140年ぶりの神秘のひととき
2021年11月19日
お迎えで外も暗くなった18時ごろ。
「まるちゃーん。外、月がすっごいキレイよ〜!」と保護者の石井お母ちゃんが窓から教えてくれました。
え〜っ!そうなの?
夜空を見上げにいくと、うっすら深く紅色の影をうつしたまんまるい月に、ほんの少しの光が。
部分月食の今日。どうやら、一番欠けていた時間帯だったみたい!
保育園のテラス真正面から見える、いつもと違うお月さまを、仕事からお迎えに来られるお母さん、お父さんたちと子どもたちと、入れ替わり「お月様がかくれんぼしてはるんやって〜」と眺めるひととき。
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何?何?勤務上がった先生たちも帰り道を止めて、思わず集まってきましたよ。
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おしゃべりしながら、ほっこり夜空のお月様をみんなで愛でるひととき。
あれこれ入れ替わりながら、今度はだんだんお月様がかくれんぼから出てくる様子を見上げる。
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そして、子どもたちが帰った保育園で、大人たちだけで楽しいおしゃべりもしながらほっこり愛でるひととき。
今回のほぼ欠ける状態の部分月食が日本全国で観測できたのは140年ぶりだそう。歴史が紡がれる中で、140年前の人々はどんなしてこの月を眺めていたのかしら。
そして、今度は65年後らしい。。
65年後のこの日、今のみつばちっこたちは、もうすっかり大人になって暮らす世の中。平和な営みが守られていますように。。そのために私たちは「今」をしっかり紡いで手渡していこう。。。
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静まった保育園。時間がゆっくり流れるひととき。月を愛ながら、子どもたちのこと、保育のことや、たわいもないおしゃべりに大笑いしたり・・・大人もこんなして、仲間とほっこり長く語らうひととき、本当に久しぶりでした。(コロナ禍でこんな時間も取れないものね)
本当に幸せで愛おしいひとときでした。
いつも頑張ってくれているみんなに、お月様からのプレゼントかな?ありがとう。
そして。。20時ちかくなる頃、満月になるまでみんなで見届け終わり「あ〜!キレイやったな〜!今度は65年後。貴重やったな〜。もう見れへんし、見れてよかったな〜!」「見れる人もいる?」なんておしゃべりしながら、最後はなぜか?みんなで月に向かって手を合わせて「お願いごと」でしたよ。
月を愛でられる平和・平穏な日々に感謝