いよいよ脱穀!みつばちっこ米!
2024年11月1日
またまた、久しぶりのブログアップになってしまいました。Instagramでは日常の暮らしを随時投稿していますので、フォローしてご覧ください。
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さて、10月中旬。田植えから始まり、稲刈り、そしてとうとうこの日を迎えた、年長の仲間たち。たくさんの皆様にご協力いただき、みつばちっこはじまって以来の“1反全面を手作業で!“の営みに挑戦しました。
大原野での営みの風景。季節の移ろいと恵みの営み。労働することの重なりや意味・人・労働の繋がり、たくさんのことを肌で心根で感じとった長い期間の営みでした。
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たわわに実った稲穂の先にはお米が!
あの時、あなたたちが田植えした苗が、こんな風に。。じっくり見入る、もみの木さん。
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さあ!一面にハザかけされた稲穂。「色が変わったで!」「こんなしてお米と藁になるんや!」どんどん運ぶで!はたらくみつばちっこ!
揚々と楽しみながら働く、もみの木さん!
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うれしいね〜!
脱穀しおわったふかふかの藁。これもまた。これからの暮らしや営みに繋がっていくのですね。
気持ちいい〜!
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保育園におみやげ。「ほら!触ってみ?」保育園中のみんなに見せてくれていましたよ。
そして、お米の神様に思いを込めて・・。収穫の喜びと感謝を。
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エミールで「ルソー」はこのように語っています。
「農夫のように働き、哲学者のように考えなくてはならない」
さくらさくらんぼ保育園創設者斎藤公子先生も、この言葉を私たちにことあるごとに手渡してくださいました。全ての人が平等に生きる、暮らす、ということの、社会のありようや営みの深さ。
「自然の秩序のもとでは、人間は皆平等であって、その共通の天職は人間であることだ。・・・・・人間として生活するように自然は命じている。生きること、それが私の生徒に教えたいと思っている職業だ・・・私たちの中で、人生のよいこと悪いことにもっともよく耐えられる者こそ、もっともよく教育されたものだと私は考える」
「生きること、それは呼吸することではない。活動することだ。わたしたちの器官、感覚、能力を、わたしたちに存在感をあたえる体のあらゆる部分をもちいることだ。もっとも長生きした人とは、もっとも多くの歳月を生きた人ではない。もっともよく人生を体験した人だ」
(「エミール」より引用)
「汗して働くみつばちっこ」この本質を、暮らしという営みを通して、日々過ごしている子どもたちです。
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