2023年3月

遊びをせんとや生まれけむ 

みつばちっこ

 

朝にリズムしよ〜とお話ししながら、担任たちと打ち合わおしゃべりしていると・・・

 

その間に、なんだか、もみの木さんが子どもたちでこんなことを始めていました!

C8DE1E15-522F-4C1E-B3D3-50898AC2F734

62DE304A-5D4C-4833-ADF8-06198450CB43

 

 

わかります?「卒園式」を、子どもたちで再現!卒園式ごっこです。

そして、大人の動きやことば・イスの並び替えや設営の準備まで、次々に!

私、園長の仕草や声かけまで、そっくりだそうな。「丸ちゃん、こんな感じでしてますよ」と、担任たち。

2B8B37B3-E98F-4D3C-88D6-DFBB797BB6E2

 

 

仲間と阿吽の呼吸で役割、楽しみながらどんどん進むその様子に、私たちも思わず「どこまで行っちゃう?最後まで〜?」と微笑ましく見せてもらいながら。

その段取りの良さと確かな見通しにびっくりです。たった1回だけしか、ふぁーっと、卒園式リハーサルを大人の流れもこみでやっていないのに、すごい!

 

一瞬一瞬に取り込む、その力は全て「興味」や「遊び」「意欲」からなのですが、こんなことまでも、遊びにして、自分たちで実現する楽しさにしちゃう。

 

卒園式までもを「遊び」にして、とうとう最後までやりきっちゃいました。

「たのし〜い!もう一回自分らでした〜い!」と。

39753D15-6DEF-45CD-990F-D3AB63AD9DFC

D2AF3C18-8B61-4A7C-8FC7-456014C74142

 

 

20217584-B1E5-41DA-9139-E46BF5F95229

 

 

そして、この日はちょっと身体休めでお昼寝しようかと、担任が声かけると「じゃ、テント立てて外で寝よっ」と。

47632604-3280-4ED0-A250-C43C7D0FB904

4E7D5C6A-2F3E-410B-90DC-5EB7E521FCD0

 

これも、ごくごく自然に!

今までこんなこと、い〜っぱいして暮らしながら実現して来たよね。だから、なんとも段取りよく。

9C373BE8-FA64-49C8-80A5-2A323F1FE181

 

誰がいうでもなく「ダンボールある?」と何人かが尋ねに来て・・下はそうするのね。これも暮らしの「知恵」をいっぱい使って過ごしたからですよね。

76FA6557-4943-46CD-B394-A65A48F879C1

一足早い小春日和で、本当に気持ち良さそうに「お昼寝」していましたよ。

A8827606-1879-4E4B-9EFB-3E613881F8D6

 

そして、また別の場面。

ほっこり日向ばっこしながらもみの木さん。

「なあなあ!♪こどもらの国♪ができて来てん〜。見に来て〜!」とMちゃんが呼びに来てくれました。みにいくと・・・

64D8C859-52E1-4B14-A975-4584F812CC6B

♪畑に町に♪の歌や♪スーホの歌う命の歌よ〜♪と、口ずさみながら、地面をキャンバスに思い思い描き、仲間と膨らませ・・・どんどんえがく。

E9909E79-F765-4C05-8108-36696588E2B7

D09A1F60-99FA-4080-8C9B-3C7902052461

 

80A6B0AD-D6F3-4990-BC59-0616A62CB87C

 

2D6E9990-8BC8-41B9-A5D2-A8DF8650162C

「ほんまに“子どもらの国“がどんどん広がって来たわ〜」と、Yちゃん。

スーホの白い馬の場面があったり、竹馬で遊んでいたり、リズムしていたり、「これはな、ロウバイとしだれ梅やねん」と、園庭にまさに香る様子を描いていたり・・。

「そうや!」と、スーホの白い馬に手綱の紐を持って来たり・・・。

806BC4D1-07CA-45B2-971E-3ACE7B17C91B

 

8A016FE1-7C90-4207-B6F2-1CCF03ABADBF

 

 

 

7CDC2418-66DE-4E76-89F0-FF3C589B4BD4

 

813433C0-B3E2-43F7-AE27-C7CEEC0C3454

 

日々の遊び・暮らしの中で、子ども自身が仲間と一緒に生み出す営み。ということの「本質・深さ」を、今年のもみの木さんの姿から本当にたくさん学びます。

 

 

遊びをせんとや 生まれけむ

戯れんとせんとや 生まれけん

遊ぶ子どもの声聞けば

我が身さへこそ ゆるがるれ

 

ー梁塵秘抄よりー

 

 

 

4 / 41234

« 新しい記事