もみのき年長合宿!二日目!
2021年11月14日
二日目の様子です!
早朝から目覚め、西山の心地よい朝のなか朝食づくり!
2日間共いいお天気の中で、存分の西山の秋を感じながら過ごすことができました。
朝日の中「竹馬さんぽいきた〜い!」気持ちよかったね〜
ちょっとドキドキ竹馬と距離があったNくんが「行く〜!!」と、やってきました、初めての竹馬散歩です!
RちゃんやTちゃんが、迎えにきてくれて、そばについてくれていましたよ!
満足げな姿!「N、竹馬さんぽいけたよ!」と、うれしそうにみんなに報告していましたよ!
朝ほっこりそれぞれ、朝日が輝くなかで、焚き火や竹馬散歩でゆったりとしたひとときのあと
「昨日のお話の続き読んで〜!」と、もみのきさん。
「森は生きている」の読み聞かせの続きから1日が始まりました。
そして、この後「年長制作・縁側造り」での、いよいよニス塗り!
一日をかけて、仲間と力を合わせるよ!
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たくさーんの材木にニスを塗って・・最後にもう一回重ね塗り。
お昼ご飯を食べて、もうひと頑張り!
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しっかりと乾くようにどんな風に置いて塗るか?支えはどんなふうにしようか?ニスが入っているバケツはどう置こう?塗り方は?いろいろ考える事があるよ。
3人(4人)でそれぞれ知恵を出し合いながらの姿。
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おやつどき、焼き芋の準備をしながら、ほっこり
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焚き火にあたって、ホッカホカの焼き芋おいし〜い!
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さあ!最後のひと頑張りやで〜!
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2日間共にどっぷり寝食を共にしながら仲間ととことん一緒に暮らす中で、時にぶつかり、向き合いの場面もいろいろありました。(この場面以外にも・・こそっと離れてパチリができなかったのですが、朝の場面やニス塗りの場面でも)引き続きの深い心根の営みです。
大切な大切な経験。同じぶつかりでも、その質や意味、心根や言葉も確かに、変化してきました。
合宿の朝、こんな出来事も・・・
畑から走ってきたKくんとEくん。「なんか、鳥が畑の網のとこにいるねん!」
急いで見にいくと・・・ヒヨドリが網にひっかっかっていたのです。大変!
身体は動かないのですが・・よく見ると目が動いている・・・
「急いで!!ハサミとってきて!網絡まってるの切って助けてあげんと!」と、私はぶら下がっているヒヨドリを支えて、保護した時の事・・・。
もみのきさん・・・畑の様子に気づいた10人程が集まってきたものの、Kくん以外誰も走らない。。
・・じーっと見ながら「**行く?」「Kが行ったしいいんちゃう?・・・」「待っとく・・?」「どうする・・」・・・と、つぶやくものの、お互い顔を見合わせて立ったまま。。
思わず“こんな時にジッとしててどうするの!考えてる場合やない!早く助けんと死んじゃうで!早く!“と叫ぶ私の声に、やっと。。という感じで動きだした頃、Kくんと山田くんがハサミを持ってきてくれたのです。
そっとそっと絡まった網を一本ずつそっと切り・・・なんとか足と首と羽根が取れて・・。その後、離れたところにそっと置いて、飛ぶのを待ちました。しばらく見ていたのですが、飛ばず。。。
人間にびっくりしているかも。。と、しばらく離れてから、また様子を見にいくと、。無事飛んだよう。そこにもういませんでした。
「よかったな〜!飛ばはったな〜。」「助かってよかった〜」と、何度も言いながら見に行って安心したもみのきさん。
その時、関わった子どもたちに、伝えました。
“本当に大事な時とか大変なとき、自分がしなくても誰かやってくれはるわーとか、どうしよかなーって見ているだけ。口であれこれと言うてるだけは、違う!大事やなって思ったときこそ、人におまかせにしないで、エイって自分で動く事が大事なんやで。。。あなたたち、Kが走っていった時、誰も一緒に行かへんかったやろ・・・小鳥さん、助かってよかったな。。。」と。
グッと聞き入って、うなづいていた子どもたちの姿。。体裁でなく、感じてくれたうなづきの表情でした。
夕方の帰る前に、とうとう塗り終え、やった〜!
「今日、絶対に塗るねん!」「次は釘で組み立てるんやろ?早よしよ!したいっ!」と、もみのきさん。
2日間の年長合宿、楽しくも、粘り強さに挑戦しながら、仲間を知り自分を知り、感じながら一緒に暮らしやり遂げる事を経験した、年長さんです。
ここから、さらにこの経験を基盤にして、仲間への広がり・・19人の仲間と共に就学前の歩みが続きます!楽しみ!