2014年8月3日
みつばちっこ
朝から園庭に降り、じっくりお砂でひとり遊びを楽しんでいた野の花組のRくん。平地の砂地からだんだん土山へ「行ってみたい!」と自らでむかう姿が生まれだしている日々です! 登りかけてはズルッとすべり、また踏ん張っては小さな手足を存分に使ってもくもくと登ろうとするRくんの姿!そんな姿をそっと見守っていた担任の米本ちゃん。ちょうど頃合いのいい頃をみはからって土山の向こうにいって「おーい!!」とあたたかな眼差し。その姿にもういっかい!と踏ん張ってよいしょ!よいしょ!
そして!!この姿!!!
この乳児さん用の土山。その時々に変化をとげていきます。この時はRくん含め、0歳のこどもたちが腕、足、手指足指までのすべてを使いきって遊べるように、そして大切な発達を促していけるようにと、簡単には登れないようにあえて土の表面をほぐしていました。しっかり足指を土をぎゅっとつかむかのように力強くふんばり、股関節もひざも足首も存分に曲げては伸ばして存分に自らの持っている力を、気持ちに合わせて出し切っていく・・この瞬間は、本当に大きなこれからの育ちの糧になっていくのですね。
そんな、可能性に満ちたRくんと米本ちゃんの姿を「素敵やな~!」と見入っていたのですが、またひといきたつと、今度はさらに土山をこえ、しいのみさんたちがいるイチョウの小丘までたどりついていたRくんでした。 意欲がうまれる!伴う身体が育まれる!想いを実現できる!さらに世界がひろがる!そんな毎日を大切に大切にしていきたいです。
追伸・・・見て!見て!1歳児さんのYくん。大きいお兄ちゃんたちの姿を眼にして、今度は「自分デ出来ルデ!!」ただのまねっこの時期からさらに深まり、もくもくとシャベルを使って遊ぶ姿!なかなか、たくましいな~!すごい!すごい!
こうして、いつか年長さんになって「働くみつばちっこ!」になっていくのですね。楽しみ!楽しみ!
みつばちっこ
今年の夏もみつばちっこOBたちが帰ってきてくれました!「ほっこり学童(園で好きなクラスや給食室に入って、みつばちっことほっこり過ごす1日)「がっつり学童(丸国と、保育園時代に一緒にすごした異年齢仲間と、がっつり園外で1日遊ぶ一日)」
職員たちも、なつかしく、そして大きくなって郷へ帰ってきてくれる子ども達と出会うのがホントにうれしい喜びのひとときです!
今年のがっつり学童は夏の涼と自然、神秘をもとめて質志鍾乳洞へ!山の上を上がって、鍾乳洞入り口へGO!!
「すずしい~!さむいくらいや~!「「このハシゴめっちゃ上まで続いてそう!」「どこまで続いてるんやろ?」「どんどんせまくなってきそう~!」鍾乳洞の総延長52.2m、洞窟から最深部までは高低差-25.5m。温度は平均12度!洞窟を走る垂直な長ーいはしごを慎重に登る! 途中、くぐっていくような道々「頭打たんように気をつけてや~」と私の呼びかけに「大丈夫。丸ちゃんも気をつけや。ぶつかりそうやで」と、心配して声をかけていただきました~!やっぱり、小学生やな~。
そして・・・なんと!!!岩をスルスル降りる「ヘビ」に遭遇!これには、何回も鍾乳洞に行ている私もビックリ!!ドッキリ!!
「あっ!!コウモリがいるっ!!」「どこどこ?・・・・ホンマや~!!!!」入る前は「コウモリいたら絶対捕まえたい~!」と言っていたHくん。思わず後ずさり!ドキドキが最高潮です!!
止まっているコウモリを起こさないように、そっとそっと降りて・・・・もうちょっとで出口や!勇気を出して!!
「めっちゃおもしろかった~!!!」さすが、みつばちっこOBです!
自然いっぱいの空気と水にふれ、存分に遊ぶ1日。まずは、とにかくカニとりに夢中!名人ぶりは保育園の頃よりさらに腕を上げていますよ!「ここ、絶対大きいのいるで!」と大きい石を動かしては見つける!見つける! 園バス運転手さんの仙道さんも一緒に遊ぶひととき!保育園のとき、大好きな園バスでいっぱい連れて行ってもらったね~。
「まるちゃ~ん!赤ちゃんのかわいいカニがいっぱい~!おいで~!」 こちらは「めっちやハサミ大きいで」
ほっこりカニとりが終わったら、なんと!男の子たち「このほうが、めっちゃ水いっぱいかけられるし~、よう動けるし~!!」と、次々にTシャツをぬぎすてて、本気水かけに夢中!!この、くったくない笑顔と笑い声、ホント、何にもかえられない宝物やな~!幸せやな~って思う・・・。この幸せを、大きくなっていく子どもたちにいつまでも大切にしていってほしい・・大人はこの笑顔を守っていかねば!と・・感じるのです。
昼は木陰で森林浴しながらお弁当。横の川に「不老長寿の水」(長生きの水)が湧いていました。お弁当の途中、飲んでは「つめた~い!」「ホンマおいしい~!!」
そして「お母さん、お父さんにも飲ませてあげたいな~」「おみやげにしよか?」「おれは、じいちゃんに持って帰るわ」と、それぞれ、空になった水筒に大切に入れていましたよ。
帰りまぎわ「もう一回鍾乳洞行きたいっ!」勇気ある4人の精鋭たちが、再度、洞窟の中へ!!「もう、ヘビもコウモリも大丈夫!」「さっきは岩のとこ登るのめっちやドキドキしたけど、今度は簡単になってきた~!」「俺ら、すごいやろ~!」と!確かに1回目より、どんどんスムーズに中へ!中へ!コウモリもたーっぷりながめてきました!この誇らしげな顔!!
カニは、なんと!帰るころには81匹もいました~!しかも!ほとんど、こんな大きいカニ!!最後はカニのおうちをつくってやって、数えながら逃がしてあげました。
おやつどきまで、た~っぷり遊んで、帰りの園バスではぐっすりオヤスミ。
めいいっぱい遊び、時にほっこり、学校や学童、日々の日常の話を、楽しいこともしんどい事も、納得のいかない事も、うれしい事も、素朴に感じてることも、自然にな~んとなくおしゃべりしあう中で、そっとその想いをつぶやいてくれたり・・。
そんな「ほっこり&がっつり学童」なのです。
2014年7月28日
つくる会 みつばちっこ
恒例の年長さんによる、みこしかつぎ!
一人ひとりが繋がり、年長さんのマーク「もみのき」に。
色んな思いがいっぱいのTシャツを身にまとう姿は何とも誇らしいものでした。
年中さんも、小さい仲間を引き連れて、一生懸命に綱を引きます。
嬉しさいっぱい引き連れて、「わっしょい!わっしょい!」
2014年7月24日
みつばちっこ
今年の京都の夏、みつばちっこの夏は長い!そう、山鉾巡行が49年ぶりに前祭と後祭に分かれ2週続けて巡行へ出かけました。
17日は、恒例の四条新町へ。こども達より一足先の早朝、場所とりをして待っていると、毎年顔なじみになって1年に1回お会いする地域のみなさんや鉾町の方、観光の方や警備のおまわりさん達と出会います。みつばちっこを温かく見守って声をかけてくださる皆さんに今年も感謝!おかげさまで、今年も子ども達にとって心に残る山鉾巡行を目の当たりにすることができました。
「あっ!見えた~!!」新町から出てくる瞬間!すごいな~!!
毎年やさしく声をかけて下さる放下鉾のお兄さん。みつばちっこは質問いっぱいですよ。
大好きな蟷螂山!「とうろうやま~!」「かまきりさ~ん!」の掛け声に手や羽を動いた!!大喜び!!
そして、今日24日はいよいよ49年ぶりの後祭と150年ぶり!の大船鉾の巡行でした!!今日も早朝からたくさんのみなさんと仲良くなり、初めての後祭の場所を相談しながら練って練って決定!おかげさまで特等席で150年ぶり復興!発!の辻回しを目の当たりにできました。みなさん、ありがとうございました!
まずは、八幡山、北観音山、南観音山!「あっ!北観音山が見えた!」鉾町に通い詰めたみつばちっこさん、私よりもすっかり祇園祭り名人ですよ!
「大船鉾がきたで~!!」「がんばれ~!大船鉾~!!」みつばちっこも大歓声と拍手!!燐とした空気と大歓声が合わさります!!150年の時を経て新町から姿を現したその瞬間!感動!! ここに至るまでの長い歴史と大船鉾復活への想いが伝わってきます。
担任に、大船鉾のお話を聞いていたYくんとTくん。「燃えてしまったし、みんな悲しくって、もういっかいしたいな~って思わはったんやなー」「大船鉾ってすっごい大きいな~」「もういっかい大船鉾できてよかったな~」「大きくなったらぜったい大船鉾乗る人になるっ!!」と、キラキラした瞳であこがれいっぱいで、京都の文化に心揺り動かしていたこどもたち!!
さあ!!150年ぶり初の辻回しの瞬間!まさにみなさんの心がひとつになったのでしょう。「見事!大成功!!」迫力と美しさが融合した、そんなすばらしい辻回しでした。
そんなみつばちっこの想いが伝わったのでしょうか。なんと!鉾町の方にいろいろ質問をしていたYくん!大船鉾の舵を取る道具を持たせていただきましたよ!
そして、眼の前の大船鉾の上の皆さんがみつばちっこの「がんばれー!」の声に手を振って答えてくださいました!
最後に「みんながんばれ~!いってらしゃ~い!」と手を振ってお見送り。
こうして、みつばちっこの夏も半分終わり!さあ!あと半分の夏はいっぱい遊んで、運動会にもむけてすごすぞー!!
2014年7月14日
みつばちっこ
11日の鉾建てからはじまり、もみのき、ぽぷらさんは四条界隈の鉾町に出かける毎日ですよ。
鉾建ての日「函谷鉾」へ!鉾町の皆さんにお世話になりながら、みつばちっこたちは、迫力ある本物を目の当たりに!!
無病息災を願い、御幣をつけさせていただきました。
この日、保育園に帰ってくるなり、「あんな、鉾がな、こ~んなお空まであがったんやで~!」「すっご~い上のほうなんやで~!」最初な、こうして横に寝ててな、グーッって立っていってん~!」と、い~っぱいお話してくれましたよ。
そして・・・今日のもみのきさんの様子!
あちこちの鉾町でいただいた、うちわやパンフレットを、おみやげに私たちにも分けてくれましたよ。「今日見たのは~、傘鉾と~船鉾と~・・・・。で~、明日は~・・」とパンフレットの地図を見入るもみのきさん。明日も続きを回るそうです。京都の歴史、芸術、伝統、本物の文化にたーっぷり触れて、心豊かにおおきくなーれ!
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