのプラスチック知育玩具に使うなら、この大~きな鯉に惜しみなく使う!
◎十万円の立派な既成遊具を取り付けるなら、トラックい~っぱいの安全な土や砂を入れる!
毎月◎十万円で専門講師を依頼して教室するなら、毎月おもいっきり自由に遊べる「畑」や「水」を確保する財源に使う!
◎百万円の整った自動設備をいれるなら、ぬくもりのある質のいい木を存分に使い、想いを共にする信頼できる職人さんの手で藤棚を創り、こどもや大人の眼にふれる豊かな植栽を植え、テラスも木にこだわり張り替える!
そして、人なくしては保育はなりたたず。たとえ「人件費率高いですよ~」といわれても、ゆずれない!
そんな事をしながらも、健全経営をしなければ本末転倒なので、こまめに電気は消して回る。補助金獲得に書類と格闘。事務の先生は裏紙を丁寧リサイクル。3人の運転手さんは自分たちであちこち修理を考えてしてくれる。こどもも「紙ちょ~だい!」と、裏紙をもらいにやってくる(笑)
新型コロナにかかわる課題あれこれ出てくる中、国や自治体の保育予算がもっと保障されるように(一番は配置基準の見直しを!!)声をしっかりあげなければ!と思います!
大きな鯉を見ながら、こんなことが浮かんでしまう昨今です。
そして、みつばちっこたちの表情をみていると「間違いなし!!」と、確信!
いっぱい遊ぼう!!そして、五感に響く経験をいっぱい重ねていこうね!
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