年長さんの「縄編み」
2022年7月3日
「もみのきさんになったら!」と、本当に憧れいっぱいだったこのクラス。
いよいよ自分の長縄を編む!
まずは、長縄の編み方の説明をじっくり見て、聞いて・・・
さあ!それぞれ思い思いの色を選んで・・
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いよいよ編み出しましたよ。
1時間半〜2時間半ほどかけて・・・手足に全神経を集中しながら。。。
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年長になって、初めての「年長課題」というものに向き合う瞬間。
全体として、日々の積み重なりがしなやかに生み出され、本当に気負うことなく自然な姿で出会う、もみのきさん!
一方で編み方は理解しているものの、頭で考えすぎたり、又、ちゃんとできてるかな・・という気持ちが邪魔をして、えいっとスッキリ今の目の前の縄に集中できず編み間違いを繰り返してはなかなか進まなかったり・・の姿の課題が見えた仲間も。
日常が浮き彫りになる・・だからこその、自分と向き合う「年長課題」の意味があるのです。
みんなが次々編み上げていく中・・涙がでたり、悶々と周りをながめたり、はあ〜・・・集中できない姿に後押し。「自分の縄やから自分で編むしかないよ。編み方はばっちり分かって大丈夫。あとは、えいっと他のこと考えずにしっかり編み切るしかないよ。」と伝えました。
そして、最後の何人かも全員、最後まで諦めず編み上げました!うれしかったね〜。仲間も「※※編めはったで〜!!」と、大喜び!本人も、やり遂げたうれしさ!
それぞれ、順に編み上がっていって・・。長さを見て見て・・・「よし!できた〜!」チョキんとハサミを入れて縛り、お名前書いてもらって・・。
うれしいな〜!自分が編んだたった一本の「長縄」やね!
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追伸・・・担任のあやのちゃんが「見てください〜!これっ!」と。
あやのちゃんは、西京開園3年目のみつばち卒園児。「年長のとき編んだ、あやのの縄跳びっ!」と、黄色と桃色の色褪せていっぱい跳んだ縄跳びをもってきてくれました。
そして「お宝入れに入っててん」という、お誕生日の袋と、いっぱい回して遊んだコマも。
お誕生日会の前に、チクチク手縫いした夜を思い出します。20年前。
まだまだ使える&そして年長さんの時いっぱい使って遊んで、跳んだよな〜。あそこもここもこの縄跳び腰に巻いて遊びに行ったよな〜!と。
今の年長さんも、ここから大きくなっていくのですね。
そして、今、嬉しくって使っている、クラス担任からのいっぱいの願いと思いこもった、毎年の「手作りお誕生日プレゼント」も・・この今の時を経て・・。
本当に、年長さん皆と担任たちの、これからの長〜い歩みが楽しみです。