2022年1月

恒例!かえで交流会獅子舞!

みつばちっこ

今日は、3歳児かえでさん保護者交流会でしたよ。

このクラスの保護者仲間で、1歳児しいのみの時から始まった「獅子舞交流会」

昨年がコロナで出来ずでの今年。何とか、対策をとりながらで園の活動を小規模で進めて開催してくださいました。

 

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Nくん母ちゃんの手作り獅子舞に、Dくんお母さんの本格派な迫力いっぱい躍動する獅子舞!(本当に、かっこよかったですよ〜!)

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かえでさんの子どもたちは、最初、大泣きで怖がっていた子も「頭ガブリしてもらったら元気になるで〜!」と、していくと、だんだん大丈夫?に!

親子で参加者皆がガブリしてもらって、一年の元気&無病息災をお願いしてもらってました。

(私も、今回篠笛で誘っていただいて参加。ガブリとしっかり噛んでもらいました。コロナよ!退散!)

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事務所ににげ込んだYくんも!がんばった〜!

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舞終わって、獅子の中からDくんかあちゃんが出てきました!みんなでパチパチ〜!

すると、小学生んくんとSくんが「俺たちもしたい!」と!

そして、2人で何ともも素敵に二人羽織での獅子舞をしてくれましたすご〜い!その後、年長さんも「ボクたちも、獅子舞作りたい〜っ!」と、いろいろ思案中でしたよ。

 

大人の本気の思い派、しっかり子どもたちに響いて手渡されていくのですね。そして、かえでさんの子どもたち、また来年・再来年と、年を重ね大きくなって獅子舞に出会うの、楽しみ!その時は、どんな風に感じて出会うのかな?

 

役員の皆さんを中心に本当にありがとうございました。

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追伸・・・

土曜日の夜は、年長もみのき組の交流会がありました。

例年、お泊りで夜な夜な、子どもたちのこともそうですが、その周りの私たち・大人たちは?と、語り合う機会がこの時期出てきます。

特に年長児の育みは生き方を手渡す営み・・・まさに、大人の考え方がそのまま子どもたちに手渡されて行きます。

そんな中で、大人も自分と向き合う機会になっていく・・。

 

今回コロナ禍で、時間を限定して短時間だったのですが、でも、今回は本音で語ろう!と、少しずつ・・・少しずつ・・・

子どもたちが、体裁や綺麗事でなく、しっかりと自分の意見や、人に対しての多様性や柔軟さ、先入観を取っ払いながら、少しずつ向き合い出してきている中、あと一歩・・・

果たして、大人はどうだろう?

 

保護者も、担任も、一緒に弱さも悩みも、悶々も、少しづつ出し合いながらの時間でした。

 

人が人と関わるって、大人になれば本当にエネルギーがいる。楽な方へ。。わかっているけど、自分ごととして行動するには躊躇したり・・ぶつかりを避けて無難な方へ行ったり・・

自分の価値観で凝り固まったり・・・分け隔てなくが難しかったり・・・。

でも、エネルギーがいる分、本当に向き合うと、深く深くその意味を考え合えたり、生み出せたり、自分自身もしなやかにそして強くなって、大人も成長しながら、本当の意味で支え合う仲間ができていくのでしょう。まさにそれが「しなやかに・・強く・・生きる力」なのだと・・。

 

コロナ禍で、さらに関わる機会が減り、その分LINEなどのツールを使うことが増える分、言葉のみが画面で先走り、お互いの真意が伝わらなかったり、誤解が連なったり、意見が一方通行になったり、、本当に弊害がいっぱいです。

 

やっぱり、人間は直接、眼と耳と表情と・・全ての感覚で人の思いや自分の思いを紡ぎ重なりあわせながら、社会の中で関わり合う生き物なのです。

 

 

でも、コロナ禍でどうしても、そういうツールを利用することも必要になってきています。

だから、こんな時だからこそ、そのことの大切さを皆で確認し合いながら、生み出し、立ち返り、一人一人が意識していくことが必要なのでしょう。

 

 

そんな話を、保護者の皆さんの話の中だったり、年長の子どもたち仲間集団の姿も重ね合わせて、、の時間でした。

終わりかけに、Rちゃんのお母さんが「みんなのひとりひとりの話(大人自身の)聞いてて・・自分もそうやけどほんま、Sのお母ちゃんはSに、Kのお母さんはKに・・み〜んな、我が子の子どもに見えてきたわ。ほんまにそっくり。」と。

我が子のいいよな、と思う部分は大人自身の素敵なところ・我が子に求める“こうあってほしい“と思う弱さや課題は大人自身が向き合わないといけない事。

そうよね。誰ひとり、同じ人はいない。それが普通よね。いろんな考え方や得手不得手、正確も出し方も感じ方も違う。。だから「人間」って関わりあって素敵に生きられるのですよね。

そのことを本当に認め合いながら、その違いを、なれ合いやぶつかりでなく、共有して考えあって豊かに生み出していけることは、まさに人間の豊かさなのでしょうね。

 

だからこそ、その向き合いからは逃げてはいけない。。決して綺麗事でできない、その先には、必ず自分自身に返ってくる深い営みと喜び、ひとりでは生きられない、だからこその人間としての尊さや、愛おしさ・感謝に出会えると・・・。

そんなことを、私たちはたくさんの子どもたちの姿・無垢に真っ直ぐ今を生きる子ども達から、いっぱいいっぱい学び続けています。

 

保育は「生き方を手渡す営み」です。。。

子どもたち、それぞれが、ひとりひとり、自分を、喜びも苦しみもいっぱい人生ありながら、それを尊い・愛おしいと感じながら歩んでいける糧になっていく種を蒔き・・・

 

大人は、その根っこをしっかりと支え、吸収していける「豊かな土」であるよう、皆で、これからも歩んでいきましょう。大人が変われば子どもも変わる!

 

 

大切な時間を、もみのきの保護者の皆さん、作っていただいて、本当にありがとう!