もみのきさんの竹馬づくり・・・Part Ⅰ
2021年10月9日
園庭で自由に金槌やノコギリ使って制作中のもみもきさんの傍に・・
ながーい木材を運び出してみました。
「それ、なにすんの?」と、何人かのもみのきさんがやってきましたよ。
“竹馬の足を乗せるとこの木やねん。ちょうど、いい長さに切れたらな〜と思って考え中やねん“と、話すと・・・
「竹馬〜!!!つくりた〜いっ!!」
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ということで“じゃ、まずはこんな風に、おんなじ長さに切るところを目印して線引くねん“と、伝えました。よ〜く見て・・・「うん!分かった!!!」
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理解力。。仲間と一緒にするならば、さらに全体像を考えながらの作業です。
よーく考えて、声かけあって・・・なかなかいいぞ!
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ごくごく自然に、役割を分担しながら集まって作業しだした5人。気持ちも合わさる!
その様子を見て、一人、また一人とやってきては、自分たちのタイミングで「する〜!」
“どうぞ!どうぞ!“それぞれが、相棒を見つけてきては、どんどん仲間が増えてきました。
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いい意味で、自分の意思もはっきりと伝えられるようになってきたもみのきさん。
自然に集まった仲間。好き嫌いでなく「今、つくろうぜ!」「竹馬作りたいっ!」というタイミングが一緒どうしのお友達がいい形で合わさりだしましたよ。これも、運動会を経ての、大きな変化です!
そんな中、Nちゃん、Aちゃんが、スッと自然にこだわりなく仲間に入っていくのに躊躇。手が空いているお友達や、他にもたくさんいるのですが、なかなかそこには行かない・・。ふわっと出来上がりつつの集団にごく自然に入るのも「もう、他の人としてはるもん・・・」とためらいが・・。
少し、新たまって「・・・寄せて・・・」「・・・一緒にしよ・・・」
でも、そんなことにこだわっていない仲間たちは、いいともだめともいう伝え方はしないようになってきて「オレ、今まだこっちの作ってるし出来ひんわ。もうちょっとしたらするで〜」とか、竹馬の足作るのに夢中になりながら、さらりと「じゃ、ここする?」とかの返答が返ってきます(なかなか成長やな!と)
一方、はっきり「寄ってもいいよ」という返答がないとやっぱり不安で入れない。。でも、他の人とはちょっと避けたい。。。の姿の2人。そうこう揺れながら、随分時間も経ち・・・大切な時間。
“作りたいお友達、どうぞ!どうぞ!お好きに力あわせてどんどん作ってや〜!2、3人でも3、4人でも5、6人でもなんでもええで〜!まだまだ、いろ〜んな人もいはるしな〜“と、それとなく笑いつぶやきながら、少し後押しの声を出してみました。
だんだん動き出した2人!それぞれが、いつもはなかなか関わることのないお友達に声をかけに行き出したり、タイミングを待ちながら、仲間と創る!創る!
そして、みーんなが作り出しました!
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自由に金槌やらでの制作や柿とりに遊んで、竹馬の足も作って〜、あ〜お腹空いた!ほっこりおいしいお昼ごはん!あこがれていっぱい見にきていたかえでさんも一緒だね。
そして“みんなの切った木な、こんなふうに足乗せるねんで〜“と見せて“足の裏にトゲが刺さったら痛いし、ヤスリでツルツルにしよっか?“と話すと、食べ終わった子たちから次々やってきましたよ!
ちょっとだけしてすぐ「出来たで〜!」というもみのきさんに“ほ〜ら!もっとツルツルになるねんで〜!“と、目の前でツルッツルにヤスリをかけてみました。「うわ〜!すっご〜い!」
そして、もう、」どの子も真剣&夢中!すごいよ〜!
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思い思いの場所で、自分の満足いくまで!ステキ!
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