みつばち畑の〜♫〜パピプペポ〜

待ちに待った憧れの年長さん。

あさもっちゃん〜!黒い土にするねんで〜!見ててや〜。えい!と力を出して、踏ん張って!・・・

仲間と共にくわ仕事を、楽しみ働くもみの木の子ども達。何だかこの風景をみると、本当に年長さんになったんだなー!と実感と共に、嬉しさや色んな思いが込み上がってきま

す。夏野菜の収穫を楽しみにしながら、毎日、みつばちっこ皆の畑を作っているよ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みつばち米

 

今から20数年前、みつばち保育園は京都市中間里親と、3歳〜就学前児を無認可にて併設し中京区の地で歩んできました。

周りにはビルが建ち並び、一握りの土すらなく、空気は汚れ、高層ビルが立ち並び、広い空もとぎれとぎれでしか見えず、豊かで、安全な遊びは既にありませんでした。

そんな中、『最悪の環境から最高の環境につれだそう!』を合言葉に、公共機関や園バスを使い京都市内中の自然を庭に転々とでかける毎日が始まりました。

 

 

更に、もっと自由で、豊かな遊び場や暮らしを保障したい!と、日々たくましく成長するこども達の育ちから、当時の職員や保護者が立ち上がり 『子どもらに緑と土と太陽を!自然豊かな園庭を!』と、多くの方々の支援を受け西京区西山高原の頂上に園庭を購入する事ができました。

 

現在、認可になって12年目の今も、子ども達は 『お山の保育園』 と呼び、畑を耕し、グミをほうばり、虫を追いかけ、木登りを楽しみ・・四季折々の自然と共に、仲間と暮らしを営んでいます。

 

そんな『お山の保育園』で昨年、お米づくりに挑戦しました。

裏山から何度も土や薪を運び、焼いてはこしての繰り返し。また、米一粒から苗を育て、田植えを経験し、暑い夏には、川遊びに出かけては水を運び、雨がふれば雨水を汲み、また、一から創った田んぼには、トノサマガエルのとのちゃんも住んでくれました。台風にも負けずたくましく育った稲、いよいよ収穫を向かえる間近、お山につくと大変や〜と大きな声。そこには、イノシシやおさるさんの足跡が無数に広がり、お腹一杯に食べつくした様子がはっきりと伝わる様子。

しかし、お腹すいてはったのかな?小さい足跡を見つけて、お母さんが子どもにあげはったんやで!と、自然を大きく・やわらかく・まるごと受け止める子ども達でした。

 

そんな昨年の経験があるからこそ、今年、子ども達と知恵を出し合い工夫できるぞ〜!今年こそは収穫だ!と、お米づくりをしています。楽しみ〜。

 

浴槽いっぱいにつくった土を、田んぼに土入れ

お水をいれると、入ってみたくなるよね〜!気持ちいいー!

 

元気な土作り2

何をしているか解りますか〜?

土を焼いているんです!何故かと言うと、腐葉土の森から一生懸命に運んできた土には、長年をかけて溜め込んだ栄養と合わせて、

ごろごろの石や、いろんな種子が入っています。

焼くことによって、土が乾き、その後のこす作業がとてもやりすくなり、大きな石と土とわける作業がとってもらくちんです。

また、熱消毒する事によって、種や苗を病気からも守ります。

 

昨年度、初めて経験した子ども達、すっかり作業のイメージを持って、手分けする姿や、出来具合をみはからう子ども達。

いい匂いしてきたで〜!初めての子も、土ってこんな匂いがするんや〜!そうやで〜これが栄養いっぱいの匂いやねん!と、自分達の、目や耳や体中の五感で知った、大切な経験

を元に、たっぷりと誇らしげに語る姿があります。

 

 

 

元気な土作り

いってきまーす!と、腐葉土の森に向かって進むもみの木さん。

みつばちっこ皆の畑を、僕たちで素敵にするねん。

  

 

 

 

 

スコップは任せて!僕は運び役!俺は力持ちや!と、それぞれの力を合わせて・・・.

おーい!力かしてー!任せとけ〜!

   

 

すっかり春ですよ〜

 

見るもの触れる物がとっても心地よい灰方町。

春のおとづれと同時に、いよいよ僕たちも憧れの年長さんになるよ!

いっぱい遊んで!食べて!寝て!歌って!リズムして!働いて!

仲間と大きくなろうね。

てんとう虫              はちさん               おはなつみ

 

 

つくしとり


 

 

 

 

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