あそびが生み出す子どもの「育ち」と「発達」・・パートⅡ
2022年6月9日
暑ーい、夏のようなお天気の日。こんな日は、やっぱりお水よね。
園庭やテラスでお水遊びの、しいのみさん(1歳児)と野の花さんも(0歳児)遊んでいましたよ。
しいのみの小さいグループさん。
小さな手指をしっかりと使って、カップを持ち、確かめながらお水をジブンで入れては、ジャーしたり、運んだり・・。
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そして、水場からお庭に出る段をヨイショと・・・
手でしっかり支えて足をしっかり上げて、またぎ、その空間や歩幅もゆーっくり図りながら身体を移動させて段差を超えて、水場と園庭を何度も。行ったり来たり
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子どもたちは、ただただ ジブンで「みず」を触りたくって・・入れたくって・・ジャーしたくって・・。
何度も何度も、ゆっくりあれこれ考え確かめながら、くり返すあそびのなかに、身体のこなし=脳への伝達や、認識が育まれて行きますよ。
ちなみにこの日は、乳児さんが遊んでいたので、園庭の2ヶ所の水場とテラス側の水道から、存分に「水」が流れ続けていました。
目の前に水が出したままなので、「あっ!水や!いってみたいな」と、子ども自身がジブンで見つけて、すぐ水の感触に触れられて、両手でしっかり持った入れ物にお水を入れることができたり。。
少し大きいしいのみさんは、蛇口を自在に開け閉めしてあそんだりと。。大切な「環境」です。
「もったいな〜い」と、止めちゃうと、もうおしまい=あそびも途切れてやーめた。になっちゃうもんね。
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そして、離れ側のテラスでは・・しいのみ組の大きいグループ。四月生まれのRくんとSちゃん。
何やら、夢中に二人だけでの「子ども時間」
遠巻きにそっと喉いてみると・・・
蛇口の先を手指でぎゅッと押さえたり握ったり、指の隙間から
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蛇口の先を手指でいろいろ加減しながら、押さえて・・・いろんな方向と勢いで、ピュ〜っと水が出るたび、顔を見合わせて大笑い。
今度は・・・蛇口ごとクルリと動かしてみて、また、手指で蛇口の先を押さえて加減してみると・・。あら〜!
難しい言葉はいらないよね。言葉はなくても、おんなじように確かめながら、楽しさと発見を共有して・・また考えて・・やってみて・・思うように「水」が変化したことにまた大笑い!
月齢が大きくなると、同じ「水」の変化もこんなふうに自分の細かな手指の調整と重ねながら「こうしたら・・こうなるんや〜」の楽しい発見を重ねて。。
「ジブンたちで・・こんなしてやってみたら・・・こんななった〜!じゃ、これは??」と、
そんな二人の様子に・・Tくんもやってきましたよ。Tくんは、器に蛇口から流れる水をジャーっと入れて・・。
その器にSくんとRくん、さっきみたいに蛇口を押さえてピュ〜っと水を噴き出しながら、Sくんの器に入れようとしていましたよ。その様子を見入る、Tくんでした。こうして、また真似っこしていくのでしょうね。
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同じ日。野の花0歳児さんは、テラスで、タライでのお水遊び。
広々ホールを自由にハイハイしながら散策。そして、テラスへ!保育園中あちこちが遊び場!段差もしっかりヨイショ!と
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水の感触を、存分に楽しむ。そして、感覚神経で取り込む。
これから、暑くなる季節の「お水遊び」楽しみ!楽しみ!
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