野の花さん(0歳児)が遊ぶ&育つ「お庭」・・Part1
2021年7月12日
大きいみつばちっこは、お山の保育園や市内中を庭にして遊ぶ毎日。
小さいみつばちっこは、本園のお庭でいっぱい遊んでいますよ。
小さな園庭ですが、子どもたちが自分の意志で「行ってみたい!」「さわってみたい?」「あれ、なんだろう?」と、見つけ、行動し、経験を重ねていく・・・そんなひとつひとつが、しっかりと生み出され、実現できるようなワクワクのお庭。
砂・土の感触や変化は、まさに感覚器官と子どもたちの好奇心をくすぐる!
楽しいな〜!夢中で触る!触る!
ちなみに、赤ちゃん部屋の前にある嵐電の枕木で囲われた中の砂は細かなサラサラの砂。少し湿り気を含むと、小さな乳児さんの手でも優しく造成できるくらいの塩梅の砂を吟味して選んであります。しっかり乾くと海の砂浜のような感触に変化。
そして、築山と園庭全体はしっかりとした真砂土。真ん中に作られた築山もしっかり足を踏ん張って登れるくらいの塩梅です。水を含むとドロドロ。ヌタヌタにしっかり重く変化。複雑な造成遊びにも対応できますよ。
そして、ちなみに西山(お山の保育園)の大きな10トントラック10台分の築山は又違う山土。湯の花温泉近くと長岡京で採掘された土が入っています。土も色々あるのですよ〜!
この築山は一年中「今の子どもたちの身体の発達や思い、遊び」に合わせて、一年中高さも形もその時々で変化していきます。(担任がこだわって、又、運転手さんも手伝ってくれて、シャベルを手にこだわって変化させています。又は、大きなみつばちっこたちも楽しくどんどん変化させてくれます
いっぱい遊ぶなかで、自然に全身の隅々まで使い、小さな手足も踏ん張って、登ったり降りたり!突き出た大脳と言われる足指も、足裏の感覚も、手のひらをしっかり開いて腕で身体を支えたり! すごいな〜!入園してから初夏。ずいぶんたくましくなったね〜!
こどもの過ごす環境は「すべての“人“にとって心地よい環境」
「心にも眼(まなこ)にも、他すべての感覚に優しく、生なる命の営みが四季を通して肌で空気で感じられるお庭に・・と願いながら、みつばちの植栽を手がけてくださっている「日日庵」の白石さんに色々相談にのってもらいながらの、お庭です。
いちょうが青々と風に揺れる。金柑のおいしい葉っぱで生まれたアゲハ蝶が舞う。
思わず、指差しが生まれる瞬間!
昨年「赤ちゃんのテラスに優しい木漏れ日を」と創った藤棚は、今年、緑の蔓が青々と伸びて本当に優しい風景。
テラスからお庭への段差は、ハイハイの赤ちゃんが腕をグッと支えて自分の意志で降りられる高さになっていますよ。
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このお庭で、毎日存分にあそび、豊かにそだつ・発達する、野の花さんです。