うれしいお客さん!

みつばちっこ

今日、とってもうれしいお客さんが、遊びにきてくれました!中京のみつばちにいたころの卒園児Мくんです!8年ぶりの対面に、玄関先で顔を見るなり、感激で思わず保育園時代に帰って15歳のМくんを抱きしめてしまった、丸国でした。
自転車で、新しいみつばちを探して、ひとりでひょこっと遊びに来てくれたのです。
とっても、元気でやんちゃで、忘れられない卒園児のМくん。卒園式前日に私がはばたきノートに書いたメッセージを、お母さんは台所にずっと貼り付 けてくださり、苦楽を共にしながら育ってきた子どもです。

Мくんとの出会いは、私を保育士として大きく成長させてくれた出来事がいっぱいでした。

話はつきず・・・そんな中で、Мくんは、現在のことや、い~っぱいの保育園の思い出話をしてくれました。
*愛宕山は、ツルツルで(雪やったんです)みーんなで登ったこと
*西山は不思議な事がいっぱいあった(らしいです!)こと
*野イチゴは甘くて大好きやったこと
*西山のキャンプはサイコーに楽しかった。Aちゃんが夜泣き出してびっくりしたこと
*コマを外(中京の路地)で回して、地面で回すのが難しかったこと
*傘建てをつくって、釘を打つのに失敗してみんなで考えたこと
*園バスが大好きだったけど、暑かったこと
*給食のレバーが、苦手だったこと
*お昼寝より、遊びたかったこと
*跳び箱で「あんな大きいのとべるかな?」とドキドキしてたこと
*鴨川のごぼてんは、ほーんとにおいしかったこと
*刺繍は、あんまり好きやなかったけど、みんなが夢中でしてるので、ほんとは、早く外で 遊びたかったこと
*絵本をよんでもらうのが、楽しみやったこと
*歌うことも大好きだったこと
などなど、他にもいっぱい。
中高生の卒園児たちにあうたび、いつも思うのです。こんなにも確かに、あの毎日が心に響いていた事を。
そして・・・Мくんは、話の折にこう語ってくれました。「保育園が大好きやった。あの、せまい保育園が、あそこが大好きでした。あの小さい園バスが大好きやった」と・・・

そして、現在のことも含め、こんなに素敵に深く、しっかり過ごしているМくんをみて、涙が思わずあふれるのでした。

こうして「みつばちのおうち」に里帰りしてくれたМくん。その後、みつばちっことおやつを食べたら・・・すっかり子ども達と仲良くなって「お兄ちゃん!お兄ちゃん」と絵本読んだり、遊んでくれたり・・・最後は、つくる会の合唱の練習にも飛び入り参加。
本当、楽しい、うれしいひとときでした。みんなで創った、みつばちの「郷」は・・・やっぱり「みんなの郷」です。大切な、大切な「郷」・・・