2022年2月

愛おしく大切な毎日

みつばちっこ

オミクロン株の感染拡大で、京都市内の保育園も次々休園を余儀なくされる中・・・

 

2月の節分を終え、ここから後半の保育の充実へ!と向かう矢先に、とうとうみつばちにも、新型コロナ第6波の波が押し寄せて、休園となりました。

 

どんなに気をつけて感染対策をしていても、誰が感染してもおかしくない日々。

保護者にとっても子どもたちにとっても、職員にとっても、本当に厳しい期間でした。

 

休園期間中にも、家族内感染や新たな発熱・陽性の連絡が次々。保健所機能もパンク状態で何千人待ちとのことで該当者への連絡は滞り・・。あちこちの病院もキット不足でパンク状態とのこと。そんな風に、本当に現場の皆さんは疲弊しながら昼夜問わず動いて下さっている中でも、課題蓄積で不安いっぱい。

 

家族感染の厳しさや、保育園が休園になり仕事の都合をつけることの厳しさ。。。どちらも見通しが持てない中での不安がいっぱい。

待機期間の保護者の皆さんとやりとりが続く中で、「今日も晴れてるね・・・」と、窓から外を見上げてつぶやく子どもたちのことを聞いたり、電話口で親もしんどいのに、子どももしんどくてぐずる声が聞こえてきて胸を痛めたり・・・

保育園として、1日でも早く開園したい思いとジレンマ・過多な対応業務に追われながら、休園中でも緊張感が切れない日々。職員も不安と緊張の中で、1週間後保育再開となりました。

 

まだまだ、職員も保護者・子どもも待機期間継続中で初日は約50名程の再開でした。4C81ECED-100A-4394-85B5-75FDEBD6B54F

 

久しぶりに出会うみんなの笑顔!何気ない日常の風景が愛おしい。

子どもたちはやっぱり、お友達と出会い一緒に揚々と遊ぶ、本当にうれしそう。

先生たちも、本当に糸が張るような緊張感は続く毎日。けど、子どもたちとやっと一緒に過ごせることが本当に愛おしくって。

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みんなで久しぶりにする竹馬の楽しいこと!

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一本乗りの挑戦だって、早くしたかったもんね〜!

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久しぶりの登園、ワクワクいっぱいで保育園中で笑顔溢れて楽しむHくん!かくれんぼで「みーつけた〜!

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1日、1日。少しずつ仲間が揃ってくる!「Mが来たで〜!」仲間が増えていくたびに、大喜びで、そして、早く「荒馬作りた〜い!」といっていた、たすきの縫い縫いも。

溜め込んでいた気持ちがいっぺんに、集中力とやりたい気持ちに重なっていく!

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ポプラさんも、少しづつお友達が増え、今週に入ってみんなが揃いだしました!嬉しいな〜!

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お友達がいっぱいいて、かかわる風景。・・子どもたちの活気と笑顔いっぱい本当にこの久しぶりの光景が愛おしい。職員みんなもうれしそう。

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みんなでする、リズムも心がはずむ!

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かえでさんも、思わずまねっこ!まねっこ!

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そして、年長さん。初めての水彩画も。

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「森は生きている」のお話の絵を描いていたHちゃん・Kくん・Tちゃん・Nちゃん。

「お話聞いて〜!」と、いっぱい思い思いの場面をお話ししてくれましたよ。

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今週頭から、やっと少しづつ通常の保育園の様子になってきました。(しかし、感染前よりさらに保育の場所を細かく分けたり、さらに食事時、昼寝時の分散化をやむなく行ったり、みつばちならではの異年齢の本園での過ごしも経過時間に配慮したり、など、一旦終息するまで以前とやむを得ず変えた部分もいくつかあります。布団を離してお隣に友達がいずお昼寝している光景は・・本当に胸が痛く寂しい思いです。早く、少しでも普通の暮らしにしたい・・・)

 

 

 

京都市内コロナ禍はまだまだ続いています。地域によっては、保育園が現在も全体の3分の2休園している地域も。西京区もまだまだです。本当に先が見えない不安はまだまだの毎日。

 

しかし、久しぶりに登園した子どもたちの姿を見て・・・

今までほんとうにたくさんの経験や過ごしを重ねて来た営みは、確かに子どもたちの根っこに育まれているんやな。この長い休園期間があっても、みつばちっこは小さい子から大きい子まで、決して後退したり留まることなく、生き生きと揚々と前へ過ごし生きる力が確かにある。

だから、すぐ当たり前の日常に帰るどころか、あっという間に次へ未来へ向かっていく!

 

すごいな〜!

大人も不安ばかりと戦っているだけでなく、越えていかねばな〜。と・・・学ばされることがまたまたいっぱいです。

保護者や関係者の皆さんも本当に大変な中だったのに、保育園に対してご理解ご協力いただき、逆に労いや心配、励ましの声をかけていただいたり・・と、この期間本当に支えていただきました。

 

本当に感謝申し上げます。と共に、この経験をしながら・・・

やっぱり、国民、市民を大切にする制度になっていないことを痛感。こんな未曾有の事態だからこそ、ここから考えて手直しいかねばならないことがいっぱいあると思うのです。

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そして、保育園の暮らし・営みは・・・さらに増えるさまざまな規制もやむを得ずありますが、でも、そんな中でやっぱり「子どもの権利」をどうして守り保障していくか。は、いつも問い続け、立ち返り、引き続き職員皆で力と知恵を合わせ、暮らしていきたいと考えています。

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