遊びをせんとや生まれけむ
2020年1月8日
あけましておめでとうございます。
新年をむかえるにあたり、大好きなこの歌でスタートしたいと思います。
遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん
遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ
(平安時代「今様・梁塵秘抄」より)
年長児が結った「しめ縄」で年神様を迎えた保育園。年の瀬の大掃除と鏡餅づくり・しめ縄づくりは、みつばちっこにとってお正月をむかえる前の楽しいお仕事(遊び)です。そして、新年は「松尾大社」や「三宮神社」へお散歩初詣。「雪がいっぱい積もりますように!」とワクワクお願いです。
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こどもたちの「遊ぶ」「戯れる」毎日の姿は、夢中で今を生きる証。育ちの根っこそのものです。
「(こどもは)遊ぶために生まれてきたのだろうか。戯れるために生まれてきたのだろうか。遊んでいる子どもの声を聴いていると、私の身体さえも動いてしまう」
私たち大人も、そんなこどもたちの姿に多くの元気をもらうだけでなくだけでなく、まっすぐ今を生きることの深さと意味を学ぶのです。
追伸・・・・
ニュースなどでも話題になっていますが「幼児保育料無償化」「給食副食費実費徴収」など、子育てをとりまく施策はさらに急変しています。なんだか良いように感じるこの施策。実は、実際の保育現場では「子どもへの平等性」「保育の質の確保」が困難な状態で、大きな問題点がいっぱいです。保育園入所に伴う矛盾もいっぱいです。地域の方の切実な悩みをお伺いしながら胸を痛め、何とかせねばと動いています。
2月2日は京都市長選挙です。市民の声をしっかり届け、安心して子育てできる京都にしていきましょう。