大原野の「田植え」
2022年5月29日
今年の年長さんは、乳児さんの頃から「大原野のあさも畑」を日常の暮らしの拠点にして過ごしてきました。(というより、本当に自然に当たり前に出会い関わってきた感じです。でも、それは持ち上がり担任みくちゃんの“当たり前の暮らしを出会いを紡いでいきたい“という思いの継続があってこそやな〜と。)
そして、そんな子どもたちがいよいよ年長になって「田植え」にどんな風に出会い、感じるのかな〜、と、私たち大人もこの日をとっても楽しみにしていました。
さて、あさも畑のあさもっちゃんの姿を見つけて、いつものように。
初めての田植えなので、まずは、田植え定規の使い方や苗の扱い方、植え方などを聞いて・・。
ひととおり説明を終えて「なんか、わからんなーとか、聞きたいなーってこと、ある人〜」と朝もっちゃんが訪ねると、これもまた普通に“は〜い”と手をあげて「前に行くとき、どうやって行ったらいいのかがちょっとわからへん」などなど、何人かがしっかりと、聞いて、そして「うん!わかった!」という感じで、始まりましたよ。
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労働への営みが、楽しさやよろこびに当たり前に実感できる、素敵な今年のもみのきさんさん。
田植えも特別なことでなく、まさに「出会った嬉しさと、自らが関わりながら仲間と労働することの実感」を感じながらの姿でした。
なので、大人の手はほとんど要らず「苗束」をわたすくらい。
子どもたちだけで、しっかりと最後まで気持ちが切れることなく、仲間と気持ちを合わせながら、自分たちのすべきことに無理なく集中して、焦らず、比べずで、コツコツと・・。
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「田植え、たのし〜〜い!」と本当に出会いと労働の嬉しさを実感しながら何度も満面の笑みでMIくん。その声に、共感しながら、フッと後ろを振り返リ、「わ〜!後ろ見て!見て〜!すご〜い!」と、大喜びのMちゃん。
心地よい集中と、一息の間合い。そんななかで、ワクワクの素敵な声が聞こえてきましたよ。
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ここから、またいっぱいの出会いがあるね。楽しみ!楽しみ!
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