年長さんの「テーブル椅子作り」
2023年10月23日
西山では年長もみの木さん、竹馬大好き!のこの頃。
トントンと、乗れるようになって嬉しくって、嬉しくって、それぞれが「一周まわってくる〜!」「築山いけた〜!」「その場乗りできたんやで〜!」「3つ進めた〜っ!」と、揚々と声が響きます。
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そんな西山で、ひとあそびした頃に・・木を出し始めてみました。「何々?」
“だいぶ前の年長さんが作ってくれたテーブル、もう随分使って直してもグラグラになってきたし、又新しいのがいるなーと思ってな“と話しながら・・・
「作る〜っ!」と気持ち満々のDくんがやってきて、Mちゃん誘って運び出しましたよ。
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長さはどうかな〜?どれくらい木いるのかな〜?と、元々あるテーブルに重ねて、比べてみました。
「じゃ、この長さと一緒の線を鉛筆で目印で書いて、ノコギリで切ったらいいな〜」と話していると・・・
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Dくん「えんぴつ〜!!」と、走って夢中。そのまま線を引きかけたのですが“歪まんとまっすぐ切るのには、まーっすぐ線引く道具があるねん“と、伝えると・・・
「あっ!それ、昨日大工さん使ったはった〜っ!」と、またまた、仲間みんなが集まってきましたよ。
そして、一生懸命蒲生ちゃんに「あの、昨日使ったはった・・・線こうして引く・・・長〜い・・のある?」と、一生懸命説明。
“これ?“と、がもちゃんが出してくれると「それ!それ〜!!!」と。“定規とか、物差しっていうねん〜“と話しながら。
早速、もう子どもたちで集まって挑戦しだしました!
本当に本当に、息を呑むように集中して慎重に、もみの木さんの様子。昨日の大工さんの姿を重ねて・・・「ゆっくり〜。まっすぐやで〜」「あっ、そうや。この横も引いてはったで。向こう側は線いらん」と、しっかり教えてもらったことも!私は知らなかったわ。すごいな〜。
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6人グループで、早速作り出しましたよ!
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全部で何本?今、何本切れた?あと、何本切ったら出来上がるかな?「い〜ち・に〜・さ〜ん・これで、し〜。4本や!」「あと2本っ!もう、ご飯食べる前に全部切ってしまおう〜!」と、なにやら相談中。子どもたちで合わせて数えて確かめ、見通しもって。
何気ない、ひとつ一つの工程の中に、就学に向かっていく理解や学習の準備が、実践でいっぱいですね。
「6本全部切れたで!やった〜!ここで食べるっ」と、6本のまっさらな、自分たちで切った木を並べての給食!うれしいな〜
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ここから、ひとつひとつ、工程を重ねながらいよいよ、仲間と力と知恵を合わせての「テーブル作り」が始まりましたよ。大工さんみたい。楽しみ!楽しみ!