もうすぐ「野に咲く花の日」
2022年8月22日
今週末、0歳児の暮らしと育ちを一緒に感じあう「野に咲く花の日(公開保育)」です。
赤ちゃん部屋から、ホールへ。だんだん出会いも経験も広がりながらの毎日。
一人ひとりの子どもたちが、保育園という大きなおうちで、日々成長発達していく日々の営みを「野に咲く花の日」当日は、そこに参加する大人、子ども、みんなで感じ合いたいと思っています。
段差や斜面を作っての遊具。
0歳児、ひとりひとりが、手足をしっかり自ら考え動き、自己実現していく身体、脳の豊かな発達を重ねていく。「突き出た大脳」と言われる、足指、手指をしっかり研ぎ澄ましながらの、大切な遊びですよ。
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♪ありさんとありさんと〜♪
赤ちゃん体操のひとつです。身体が前傾した瞬間にしっかり手が前へ自ら出て床にパッと手が開いて、支える。お顔もぐっと上げる力もついてきました。
こんな、ひとつひとつが、幼児さんになったとき、自在に全身をくまなく使いこなせる(こけてもパッと手がついて支えられて身を守ることができる。木登りしたって自在に手足で支えられる。座り姿勢も安定する背筋がつく。などなど)源になっていきますよ。
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手遊び、歌あそびもだいすき!まねっこ(模倣する力)や期待感も、そんな中で育っていますよ。
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揺さぶりあそび ♪あ〜かいとり ことり〜♪ 楽しんで身を委ね、心地よさも感じられるようになりました。うれしいね〜。そして〜
コロン!瞬間的にしっかり自ら身体を起こして、そして、だいすきな先生を探して、しっかりまなかい(目を合わす)うれしいな〜。
もういっか〜い!と、何度も自分でタオルに乗ってきますよ〜。
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そして、まさに「まなかい」の最初の時代。大切な時代。
途中入所で一番小さい3ヶ月のSちゃん。
優しく語りかけながら、金魚体操で、血液の循環を促し、全身の神経を整えていきます。
しっかりと、岡ちゃんの眼(まなこ)を見つめるSちゃん。
マスクで、なかなか発達を阻害してしまう懸念もあるのですが、子どものそだちと大人の思いはそれを乗り越える力がありますね。
岡ちゃんが、全霊の眼差しと声掛け、思いを寄せて、でSちゃんに働きかけると・・・
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すてきな微笑み!まさに、人と人がつながり合うことの、大切な営み・発達の源ですね。
赤ちゃん時代の大切な営み。
大きくなっても、幼児、小学校、思春期になっても、この姿が原点なんだよねと、実感します。
無垢な安心感。気持ちを真っ直ぐ自分に向けてくれる人がいることの安心と支え。わかってもらえる喜び。そんな場所があってこそ、えいっと、自ら踏み出せたり、たっぷり迷えたりぶつかれたり、乗り越えたり、共有しあえたり、支え合えたり・・。
「人間」って、本当に尊い生き物ですね。