後期総括「子どもの権利条約」の学び

みつばちっこ

3/25。本日の後期総括の様子です。

みつばちでは、年3回職員全員が揃っての「総括」を行います。内容はさまざま。

今回は、まず各年齢クラスの発達と1年の保育実践の振り返りを「絵」も合わせての午前中。

その後「子どもの権利条約」についての講座を行いました。

 

みつばちでは、日々さまざまな場面で「子どもの権利条約」や「児童福祉法」「児童憲章」にふれ、学んだり話題にする機会を大切にしています。

今年度の給食園だよりでは西山くんが、子どもの権利条約を通して連載していましたよ。

 

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そして午後からの様子です。

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ユニセフの「子どもの権利条約カード」を使いながら、42枚のカードをまず4つの柱に分けてみよう。

 

そして、その後、その中から、それぞれが「これ」と思うカードを選び発言。そして、最後に、それらをデイスカッションしながら、グループで「これ」という1枚を選び、全体発表で、なぜそれを選んだか発表。といった流れです。

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それぞれのグループが、色々語り会いながら、分けていましたよ。

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そこから、自分の「1枚」・グループの「1枚」を選ぶのも、より具体的に重ねながらのお話しがいろいろ。

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そして、今度はグループチェンジ!

今度は、みつばちの日常の保育の写真の中から、子どもの権利と繋げ、各々「これ」という1枚を選びデイスカッション。そして、グループで「これ!」という1枚をえらび、全体で発表。

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普段の何気ない保育の日常ですが、実は「子どもの権利」につながる毎日。または、そこをしっかり大切に意図しながら暮らしていくことはとっても大切です。

「なぜ?」を職員どうしで語り合い、共有し合い、重ねあっていくことで、この保育が実践へと繋がっていきます。

その都度、日々学び、振り返り、手直しもしながら、子どもの姿から学び「子どもの権利」に沿って保育を営んでいくことを、重ねていきたいと思います。

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「もう時間ですよ〜!」デイスカッションが止まりません〜。

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皆さんも、ぜひ「子どもの権利条約」をじっくり一読してみてくださいね。

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追伸・・・

 

毎月、クラスやケース会議などを昼に行ったりしながらですが、現在の保育制度の中では、このような全員揃ってじっくり語り合い学び合いの時間がなかなかとれないのが本音です。

保護者の皆さんにも、土曜日の家庭保育協力や保育時間を短くしてくださったりと、ご理解・ご協力で「総括会議」がやっとのこと持てる現状です。

 

長時間保育での多様なローテーション。多岐にわたる膨大な事務量。(これでもミツバチはだいぶ簡素化してるのですが)その他にも、保育の現場ではさまざまな業務があります。そんな中で精一杯、気持ちを張りめぐらし緊張感を持って、最善を尽くしながら職員みんなは日々歩んでくれています。

 

 

これらの「保育現場」を支える国や京都市の制度が、なんとか充実できないものなのか!!

怒りと疑問でいっぱいです。国はきれいごとだけでなく、実態に基づいた制度を創っていくべき。そして、京都市は、とにかく保育に関わる予算13億円カットを取りやめるべき!

 

 

4月9日には京都府・市議会議員選挙があります。

皆さん。表面上でなく、それぞれの政策の細かな部分をしっかりと知って理解し、そして大切な1票を「子どもの権利条約を守る大人の役割」として、生かしましょう!

それらが、私たちの暮らしに直結していきます。

 

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