2021年3月

明日!卒園式にむけて・・・

みつばちっこ

 

いよいよ、明日は卒園式。

 

 

卒園に向けての毎日。

素敵な姿、深く育ちあった姿と合わせて、、、本当に18人の仲間と向き合う姿、今だからこそしっかり、自分のこととして又仲間のことも一緒に深く考えて欲しい。。と、手渡したいことを、この何日か、18人の仲間と大人たちで、真剣に向き合う機会があります。最後の一日までが、こどもを信じて手渡す「営み」。。。

 

 

自分の思いというのは、真っ直ぐ言葉で出さなければ分かってもらえないこと。

仲間が伝えようとしている大切なことは、しっかり眼を見ないと、その人が何を思っているのかがわからなくなってしまうこと。

「言葉」というのは、とっても大切で、いい加減な気持ちで、人や自分を傷つける言葉は言ってはいけないこと。

そして、あなたのまわりには必ず分かってくれる人がいるということ。

 

 

卒園を真近に、もみのきの18人は、毎日、毎日・・昨日より今日・今日より明日。。と、確かに大きく深く変化していきました。

だからこそ、あと一息、ここというときにジブンの気持ちをはぐらかしてしまう仲間に、本当に涙して真剣にジブンの思いを一生懸命伝えたり、受け止めようとしたり、一緒に考えたり・・・「オレも最初、そうやったで。でもな、みんなに言うたら分かってくれたで」「だんだんでええんやで!ドキドキするけど、えいっ!って、あきらめんとやったら大丈夫なんやで」「前より、よう足上がってきてるで」「ちょっと、どうしよかな?って考えるのはええけど、怒って手出すのはアカンと思う」

などなど・・・

担任や私たちがべったり入らなくても、だんだん仲間のことを仲間の力で解決できる集団になってきました。それは、本当に長い間合いもいるし、時間もかかるし、すごいエネルギーも入ります。。

でも、本当に途中で諦めず、仲間をそのままにせず、何とかしてして、と一生懸命なのです。。

受け止める側も、、時間はかかりながらも、だんだんその思いをしっかり受け止める。その受け止め方は確かなものとなり、それが伝わってくるからこそ、また、仲間がそこを認めあい、言葉にし。。。。

それは、皆が、一人一人、そんな経験をいっぱいいっぱい重ねてきたから、心の想いが痛いほど分かるのだと思うのです。。

 

 

一方で、卒園がいよいよ具体的に近づくにつれて、喜びや期待だけでない「胸がざわざわする不安感」を、違う形で表出していく姿もありました。

この何日間の・・そして今日のこどもたちの姿を見て、何としても「そのままのあなたで大丈夫なんだよ」と、最後の最後まで伝えていかねば・・。

今日の一日を終える前の夕方、あらためて大切なお話をしました。

すると、心の力がふっとぬけ、氷が解けたようにひとり、またひとりと、いろんな心の内の話をしだすのでした・・・・。

こどもたちの郷は、みつばち保育園ですが、何よりも、家庭・家族です。

そんな思いで、一緒に明日を皆でむかえましょう!

 

 

 

明日、18人のこどもたちと大人たち、心まっさらに自分らしく、共に心感じ合ってきた仲間と卒園式をむかえましょう。

 

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