2021年5月

みつばち畑で夏野菜楽しみ!

みつばちっこ

何日もかけて、スコップや鍬で耕して、まっくろのいい土の畝ができました!

いよいよ、夏野菜の苗を植えるよ!

 

その前に、最後の仕上げ。

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みんなで、力を合わせてマルチを張るよ。

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マルチを固定する留め具を。打ちつける。石で打ったり、初めて金槌を使っても打ってみましたよ。

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「年長さんに、してもらおう!」「年長さん、すごいな〜」見入る、ポプラさん!

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いよいよ、みんなで夏野菜の苗を植えよう!

もみのき、ポプラさんで、いろいろ、植えたいお野菜を相談してくれたので、その種類をずらりと、お店やさんのように並べました。(このご時世でお店に買い物に行けないのでね)

 

 

そして、一つずつの苗のお話を聞いて、見て、触って・・・

「さあ!植えてみたいなーってのを、選んでね〜」みんな、ワクワク!

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「なんか、匂いするかな???」いろいろ考えて選んでるな〜

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「これにしようっと!!」

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桃太郎トマトの苗を♪も〜もたろさん、ももたろさん♪と、歌って名前当てっこしました。

その「桃太郎トマト」を選んだSyくんとSoくん・・「桃太郎みたいにめっちゃ元気なんができるんやで〜」と、嬉しそうにお話していましたよ!

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そして、もみのきさんポプラさんで一緒に、選んだ苗ごとで植えたよ。

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ここは「トマト畑」おいしいトマト大きくな〜れ!

 

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年長さんのをみながら、ポプラさんも挑戦!

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「ピーマン畑(パプリカもあるよ)」支柱で支えて、優しく紐でくくる。徳田さんの畑に見に行って、くくり方見てきたよ。「こんなんやったな〜」考えて、丁寧に年長さん。

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「きゅうり畑」も、できてきたよ!

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年長さんのを見て、ポプラさんも一生懸命!真剣な眼差しで!

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「オクラ畑」や「なす畑」「ししとう&万願寺とうがらし畑」もいい感じ!

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植えたら、さっそくたっぷり水やり。「大きくな〜れ!」

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子どもたちが楽しみにしている畑!お猿や鹿やイノシシに、食べられないように、大人たちも総動員で頑張る!支柱をたて、網を貼り、作戦を練りながら、さあ、これでどうかな?

 

自然の生き物たちも、高速道路ができたり、気候の変化などで、どんどん暮らしにくくなった「山の暮らし」。猿はもちろんのこと、最近では真昼間に鹿にも出会うようになってきました。

お腹を空かせているよね。。。ごめんね・・・。と、思いながら・・・。みつばちっこたちとも、そんな話をしながらの作業です。

 

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運転手の仙頭さんも、いろいろな知恵を出して、道具も使って、大活躍!足りない杭を、廃材で作って作業中!みつばちっこは、そんな様子に釘付けで「何作ってんの?」真剣に、仙頭さんの手元を長いこと、食い入るように見入る!

憧れて、憧れて、「こんなん、やってみたい!」と、大きくなっていくのですね。

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さて、かえでさんは、そんな年長さんやポプラさんの様子を見ながら、一足先にお弁当。

「食べたら、かえでさんもする〜!!」

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「かえでさんの、持ってきたで〜!!」おおはりきりで、みんなでプチトマトの苗を持ってきましたよ。

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かえでさんは「プチトマト畑」い〜っぱい食べられるよ!楽しみ!

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いーっぱい畑仕事がんばったポプラさんも、ほっこり、藤棚のしたでお弁当、おいしいね。

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今年は、畑側の藤棚の白いフジが優しく満開になりました!

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追伸・・・

プチトマトの苗を植え終わった、かえでのNくん。「お昼寝してくるわ〜。起きたら、トマトおっきくなってるで〜。食べられるかな〜?」と、嬉しそうに、お話してくれましたよ!

お山での遊びも、お友達と楽しい!見立て遊びがどんどん、お友達とふくらむ3歳児、かえでさんです

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。。

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働くみつばちっこ!

みつばちっこ

 

小さい頃から、あさも畑で、畑や食べ物の営みにいっぱい触れて遊んで食べて、大きくなってきた今年のポプラさん。

 

3歳児のころも、あれこれ畑仕事のお手伝いをしていましたが、それは「あそび」の中でのおおはりきり!の感じ。4歳児になって、自分たちが関わってしていることが、どんな風に重なり、変化していくかの見通しや期待感、理解力が深まってきました。そして、社会や暮らしの営みの中で、自分自身の存在に「小さな誇りと自信・意味」を体感しだしています。だからこそ、仲間と一緒に「オレたち、ワタシたちが、こんなんする!!」とはっきりと意志を持ち、ちょっと大変でも、又、よーく考えて、最後までやってみたい、やってみよう!と。。。「あそび」から「ろうどう(労働)」へと、変化していってるポプラの子どもたちの姿です。

 

 

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この日は、ホールに行くと、こんな様子!

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あさも畑で、ポプラさんが収穫してきた「たまねぎ」

ねっこと葉の部分を、ハサミを使って切り、紐で丸結びに縛って、軒に干す準備をしていましたよ。

 

初めて「ハサミ」も使って、挑戦!一生懸命!

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そして、先っちょの頭の部分を紐で縛る。なかなか、難しい作業ですが、みんな夢中!

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い〜っぱいの玉ねぎ、ポプラさんみんなで、全部仕上げてくれました!すごいな〜!

 

 

 

 

 

人は人の輪の中で育つ。出会いと経験。。パートⅡ

みつばちっこ

前回のブログでお伝えしたHくんの様子の続きです。

 

裏口はすっかり、へっちゃら。自分でどんどん出るようになりましたよ

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自分で行ってみたい場所も広がってきて・・

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こんなザラザラ砂の上も、その違いをしっかり感じながら素足で歩けるようになりました。

ちなみに、今年度からみつばち保育園の看護師として仲間になった、戸叶看護師(とかちゃん)。私たちも保育の中に「看護師」が毎日入っての暮らしは初めてです。一緒に創る毎日。

 

とかちゃんも、保育園でのお仕事は初めて。初めての「保育園での暮らしの中で子どもが育つ」という毎日を、Hちゃんだけでなく、他のみつばちっこともいっぱい関わりながらの過ごし。

衛生面、健康管理、医療的ケア、さまざまなことを含みながら、一緒に保育園での過ごしを大切にひとつひとつ重ねてくれています。

私がHちゃんと、初めて一緒に素足で外に出たとき、なんの躊躇いもなく、ごく自然に素足で一緒に地面に出たとかちゃん。この前、朝から事務作業の日に「なんか、保育園来たら普通に今日も靴下脱いでしまいました〜。気持ちいいですしね」と。一緒にいた、岡ちゃんも「さすがや!」と嬉しそう。

こうして、子どもを囲む大人集団が、子どもを真ん中に共有実感しながら、子どもと共に歩んで行くのですね。

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すっかり、みつばちっこのHくん。お友達の中にしっかりHくんの存在がありますよ!裏を散歩していると「お〜い!Hちゃ〜ん〜!!」どんぐりさんの元気な声!!嬉しいね!

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何でも遊びが育ちに、発見!

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クルクルクルクル 上手に手首や手のひら・指を使ってできるよ〜!

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いろんなお友達との関わりも、増えてきましたよ

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ただいま〜!と、Sちゃんに、お散歩先から、おみやげの野の花もらったよ。

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どんぐりさんが、こいのぼりのシールはってあそび中。一緒に。

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嬉しそうに、見せに来てくれましたよ!一緒に飾ろう〜!

毎日、保育園全体でいろんなクラスと関わりながら「いいとこどり」の保育。Hくんの行ってみたい・やってみたい意思と、重ねていきたい発達・豊かな経験を、その都度考えながらの過ごしですよ。

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乳児室で、じっくりほっこり遊び!

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なだらかな戸板登りも一緒に!

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そしてこの日は・・こんなんと、初めて出会ったよ!ポプラのSくんが捕まえてきた「カエル!」最初は私たちがさわっているのをじーっと見て・・・・

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ぴょんぴょん、動くカエルさんを・・・!思わず手が伸びる!

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どんぐりさんもやってきて、一緒に見入る!そしてHくん、どうやったらカエルが跳ねるか、わかったよ!ヘリに止まるカエルを、しっかり見つけて〜!チョン!

ホールに跳ねるカエルに、みんなで大賑やか!

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ポプラさんが、おやつのエンドウマメをお鍋で湯掻いているよ。Hくんも3時のおやつ経管栄養中。見えやすーい正面で一緒に!5D6F2A8D-540D-4390-8EBE-66052AEE9B86

そして、同じように・ボールを前にして・・・。47B7BD79-0B74-4D40-971D-32CF805EDA1F

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すべての子どもたちが、たくさんの出会いと経験の中で、育ちあう毎日です。

人は人の輪の中で育つ。出会いと経験 ・・・パート1

みつばちっこ

みつばちでは、開園時から「どの子も育つ」と、全ての子どもの育つ権利・子ども自身の願いを大切に、と、あたりまえの暮らしの中に、ケアの必要な子どもたち(障がい児保育、と言われる)が、いつも仲間にいます。 社会の中で、ひとりひとりの個性が重なり合いながらみんなの暮らしが営まれているのと、おなじ。

そんな中で、保育として専門性を皆で学び合い、その子どもたちを囲む各機関とも連携しながら、私たちも子どもと一緒に学び合い育ちあいながらの障がい児保育です。

 

 

 

そんな中、今年度「医療的ケア」の必要なHくんが入園。お父さんとお母さん、Hくんに関わる家族皆さんや、他にも今まで関わってこられたたくさんの皆さんの、Hくんへの思いや意志を繋いで・・・何よりも、Hくん自身が生き生きと豊かに暮らしていけることを願って&実現していこう!と、保育が始まっています。

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受け入れにあたっては、行政とのやりとり・書類、連携機関とのカンファレンス、看護師の配置や、保育園で医療的ケア児の受け入れをする意味、その保育の実現の準備、方法の具体化、など、さまざまな準備検討を行いました。

たくさんの皆さんのご協力や学びを得ながら、まずは、母子通園保育がスタート。

 

初日の2時間の過ごし。保育園のホールの中を行きたいままに、四つ這い、伝い歩き、トコトコ歩きで散策のHくん。

 

 

 

経管栄養中は、みつばちっこが次々とやってきました。初めて出会う姿に「何してんの?」「なんでお顔にそんなんついてんの?」「これ、何?」などなど、次々質問いっぱい。

“Hくんな、だんだんご飯お口から食べる練習中やねん。今は、こんなしてお鼻からミルクが、みんなのご飯の代わりやねんで。ずーっと、ここ通ってお腹の中に入って、お腹いっぱいにならはんねん““いただきま〜す“などなど、そのままを、くる子、くる子に説明お話し。

 

じーっと見ながら「これはあったかいの?」しばらくすると、イルリガートルボトルの中のミルクが減ってきているのに気づき「ゴハンいっぱい食べはったな〜」「おなかいっぱいならはった?」と。
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ありのままを、全く違和感なく、素直に真っ直ぐの「みつばちっこ」

その子の姿を、ストレートにそのまま捉え、そこから、それも丸ごとHくんなんだ、と分かると、ごくごく普通。

最初「チューブに触ったり引っ張ったり大丈夫かな?興味出るもんねー」と、思っていましたが、それも、どの子もひととおり、質問しながら(すっごくイッパイですが!)じっくり見て眺めて(これもながーいこと!)、「そうなんやー」と理解すると、もう、さらっと大丈夫!やっぱり、丸ごとを受け止めている。

 

どの子も、どの子も、のそんな様子に、今までもたくさんの人と出会い、どの人もどんな人との出会いや経験も大切にしながら、の営みが確かに重なっているんだな。と。

 

 

 

 

 

1時間の長い食事中。自宅では、部屋で自由に動きながらだったので、初日は、そんなしながら様子を見て。あちこち動きながらのHくん。

次の日は、ホールに子どもたちが大勢だったこともあり、安全環境設定を考えて乳児個室で、してみたのですが、本人は、部屋を出たくって「アケテ〜!」と、戸を叩きます。

 

やっぱり、みんなの中で!その中での安全確保を。そして、Hくん自身もお友達の食べる姿を感じながらが一番必要。その中で、食事(注入中)のときは、こんなしていすに座ることも初めて。じわじわと少しの時間から、彼がみんなのところに興味が入った時に、なんとな〜く椅子を差し出して、を繰り返しながらしてみましたよ。

 

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そして、食べ物に手が自ら伸びた!!触ってみた!

 

 

そんなこんなで、毎日、だんだん、お母さんとも離れてみたり、保育時間も体調を見ながら少しづつ伸ばしてきました。

 

Hくんが行きたいまま+より発達を促す経験を、と。ちょうど、裏窓のところで遊んでいたので、私たちが裸足で先に出て、遊んでみました。そんな様子に、かえでのSくんがずーっと一緒にいてくれ・・初めて、素足で地面を降りたよ!最初は足裏を探りながら・・・だんだん、確かめ確かめ・・進んで。この戸を開けたり閉じたりがお気に入り!ながーいこと繰り返し遊ぶ!

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もう、今は、全く躊躇することなく、むしろ、ジブンで出ていく!

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思いのままなので、出たり入ったり。ほっこり、ホールで積み木遊び。オープンホールで過ごす中、わらわらと、お友達がごく自然にやってきては遊び出します。

こうして、Hくんの存在をみんなが一人、一人、と感じる。

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裏口で遊びながら、だんだん外へ出て、てくてく散歩。正門までの一周をたっぷりゆーっくりと。地面の影・おひさまで暖かいところ。時にある側溝の穴。そんな、ひとつひとつの感覚全てを、足裏から脳へと、確かに感じながら、変化のあるところで、立ち止まり、確かめるHくんの姿。(砂っぽいところになると、足を上げて&座って「イヤ〜」と、しっかりアピールも!)

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この日、初めてお昼寝ができましたよ。たっぷり遊んで、食事を終え、身体をマッサージ、金魚体操や股関節をほぐしながら、だんだん、身体の脱力へ。

生活リズムの安定や、毎日の金魚体操などを大切にしながら、心地よい脳へと育んで・・。

 

 

 

初めてのお昼寝で、酸素吸入器をこの日初めて使いました。またまた、みつばちっこ、質問いっぱい。「寝てはるときに、息がスースーってしやすいように、ここから、スーって入ってくんねん」この説明をしているとき、聞きながら、自分で確かめるように自分で息を大きく吸って吐いて・・「こんなして??」と、Eくんでしたよ。

そして、Hくんの隣には・・この日一緒にお外までずーっと一緒にいてくれたSくんが。自分のお布団をHくんの横に並べて「ここでねるわー」と。

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何日か重ねる中で、母子通園もだんだん終え、段階を経て、今はお母さんとバイバイして、夕方までの過ごし。

だんだん、みんながいるテラス側にも自分で遊びに出るようになりました。そして、テラスから砂ざらざらが少しある外へ、自分から、一歩足がでた!!すごいな!

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散歩から帰ってきた、お友達も次々、いつも声をかけてくるよ!

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そして、この日は、裏口から一周回って、この一番ザラザラ砂の足元へ!

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保育園の中では、看護師のとかちゃん、私(園長)、主任の梅ちゃんから出会い、一緒の過ごしをスタートしましたが、子どもと同様、みつばちの大人たちは、みんなが次々にHちゃんに関りにやってきます!5月から継続して一緒に過ごしている岡ちゃんや、給食室の西山くん、どんぐりさんで一緒にご飯を食べるかよちゃん。そして、ここからも、どんどん、保育園中の先生たちと関わり出会い、の毎日。

 

 

 

 

「長いな〜。ごぼう」触ってみたよ!

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大根も!あっ、たかなわちゃんに、声かけてもらってタッチ!

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園全体の中で、皆と関わりながら育っていく。職員みなもHくんの経過や今の姿、毎日、毎日の嬉しい変化や、こんな経験を重ねていきたい。と、発達とケアの保障のために、こんなことあんなこと、と、その日のHくんの姿から、一緒に考えては話し、の毎日ですよ。

 

「食べる」ことへの興味、経験の前段をたっぷり踏んでいきたいと、Hくんがカウンターへやってくると、逃さず、あれこれと。

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今までは、ただ飲ませてもらっていたお茶も、だんだん、ジブンの手が同時に出て、コップに手を添えるようになってきました!

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そして、この日は、お茶を混ぜ混ぜしながら、初めてスプーンで遊ぶ。スプーンでお茶をすくい、口に近づけるとまだ「イヤ」と払いのけますが、持って遊ぶのは大丈夫!!

 

ちなみに、Hくんは水分を一定量しか摂取できません。

「ノム(飲む)!ノム〜!」と、もっとお茶が欲しくて泣くHくんをみて、私たちが「そうやな〜。欲しいな〜」と言いながらも、おしまいやねん・・と、しているとき、かえでのAくんが、急いで入れてきたかのコップに入ったお茶をそっと、渡しにきてくれたのです。

その、思い・・・。3歳の子どもが、「お茶欲しいっ」と訴えるお友達の姿にすぐさま応えようと、動いてくれた一杯のお茶。

彼の思いを受けながら、少しだけ測って、そのお茶を入れ「いっぱいは、Hちゃん飲んだらしんどくなるし、少し減らしていい?」と、いただきました。しっかり見届けて「もう大丈夫」といったふうにまた遊びにいったAくんでした。

こんなやりとりから、関わるお友達がだんだん、またHくんの姿をひとつ知っていってくれています。

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この日は、みーちゃんが給食のおひつを運んでいる最中に、岡ちゃん「あっ!いいもん持ったはるで〜!」と。

おひつの蓋を開けると・・ホカホカ炊き立ての、おいし〜いゆげが立ち上り!においやあったかさ、白いごはんに、Hくんの瞳!!五感に響く瞬間!

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大きいおひつを前に、スプーンでご飯をすくって私が食べてみたよ。そして、Hちゃん、スプーンを自ら持って・・ご飯をツンツンしながら・・・(ご飯は入ってませんが)スプーンを初めて、自ら口に持っていった!

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そして、次の日!どんぐりさんと一緒に、鯉のぼりの寿司桶でのご馳走を、Hちゃん用に前にして。Hくん自身がしっかり明確に捉えやすい、環境も考えながらも合わせてです。

そんな中、経管栄養中に、みんなと一緒にゆったり座っての食事時間もずいぶん安定してきましたよ。

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自分の意志がしっかりしているHくん。だからこそ、そこを大切に、まずは、たべることへの興味、そして、離乳食への移行への経過を考え中です。

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この日は、野いちご取りから帰ってきたみつばちっこが、「みてみて〜」と、帰ってきました。もちろん、Hくんのところにも次々と!

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大きなプリプリいちごを、ジブンでスプーンを持って、ツンツン。

そして、スプーンに乗せた、いちごを大人たちがパクッとたべる。それを見る。の繰り返しの中で、そのタイミングに合わせて、Hちゃんの口が空いて閉じた!

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毎日、毎日が、人の輪の中で、出会い・経験・いっぱい!そんな中で育つ、みつばちっこです!

 

 

 

「水(みず)」と戯れる・・その心

みつばちっこ

ー水と戯れる、子どもたちー

 

見つめる瞳・思わず動く心と身体・感触・流れ・動き・変化・発見・工夫・・・・・

 

この、居心地のいい場所で、ただただ、子ども自身が生み出す瞬間。

 

 

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子どもの「こころ」と「そだち」に、とことん寄り添い、生み出された、この遊び場。

日日庵の白石さんに、あれこれ相談&子どもの姿をワクワクいっぱい一緒にお話ししながら・・・そして、その思いをこんな形に創り実現してくださいました。

 

 

 

 

一枚一枚の写真にコメントを入れようと思ったのですが・・・・

 

私が、このひとつひとつの子どもの姿と発見に思わず見入り、惚れ惚れしたのと同じように、皆さんにもそんな子どもの瞳や視線、発見をゆーっくり感じ取っていただければいいなー、と。

 

一旦、このままアップしますね。(また後日、コメント追加アップします)

 

 

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