♪みつばち畑のパピプペポ♪
2021年4月18日
♪ぼくはスコップきみはくわ オイラは土の運び役〜♪
この時期になると、毎朝ホールからこの歌声が聞こえてきますよ。
かこさとしさんの「にんじん畑のパピプペポ」の絵本と歌と、まさに一緒。みつばちっこの大好きな絵本です。
お山の保育園では「畑仕事」で一年が始まります!憧れていた道具を初めて使って、夏野菜の準備が始まりました。
奥の方では、ポプラさんが、昨年の畑の網のお片付け。ありがとうね。
また、別の日も!山へ上がるたびに「畑仕事」に大はりきりです
あこがれの鍬を初めて手にして、力強く耕すよ!
みつばちでは、子どもたちの発達や理解に合わせた時期に、「本物の働き手」として「本物の道具」を手渡します。働くみつばちっこ!
思っていたより、結構力がいるぞ〜。持続力、集中力も必要です。がんばってるね〜!
年長さんの様子を見つめる、ポプラさん!「年長さん、すごいな〜!」
そして、4歳児ポプラさんもスコップを手にして、大はりきり!「真っ黒な土になってきたで〜!」
「あっ!なんかいた〜!」栄養たっぷりの畑の土のなかには、幼虫もいろいろ出てくるよ〜。
見つけては「大きくなってや〜」土のおうちに返してあげて「なんの幼虫かな〜?」
「カナブンかな〜?」
そして、また続きますよ!
夏野菜、何を育てようかな〜?楽しみ!楽しみ!
。
ちなみに、絵本作家かこさとし(加古里子)さんは、平和を強く願い、人や自然がありのままに生きることの大切さと素晴らしさ・子どもは野山でいっぱい遊び、出会い、発見し、自らで育つ生き物であるということ・大人は子どもたちに何を手渡すべきか、など、さまざまな作品を通して、深い願いと幾重の実体験を通して伝えています。
「欲しいものは、お金で買えるものではなくてね。自分のやりたいことをやらせてくれる時間だったり、そういうことに挑戦するのを励ましてくれることでよかったんです。そう思っている子どもって多いと思う。でも、親がそれをわかっていない。」(かこさとしさんの言葉。絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」のだるまどんのエピソードです)