年長制作。お山の保育園「縁側」造り・・・PartⅠ
2021年11月6日
竹馬作りを通して、仲間とどっぷり関わりあい、友達のいろいろな姿や想いも、その中の自分ともしっかりと出会い、避けずに向き合いながら「人と関わることの深さ」の意味を、ひとつひとつの実体験を通して、苦労しながらも実感し出してきた、年長さん。
この生まれだした姿を大切に、引き続き、竹馬を作った3人(4人)チームで、さらなる関係を深くしていこう!と、年長制作が始まりました。
それまでには、廃材の自由な制作から始まり、大工さんの家作りの様子も見せてもらったりして、、、
いよいよ、4日から西山の園舎の床につなげて置ける「縁側」を作りはじめています!
材料が園庭に並び出し、山田くんが測りはじめました。何?何?ここ切るの?手伝いにやってきた2人。
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本当にたくさんの材料を、何十箇所も切る!しかも、いよいよ本物を作るので「大事にね〜!真っ直ぐに切るよ」ということも、その方法も伝えました。
今までのように、「やりたいこと、やりたい時だけやって、あとは私・僕は、おしま〜い」ではできません。
3人(4人)揃っての粘り強さと集中力・考え合う力・持続力も必要です。
竹馬の時は、ばらついていた姿でしたが、もう、本当にどのチームも最初から気持ちひとつにして、夢中。でいて、肩肘はらず、楽しみながらも、本当に嬉しそうに、そして凛とした姿で集中して取り組む姿!
もみのきの仲間として、本当の意味で、大きな「集団の育ちの節」を迎えだしましたよ。
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竹馬作りの時、思うようなグループにならず、本意でない思いを出しながらも、作って行く中で変化を見せて行ったこのチーム。
今回、最初から、本当に楽しそうに、お互いと、一緒に作ることを真っ直ぐ感じている姿がずっと!受け止める側も自分の一方的な思いを調整する側も、竹馬作りの経験を経て、仲間の「こんな風に思ってはるよね」「あんなこと、こんなこと、あるよね」という心根を、しっかりと信じて、あれこれ楽しくも知恵を出し合いながら進んでいってました。すごいな〜!
他のチームも、同じように竹馬作りを通して知った、感じあった、仲間としっかりと協調しながら!
子どもたちのしなやかさと、真っ直ぐさに学ぶこといっぱいです。
竹馬作りの時、何度も涙して考えあって、本当に苦労したこのチーム。
今回、4人で最初からがんばっています!ゆっくりペースになることもあるけど、焦らず、目の前のことを大切にし、又、ちょっと気持ちが合わなくなりかけることもあったり、言葉がきつくなることもあるけど、修正し「4人で!」と、思いながら、がんばっています!
本当にい〜〜っぱいの材料を切るので、2日はかかるかな?と思っていたのですが、給食の後も、おやつの後も、みんなごく自然に仲間で再開し、夢中で続けて、帰りの園バスがくるころには、ほぼ全部切りおえました。後半の踏ん張り、どこもすごかったですよ!
まだまだ続くよ!楽しみ!
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