遊びをせんとや生まれけむ
2023年3月8日
朝にリズムしよ〜とお話ししながら、担任たちと打ち合わおしゃべりしていると・・・
その間に、なんだか、もみの木さんが子どもたちでこんなことを始めていました!
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わかります?「卒園式」を、子どもたちで再現!卒園式ごっこです。
そして、大人の動きやことば・イスの並び替えや設営の準備まで、次々に!
私、園長の仕草や声かけまで、そっくりだそうな。「丸ちゃん、こんな感じでしてますよ」と、担任たち。
仲間と阿吽の呼吸で役割、楽しみながらどんどん進むその様子に、私たちも思わず「どこまで行っちゃう?最後まで〜?」と微笑ましく見せてもらいながら。
その段取りの良さと確かな見通しにびっくりです。たった1回だけしか、ふぁーっと、卒園式リハーサルを大人の流れもこみでやっていないのに、すごい!
一瞬一瞬に取り込む、その力は全て「興味」や「遊び」「意欲」からなのですが、こんなことまでも、遊びにして、自分たちで実現する楽しさにしちゃう。
卒園式までもを「遊び」にして、とうとう最後までやりきっちゃいました。
「たのし〜い!もう一回自分らでした〜い!」と。
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そして、この日はちょっと身体休めでお昼寝しようかと、担任が声かけると「じゃ、テント立てて外で寝よっ」と。
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これも、ごくごく自然に!
今までこんなこと、い〜っぱいして暮らしながら実現して来たよね。だから、なんとも段取りよく。
誰がいうでもなく「ダンボールある?」と何人かが尋ねに来て・・下はそうするのね。これも暮らしの「知恵」をいっぱい使って過ごしたからですよね。
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一足早い小春日和で、本当に気持ち良さそうに「お昼寝」していましたよ。
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そして、また別の場面。
ほっこり日向ばっこしながらもみの木さん。
「なあなあ!♪こどもらの国♪ができて来てん〜。見に来て〜!」とMちゃんが呼びに来てくれました。みにいくと・・・
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♪畑に町に♪の歌や♪スーホの歌う命の歌よ〜♪と、口ずさみながら、地面をキャンバスに思い思い描き、仲間と膨らませ・・・どんどんえがく。
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「ほんまに“子どもらの国“がどんどん広がって来たわ〜」と、Yちゃん。
スーホの白い馬の場面があったり、竹馬で遊んでいたり、リズムしていたり、「これはな、ロウバイとしだれ梅やねん」と、園庭にまさに香る様子を描いていたり・・。
「そうや!」と、スーホの白い馬に手綱の紐を持って来たり・・・。
日々の遊び・暮らしの中で、子ども自身が仲間と一緒に生み出す営み。ということの「本質・深さ」を、今年のもみの木さんの姿から本当にたくさん学びます。
遊びをせんとや 生まれけむ
戯れんとせんとや 生まれけん
遊ぶ子どもの声聞けば
我が身さへこそ ゆるがるれ
ー梁塵秘抄よりー