描く!彩・・・初めての「絵の具・水彩」

年長さん、いよいよ絵の具との出会いの日!

用意をしていると・・・「絵の具すんの!?」もうワクワク。

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そして道具の説明や使い方を、じっくりよーく聞いて・・

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さあ、さっそくやってみよう〜。

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比叡山に行った日「あんな、真っ赤なもみじとな、裏はまだ緑で縁がちょっとだけ赤い葉っぱのもみじとかもあってん。黄色い葉っぱのとかも混ざってるのもあったで〜」と、いっぱいこの絵のお話をしてくれたHちゃん。

このお話をしながら“そうなんや〜。素敵やな〜。じゃHちゃんの見てきたん、絵の具使ったらそんな色の絵になるな〜。今度やってみる?“と、絵の具のタイミングもイメージが膨らんでのスタートとなりました。

もみのきさんみんなに、そんなHちゃんとのおしゃべりを話しながら・・みんなもイメージが湧いてきて「こんなん塗ってみた〜い」と。

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筆の使い分けや使い方。絵の具も、ひとつの色でもお水の加減で薄〜いのから濃いのもいろんな色が塗れるんやで。と最初に説明しました。実際みて「ほんまや〜!」とワクワク。

 

そして、いよいよ、ひとつひとつ実際に使って理解しながら・・・よーくかんがえて、そして見事に集中しての姿でした。どの子も素敵

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ホールで年長さんが初めての水彩に夢中になっている頃、お散歩から帰ってきたみつばちっこが、その年長さんの初めての光景に「何してはんの?!」と、見入る!

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年長さんも初めての「出会い」  そして、かえでさ3歳児さんもこの年長さんの姿に「初めての出会い」 お互いがなんとも言えない素敵な吸収する姿!本当に素敵です。

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この日、みんなが初めての1枚を仕上げたよ!うれしいなー。

ここから、またさらに思いが膨らむね!

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日々を彩り描く(えがく)

 

年長さん。昨日のお弁当の日は、春がそこまでの八条土手へ。

担任がその様子をお話ししてくれました。

「土手で、卒園式、一部も二部もぜーんぶ最後まで、子どもらだけで始め出してやっちゃいました!近くにいはった、おばちゃんや色々な人に見てもらいながらで、まるでお客さん!

で、リズムの出る時のカーテンを開ける(まねっこ)タイミングもばっちりで!!もう、自分たちで、本当に卒園式しちゃう感じ!」と。

そんな話を聞いていると、もうもみの木さん「リズムするで〜!はい!一番手〜!カーテン誰する?」と、仲間どうしで、もう準備がホールで始まっていましたよ。

 

そして、始まったリズム。(写真が撮れてなくってないのですが)

卒園期に、さらに日々の感性豊かな想いがリズムの表現と細やかさとして、どんどん生まれてくる毎日です。その姿に、日々感動しながらの担任やみつばち大人たちの、これもまた素敵な毎日です。そんな様子をまた、Hちゃんをはじめ、他クラスのみつばちっこたちが、その心根ごと丸ごと吸収し、模倣していく!これも本当に感動です!

(また、後日その詳細もブログアップしますね)

 

 

 

さて、本日の年長さん。朝のひとときや、リズムを終えたひととき、ほっこリお昼など、それぞれの思い思いの時間で、やっぱり、「描く」毎日。

 

「絵」は子どもの話言葉そのものです。そして、そこから年長後半卒園期になると、それは自分の想いを表現する、表出することへの喜びとなっていく。

 

描かずにはいられない!夢中で楽しそうに筆やペンを手にする年長さんを見つめていると、そんな喜びが伝わってきます。

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そして、そんな毎日はさらに子どもたちの「未来」を創り出す!

Yちゃん。はばたき会の立て看板の下絵を筆水彩で、豊かに描いてくれた、野の花組担任の坂田さんに憧れながら、「Yもやってみたい!」と。

 

「昨日の、八条の土手のを、あんなして描きたいねん!」とYちゃん。

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「空はこんな色でな・・・菜の花も咲いててんで。あっ、菜の花のとこででみんなが遊んではったのも描こっと」と、風景の彩りや景色を、なんとも楽しそうに、そして、下絵なしで、描いていく!

子どもたちの果てしない可能性と、生み出す豊さ、その重ねてきた力に、本当に感動です。

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一つ一つ、丁寧に夢中で色どるKちゃん。そっと私が見入っていると、「これ、みんなの荒馬。離れにこんなしてあるやろ」と、うれしそうに一言つぶやきながら、また夢中。

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それぞれが自由に暮らす、その中にしっかり仲間も感じながら。

外でほっこり「か〜ごめかごめ〜♪」の声が聞こえてくると、絵筆を休めて見つめたり・・

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離れ部屋で過ごす傍らで、園庭やテラスでは、こんな風景も。竹馬も楽しいな〜。

あさもっちゃんが、高い竹馬に安心して乗れるように、縄で硬く縛るのをお手伝いに来てくれました。みんなに、たくさんたくさん関わってもらいながらやね。うれしいね。ありがとう!

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「みて〜!藤棚の上の方も見えるで〜!高いわ〜!」と、うれしそうにKちゃん。C2D47D3D-33A9-4863-8924-0C859698D7E5

 

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そして・・こんなのも!

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坂田さんが子どもたちの声を聞きながら素敵に描いてくれた下絵に、思い思いの「切り絵」

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まだまだ、これから毎日楽しみ!楽しみ!卒園期の膨らみを存分に仲間と創りながらも、ごくごく、自然な日常をすごす、もみの木年長さんです。

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追伸・・・今日は「中学校」の卒業式。卒業式を終えた元みつばちっこが遊びにand卒業報告に来てくれましたよ。うれしいな〜。あなたたちも、こんなして毎日、保育園時代、いっぱい遊んで、いっぱいぶつかって、いっぱい喜びあって感じあって仲間と過ごしたね。

 

今日はたくさんのみつばちっこが大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんたちにいっぱい遊んでもらっていましたよ。

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そんなOB卒園児の旅立ちの日。うれしい一日です!中学生のみんな卒業おめでとう!

「スーホの白い馬」

はばたき会が終わり、卒園期を控える年長さんに「スーホの白い馬」を手渡しました。

 

モンゴルの暮らしや営み。そこで共に暮らす人や生き物たちのありよう。

さまざまな国や時代・背景のお話には、一つ一つ、その文化や歴史が織り重なっています。

そして、その重なりは、人が紡いできた歴史・生き様でもあります。

 

そんな一つ一つを、この卒園期の子どもたちに手渡す。

モンゴルの暮らしや、そこで暮らす子どもの毎日の深さなども、お話に重ねながらの読み聞かせです。

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真っ直ぐな瞳で見入る。聞き入る。

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お話の途中に、モンゴルの子どもは働き手で、毎日のお仕事で水を遠い遠いところから運ぶお仕事をしていたり、モンゴルでは羊や馬とゲルを共に何日もかけて移住しながら暮らしていること。

白い馬はスーホのところに戻るために、町から何日も何日もかかるような遠い遠いところを必死で駆け抜けて来たこと。

 

 

 

そして・・お話の最後には・・スーホの悲しみ。白い馬の耐え難い傷みを感じた年長の子ども他たちに・・

でも、人は悲しさや辛さ、別れに出会い、生きながら・・ただ悲しむだけではない、その心には必ず、何か心の支えや光があって、それを糧に人は次に向かっていつまでも、その思いを大切に共にしながら歩み続けていける力・光があること  を伝えました。

 

 

あなたたちにもこれから、いろんな出来事があるかもしれない。でもスーホが白い馬の夢を言葉で聞いて、馬頭琴を作って・・馬頭琴を弾くたびにスーホと白い馬の心が一緒にあるように・・・

わらしべ王子(沖縄)もそう。森は生きているもそう。そんな時に唇に歌を。昔の人たちは、そうして仲間と一緒にたくさんのことを乗り越え、そして、今があるんだよ。

人は、そういう時こそ勇気と知恵を持って、生きていける力があるんだよ。

 

 

絵本を閉じてからの最後のお話を・・・本当に、凛と心根で聞き入ってくれた、19人でした。

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そして・・・

描く(えがく)  歌う  子どもたち。

♪響け 草原の歌♪の歌声が、響く、毎日です。

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毎日を「描く(えがく)」年長さん・・・Part1

「見て!見て〜!」

あさも畑に大根抜きに行った翌日、年長のSちゃんが事務所にこんな絵を見せにきてくれましたよ。「薄〜いみどりのとこの下が、一番甘いところやねん」と、素敵なおしゃべりもしながら。

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毎日の「暮らし」をえがくことの喜びがあふれる毎日です。

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「森は生きている」の世界

少し前ですが、年末「森は生きている」の読み聞かせ。

長いお話ですが素話も含め、1日45分程の読み聞かせを3日間にわたって出会いました。

今年のもみのきさん。どの読み聞かせも、出会ってから、さらにそれを深めて自分たちに入れ込んでいく、素敵な姿があります。

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お話に出会った時の真っ直ぐな瞳

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ひとつ一つの場面を自分の心に移しこみ、思わず笑みがこぼれたり

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緊迫する情景に、まま娘の心を重ね、思わず同じように、息を呑む・・・

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ひとつ一つの場面を本当に、豊かな心根で丁寧に真っ直ぐ理解し、それぞれの響く情景に心が動く

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「森は生きている」のお話に出会い、同時にいくつかの歌とも出会いました。

今までの年長さんが歌っているのも聞いているので耳にはしているけど「あ〜!この歌、そうやったんや〜♪」と、繋がる瞬間のうれしさ。

 

 

そして、1月の終わり。

京都に大雪が降った翌日。琵琶湖ホールへ。「オペラ・森は生きている」の世界と出会いました♪

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ちなみに・・・「明日、森は生きている見にいくよー」と担任がお話しすると「え〜っ!!森は生きているの絵本の中に入れるの?!」と子どもたちの声だったそう!

なんとか雪も大丈夫で、無事園バスを走らせていくと・・・滋賀に向かう道道の山々が近づいて雪景色!「もう着くんちゃう?だって、向こうの山見えてきたで!」「雪もいっぱいやん〜!おみじかに会えるかも!」「まま娘いはるかな〜?」と、次々に。

どうやら、本当に「森」にあそびにいくと 思っていたようです!いつも、あそびにいくように「まつゆき草が咲いている森」にあそびに行けるんや!と!

本当に、真っ直ぐな素敵な年長さん。

 

・・・山を越えて、なんだか街並みに?「えっ?山も森も遠くなったで?」「ん?海?船?」・・「ここ、前きたことある〜!」と、大津のなぎさ公園へ。広大な雪景色に見入りながらひと休憩して、いよいよ琵琶湖ホールへつきました。

 

そして、子どもたちに今日のお話をして、いよいよ中へ。

舞台を見て「わ〜!ほんまの森みたい!」

そして・・・約3時間のオペラを、本当にじっくり夢中で出会って聴いて、お話と歌、オーケストラの演奏に入り込む、もみの木さんでしたよ。

 

コロナで本物に出会う機会が少なくなった中、本当に久しぶりです。

やはり「本物」の文化・芸術は心が揺り動かされる。幼児期のしなやかな感性だからこそ、本物の文化を大切に手渡したいと思っています。

 

 

そして・・・そのあとの初めてのリズムの日。

歌声がさらに豊かに!そして、さまざまな年長リズムまでもが、身体中からしなやかな表現と、自分たち一人ひとりが感じ吸収し出会った全てを、なんだか身体中、心根いっぱいで楽しみながら年長リズムにはずむように踊るように、揚々とまるでオペラの歌声や演奏が聞こえてきそうな感じで、リズムをする姿!

 

本当に計り知れない、年長さん卒園期の深い深い真っ直ぐな取り込む姿に、大人たちはただただ感動するのでした。(その日の写真が歌っている時だけしか・・ですが)

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そして、日に日に「森は生きている」の世界を「描く(えがく)」子どもたち。

 

荒馬作りや、ホッコリ竹馬で遊んだり、そんな中に「えがく」ことも、自分を表現し、自分の思いを表出する実感・喜びのひとつになっています。

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そして、その表現や生み出しは「もっと!もっと!」と、仲間と膨らむ!

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リズムの合間の一息中。担任が「森へ向かうソリの歌」弾いて練習していると・・・・子どもたちが、こんな風に!

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どうやら、舞台や絵本で出会った場面そのものを、ごくごく自然に仲間で一緒に生み出しながら、始まったよ♪馬がソリをひいて、森を駆け抜ける!

その豊かな表現と仲間とひとつの世界を共に楽しく生み出す、楽しさ!心がはずむ!

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この日から、さらにピアノの音色に合わせて、「まつゆき草」になって咲いてみたり、森の木になってみたり、その間をおみじかうさぎが跳ねていたり♪

身体と心が自由にしなやかに解放され、こんなにも豊かに生み出されていく姿を目の当たりにして、私たちはただただ子どもたちの、未来に生きる計り知れない真っ直ぐな育ちに、感動の毎日です。

 

 

 

 

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