みつばち畑の「畑仕事」
年長さんになったら!と一番最初に出会う、あこがれの「鍬」
初めての鍬を手にし「やった〜!鍬したい〜!するする!」とワクワクおおはりきり。
使い方や説明をよく聞いて、さっそくやってみるよ。
最初はおぼつかなかった姿も、使っていくうちに段々鍬の使い方や足腰の使い方、周りとの距離感、どこをどんなふうに耕したいか、などなど実感していく。
そんな中で、Sくん。グッと手応えを感じ、うれしくって夢中で汗して耕し続ける!足腰の使い方や鍬の使い方もグッと安定し、いいぞ!そんなS君の姿に、また仲間も同じように挑戦
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医療的ケア児のHくんも、心地よい気候の西山で仲間と一緒に初めての畑仕事。うれしいな!
本人が自分自身で使い切れる道具の工夫もしながら、こんなふうに「自分」で確かに実感・体感。
傍らでは、手分けして裏山に「腐葉土とり」
一輪車を使って、長い道のりを集めた腐葉土運びます。本格的な「道具との出会い」に、身体ごと実感して、自らで、仲間で、考え合って一輪車を使いこなす。
なかなか苦労しながらも、気持ちはまっすぐ!その意欲が自ら「こんなふうにしたらいい感じ!と、身体や一輪車の使い方への修正力や、二人でどんなふうに一輪車を操作工夫したら進むかなどなど、協調性を生み出していきますよ。いい感じ!!
時にうまくいかず「むりー。しんどい〜」と、工夫の前に諦めてしまい、溝にはまりそうになったり立ち止まったままの2人組。
その傍らを「どうしたん?ぐいって持ち上げたらええで!」と励ましながらも、顔を真っ赤にして、力強く迷いなく進んでいくKくん。ちょうどいい頃合いで「ふ〜っ。ちょっと休憩」と、深呼吸し、またグイッと継続。その頃合いのいいこと!
後ろのKちゃん。フラッとなり運転手さんが助けてくれたり、私もちょっとフォローがいるかな?と向かったのですが、笑顔いっぱいで「K、大丈夫やで。一人でいけるしっ!」とすっきり答えて、一輪車の向きを修正し進む!
そんな仲間の姿に苦労していた2人も進みだし、最後まで運び切ったよ。
たかが「一輪車」されど「一輪車」 年長さんの暮らしの中に幾重もの育ちがいっぱいです。
そして、腐葉土を混ぜ、何袋もの肥料を入れて「このへん、まだ足りひんな〜」考えながら。
そして、またす耕し、すきこむ。これを何日間も繰り返していきます。
「鍬の続き、はよしたいし、パクッと食べて又するわっ」と、ワクワク笑顔いっぱいでの給食おしゃべり中のMちゃんやSくん。さっそく自分たちの頃合いで続きが始まるよ。
「何植える?」「小さしいのみさんとか、きゅうりぜーんぶ一本持って食べてはるし、きゅうりはいっぱいいるで〜」「トマトも植えたい〜」などなど、楽しく相談中。
畑の傍らでは、やさしいすもものお花もまだ満開です。実をつけるの楽しみ!
追伸・・
(写真はないのですが)4歳児さんポプラさんは、桂本園近くの畑を拠点に畑仕事。えんどう豆を植えて、毎日お水やり。3歳児のころから拠点にし、継続して1年を通して暮らしの中に溶け込んだ「畑仕事」です。
4歳児になり、年齢ならではの“できること“や“理解やイメージもさらに重なり、楽しみ!楽しみ。
大工さんみたいに「机」できた〜!
お山でのもみの木・年長さんの様子です。
3つのグループでお山のテーブル作りの様子が始まったのは以前ブログでも紹介しましたが、12月はインフルエンザや風邪などで全員の仲間が揃う日が少なく、このテーブル作りも、あとは組み立てを残すのみで小休止でした。
1月、全員そろって年長合宿を無事過ごし、翌週もみんなそろったで〜!!と、いよいよ待ちにまった組み立てです。
最後の足場の調整も、しっかりそろえて線引いて〜・・
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ひとつひとつコツコツ作り上げて来たものが、形になっていく!ボルトの固定も初めて自分たちで、ギュッと!
歪まないように仲間もしっかり押さながらやね。
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テーブルと椅子の部分が出来上がったで〜!いよいよ、合わせてはめ込んで・・・どうかな??
期待いっぱい!
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やった〜〜!!できた〜!
うれしいな〜。本当の大工さんみたいに3台の椅子テーブルが出来上がりました。みつばちっこがお山でいっぱい使えるね。ありがとう。
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出来立てピッカピカのテーブルで、美味しい昼ごはんです。
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追伸・・・
年末の頃のお山の保育園の様子。少し紹介。
荒馬の頭ノコギリキコキコで作成中。キャンプの竹や薪をノコギリで切ることから始まり、日々を通して、暮らしの中で薪の冬支度や、テーブル作り、そして荒馬作りなどで、ノコギリの使い方もすっかり名人になり、生活の中の自分たちの「道具」になりました。
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道具を使って、自分たちで実現できること!がどんどん増える。うれしいね〜!
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西山の冬のお楽しみ!
急に冷え込んできましたね。いよいよ冬らしくなってきました。
さて、今日のお山の保育園(西山)では・・・!
溜まったお水から、お〜おきな氷が!
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「見て見て〜!こっちの氷、葉っぱが凍ってるで〜!」
なんとも素敵な自然の光景!
「こっちの、丸〜い氷になってるで〜」分厚くて、ボールに入っていたお水のまんまの形に凍ってる〜!あちこちの氷見つけては、発見!
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「やかんの中はどうなってるかな〜?」
自然の遊びや発見は変化いっぱい&唯一無二。どんな既成のおもちゃよりも魅力的で、子ども達の五感全てに豊かに響く!
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ゆっくりめの冬支度。たきぎとり
今年は暖かく、まだ山の本格的な寒さは着ていませんが、だんだん冬支度「薪とり」のお仕事の季節です。
裏山に行って、よーく乾いて燃えそうな焚き木、いっぱい集めるで。
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よく乾いている木は、足でポキッと、ちょうどいい長さに折って揃えて。
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こんな、いい木もあったで〜。
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縄で、薪木をまとめて縛って、よいしょ!こらしょ!さあ、保育園まで運ぶで〜!
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西山の大切なお仕事。働くみつばちっこ、年長さんです。
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園庭の落ち葉も集めて・・おいしい焼き芋の季節やね〜。
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大好きになった「竹馬」さらに挑戦!築山に登ったり、高さをあげたり・・どんどん、本当に嬉しそう!
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そして、竹で、こんなんも!こりゃ、楽しいね〜。仲間と「逆上がり!」
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働くみつばちっこ、年長さんの姿に・・・
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3歳児、かえでさんも「よいしょ!こらしょ!」
西山のおいしい〜秋!の毎日
お山の保育園の栗は、さらにまん丸!で、まだまだ豊作!栗三昧のみつばちっこです。
栗ご飯だけでなく、さまざまなおいしさを楽しむ毎日ですよ。
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今日の収穫分は、せいろで蒸して。
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給食のお皿に「栗」嬉しいね〜。
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おいしい秋は他にもいろいろ!献立が魚の日は、カウンターでサワラを捌く様子に大にぎわい。
この日は、西山で「自分たちで火おこしして、焼くで〜」
ヒレも頭(カマ)も!
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どうかな?焼けたかな〜?畑でとれたお野菜も一緒に焼いて。
特別の日でなく、これらが「日常」として営まれる大切さですね。
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焼いたあとの網もきれいに洗うよ。「働くみつばちっこ」生活に根ざし労働することへの喜び・誇りが生まれ出してくる時代ですね。
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翌週のお山の様子。食材は「鮭」なので西山での幼児さんは「鮭のちゃんちゃん焼き」
(ちなみに、この鮭からは・・なんと、イクラが出てきました。調理の先生がおいし〜く大人用にしてくれましたよ)
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食べることは生きること。生きることは「暮らす・生活」していくこと。
そこに、自分たちが確かに関わっていく実感が、喜びと確かな実体験へと重なってい句よ。
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さて、美味しい「栗」はまだまだ、本当に毎日!この日は、焼いて「パンパン栗」に!
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そして・・お昼ご飯中。ふっとみると・・・あら!こんな楽しいテーブルでした。ぺっちゃんこの栗はこんな風に楽しんで素敵。「焼いてんねん〜!」と、ごっこ遊び!
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西山に上がってきたしいのみさんも、美味しいことに集まってくるよ!
まだまだ続く、美味しい「秋」です。うれしいな〜
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