明日は「はばたき会!」
2016年2月20日
またまた久しぶりのブログアップですみません。
さて、明日はいよいよみつばちっこの子ども達と大人たちの1年の成長を祝う「はばたき会」です。
リズムを通してですが、それらは、この1年の0歳児から5歳児のこどもたちの日々の育ちそのものでもあります。
特に年長は就学前にむかい、まさに「秒よみ保育」といわれる、深い営みの毎日。
今年度ははばたき会で「荒馬」を舞います。昨年暮れから、本当にそれぞれが自分のありようと向かい合い、荒馬づくりに取り組みました。ひとり、またひとりと「できた~!」と、保育園中のみんなに誇らしく伝えにきては、みーんなで喜び合ったこの2ヶ月強の営みは並大抵のものではありません。その心根と姿を、まっすぐまっすぐな瞳と心で感じる0歳から4歳児のみつばちっこ。
たすき縫いをしている回りにきては、あこがれの瞳で見入る4歳児3歳児さん。
「荒馬弾いて~!」「ラッセラーもしたい~!」心も身体も躍動するもみのきさん!
夕方、荒馬をしていると必ずといっていいくらい、赤ちゃんたちがやってきます!0歳児のSくんは、荒馬の「ハイ~ッ」というかけごえをまねっこしては、身体がはずむよ!
1歳児のAくんは、年長さんが離れ部屋で最後の荒馬仕上げに取り掛かっている日に、半日、あこがれて、年長担任や年長の横につきっきりで見入る。そして・・・馬の頭を持たせてもらうと「ハイヤ~!」と、年長担任のうしろについていって、気持ちは本当に「ネンチョウさん」これもまたあこがれいっぱい!
2歳児のMちゃんは、年長さんのあこがれの荒馬をそっと着けてもらって、うれしくてうれしくて「ハイヤ~!」っと、走り出す!
幼児さんたちだけでなく、こんな風に乳児さんの心根にしっかり届いて・・そして、そのこたちが年長になって本当の荒馬で駆け抜けるその日を、職員たちは希望と願いに描いて!見つめる毎日です。
各年齢のリズムもこうして、日々育んできました。
写真がなかなかとれなくて・・・あまりないのですが・・・
すずめさん(2歳児)の後姿からはあふれる気持ちがワーッと伝わってくるよ!
4歳児ぽぷら 3歳児かえで
年長のSちゃん。重度のハンデをもちながら、日々のリズムや生活でひとつひとつじっくり育んできました。
座位をとり、身体が支えられるようになっただけでなく、最近ではなんと、この「Sちゃん号」に乗って、だいぶ早いスピードの中でも座位を保ち、さらに、自らの手でしっかり縄を握ってキープできるように!旋回での移動も随分スムーズになってきました。本当にすごい!お友達も「S~!すご~い!」と大きな声で大喜び!Sちゃんも嬉しくって笑顔が!!
昨日、羽ばたき会にむけての全員そろってのリズムを終えて、いよいよ。給食室の小野ちゃんたちがうれしいうれしい「荒馬クッキー」をつくってくれました!
明日!こどもも大人も・・・はばたけ!みつばちっこ!!
追伸・・・
はばたき会会場設営の様子を「のこぎりしてはるで~」「ドリルも使ってはる!」「釘もうってはったで~」「すごーい!」と見入る年長さんたちでしたよ。靴箱を3ヶ月かかって作り切った自分達の経験と重なる!!