2009年6月

朝の給食室カウンター!!

みつばちっこ

毎朝の、この後ろ姿の光景。なんだか、後ろから見ている私たちが「今日はなあに?」と、ワクワクしてきますよ。さて、のぞいてみると・・・・

この日は、梅シロップと梅干づくりのお手伝いでした。つまようじでひとつづつ、てっぺんのヘタをきれいにとるよ

もみのきさんの様子にあこがれて、毎日やってくるTくん。「やってみる?」とつまようじをもらい、おんなじように・・・真剣ですよ!!

さあ!氷砂糖も一緒にいれて、おいしくなーれ!楽しみ!

そして・・今朝のカウンターは・・・小さいこどもたち(しいのみさんたち)の出番でした!!ピーマンの種をとって、ギュッ!とちぎるよ。なかなか力がいるぞ!小さな手指をしっかり使って夢中!

“見て見て〜!!”といわんばかりに「アッター!」「デキター!」「ピーマン!!」と先生に見せてくれる、うれしい瞳!お昼ごはんが楽しみだね。

・・・ホールでは、もうひとつのみつばちの毎朝の光景。あちこちで、ロールマットやハイハイ・手押し車に雑巾がけ。おとうちゃん、おかあちゃんも一緒にがんばってるよ!そんな姿を見ると、こどもたちも、うれしくっておおはりきりよね!

京都 保育のつどい

つくる会

京都保育のつどいが、6/28 東山 華頂短期大学で行われました。

こづちのお店・・・今年はパン屋さんでした!!おいしいパンを有難う!!ご苦労様でした。
完売の繁盛振りでした!!

ひかりかぜさんもお隣で、物品販売。マイ箸とミニ巾着を買いました。
園長もお買い上げ!!

つどいに参加した時のちょっと感想です。

午前中、記念講演として、長谷川 義史先生の「絵本の話」でした。

初めに「ライブ絵本」ということで、長谷川先生がお話をしながら、即興で紙に絵を描いていくという内容。墨汁と筆で模造紙に先生がお話をしながら、描かれる絵は、とっても動きのある迫力もあり、墨絵であるのに、なんかカラーのような、脳に直接書き込まれていくような感じの迫力でした。内容もとっても楽しいお話でした。

次にスライドでいくつか作品を紹介。
その途中で、アクシデント!!パソコンが急にシャットダウン!!会場騒然!!でも、先生は、絵本の読み聞かせに切り替えて、紹介してくれました。先生曰く、「絵本はスライドで大写しでするのは、こんな大きな会場だと仕方のないことですが、やっぱり、絵本は手に持って、ページをめくりながら読み聞かせる方がよい!!」
絵本て、ただ読むだけではなく、ページを1ページ、1ページめくる、めくり方やタイミングで、色々な表現をするからだと思います。スライドでは単に紹介!!である内容が、手でめくっての読み聞かせでは、なんか、絵本が生きてる様な感じがしました。
紹介の会った絵本は先生のデビュー作「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」と「いろはかるた」「いいからいいから2」←このスライドが途中で止まりました。「いいからいいから3」←これを読み聞かせで。
どの本もとっても楽しい本でした。(ちなみに、途中で止まってしまった「いいからいいから2」は終わってからの販売で、購入者が続出!!売り切れ状態でした。
我が家も初めは2冊ほどしか買っていませんでしたが、終わってから、全てを購入したのは言うまでもありません。
昼休みに、子供達にこの本を読み聞かせました。一番お気に入りになったのは「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」・・・「おじいちゃんのおじいちゃんはヒイおじいちゃん。ヒイおじいちゃんのおじいちゃんはヒイヒイおじいちゃん。ヒイヒイおじいちゃんの・・・ヒイヒイヒイヒイ・・・・おじいちゃん」最後は・・・
とっても楽しい絵本です。
講演の終盤は先生のウクレレ演奏。
とっても楽しくって、絵本の面白さを実感できた講演でした。

そして、午後からはいくつかの講座と分会。
私は家内と(園長先生も一緒でした)が「保育の情勢」についての分会に参加しました。
少し難しい話になりますが、大きくは2つのことが変えられようとしているそうです。

○1つは保育に係わる財源について

保育に係わる財源は、保護者が支払う保育料と税金でまかなわれています。
そしてその税金は、現在は「所得税」「市民税」「消費税」と集められた税金を色々なところに振り
分けられているのです。
この税金を、これからは「消費税だけ」でまかなおう!という案が出されています。
もちろんこの消費税全てが保育に係わる資金になるわけではありません。消費税から、保育、
高齢者、障害者、医療、年金に振り分けられるのです。で、今の税率でまかなえるの?・・・
まかなえないから、増税・・・て話になるのです。

では、この問題は税金だけの問題?・・・違います。こういう案が実現すると

㈰これまで、保育の充実を求める時、「無駄な公共事業をやめて、保育の充実をしてヨ!!」ていう話で
声を上げれましたが、この案が通れば、「公共事業」と「保育」財源が異なるから言えません!!
(保育を取るか、高齢者を取るか、医療を取るか・・年金を取るかの究極の選択です)
㈪では、保育を充実させるには?
消費税をグーーんと上げるか、保育料を上げるか。の2択です。

㈫税を上げるのも、保育料あげるのも出来ない!!
となると、保育の質を下げなければならなくなります。
保育園職員の労働条件が悪くなります。
職員がもっと充実した労働条件を!!となれば、
保護者 Vs 職員 の争いになります。

こんな状態で、今まで通りの保育が出来るのでしょうか?

○もう一つは、保育制度が大きく変わること
これまでは、保育園に入れたい親と保育園との間に市が入っていた。
例えば、保育園への入園申請

親(第3希望まで書いて) → 市 → A保育園、B保育園、C保育園
と市が保育園と話し合って、振り分けていた。

こう変わる
「親が直接保育園に入園を申し込む」

どんな問題が起こるの?直接申し込めるから良いのでは?
㈰入園申込みを直接行うということで、希望者自身が全て回らなければならないし、行かせたい保
育園が複数あっても同じ日に重なれば、どちらかしか申込みにいけない・・・通れば良いが、
定員もれした場合、行きたい保育園が一度にいけなくなる。
㈪今の大学と同じように、選考されない場合を想定して、複数の園を申し込む。そして、複数とお
れば、行きたいところに行く。こうなると園側に負担がかかる。キャンセルになる場合があり、
定員だけをとっておくと、結果定員割れとなってしまう。だから、定員以上に初めから確保し
なければならない。が、キャンセルがなければ、そのまま定員以上の人数となってしまう。
このように、入園者数が読めない状態で経営が厳しくなる。
㈫保育料の問題
これまでは、市が一旦保育料を回収し、税金割り振り含めて、園にお金が下りてくる。
保育料の滞納があった場合でも、一旦市が負担して園におりてくるお金は保証されている。
制度が変わると、保育料も直接園に支払うことになる。
同じように、保育料滞納が起こると、園が直接資金影響がでる。
園側としては、滞納者に対して、退園をお願いする形になる。
このように退園した場合、次の保育園に申し込んだとしても、なかなか受け入れてもらえない。
こんな状態になってしまう。こうなれば、今の保育を続けることなんて出来なくなる。
しかし、この案は2013年には児童福祉法の改正で実現されようとしている。
でも、まだ今なら法が変わったわけではなく、案の段階であるから、みんなで声に出して訴え、運動していけば変えられます!!

ちょっと難しい感じの話ですが、分会の話はこんな感じでした。他にも制度改革に伴い公立保育園の民営化の問題(幼保一元化の問題も含めて)や認可保育園制度の廃止で指定保育園制度(条件が合えば誰でも保育園が出来る。企業化。)の問題等の話でした。

他の講座や分会は・・・どこもためになる話だったと思います。

今年行けなかった方は、是非、来年一緒に行きましょう!!
その前に、7月25,26,27日に大阪 吹田の関西大学で合研があります。浅本先生や建部先生が話をされるそうです。ぜひ参加して、応援しに行きましょう!!そして勉強しに行きましょう!!

なんかいるー!!

みつばちっこ

ポプラさん4歳児。おやつご、かえるちゃん見つけに行こう〜!

いくいく!と、早速見つけに行くと・・・・なんかおるでー!カメちゃうん?えーー!!

どうするどうする?さっわて見る?誰がすんの?よし!まかせとけー!あかん重たいで。

どうする〜!でも助けてあげよー!と顔を見合いっこ。次は僕が!

なんとか、陸にあげてあげると・・・・触ってみたい!次の瞬間。むっくっと顔や手足が飛び出し歩みだすカメさんに驚きの子ども達。最後は川にそーっとおいてあげました。

2009年度総会を終えて

つくる会

私事になってしまいますが、今回の総会を終えての気持を書かせて頂きます。
今回私はみつばちに入って、長くも短くも、最後の年。現役最後の総会でした。
代表者ということもあり、今回は実行委員としてもたっぷりと係われました。

今回色々な試みを持って、みつばち保育園をつくる会の原点に立ち返って、知ってる人は確認をする意味で、知らない人もみつばちのことをもっと知ってもらって、今よりも、もっとみつばちを大好きになってもらって、これからのみつばちにつないでいけたらと言うことの総会でしたが、大成功!!つくる会クラス懇談会でも、どのクラスも色々な意見で盛り上がったようだし。もっとこんな懇談を!!て言う声もあったりと・・それに、お父ちゃん部の西山での保育。帰ってきた子供達は「とっても楽しかった!」「また行きたい!」と言って、大満足でした。

これまた、お父ちゃん企画大成功!!
「お母ちゃんにゆっくりした時間を!!」というお父ちゃん部の思いも、一緒にお昼に行ったお母ちゃん「こんな時しか食べれないものを食べよう!!」「のんびりお話できる!」と思いも伝わってました。

大成功の総会。そんな総会に、私は少しずつでも、しっかりと受け継がれている思い。感じれました。

これからも、受け継がれる思いを大切にしていきたいですね。

取り留めのない文章ですが、今の思いを書いてみました。

2009年度 つくる会 総会

つくる会

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