「子どもの日」パートⅡ・・一緒に考えてみよう
2021年5月5日
前回のブログで「子どもの権利条約」について触れました。
絵本「すべての子どもたちのために 子どもの権利条約」
卒園前に手渡す大切な絵本です。(これは昨年度卒園式前日の様子。この日に「明日、お父ちゃん、お母ちゃんにも、必ずこのことを伝えるからね」と、18人と約束し、翌日の卒園式に卒園児保護者のみなさまに読み聞かせをし、手渡しました)
子どもに関わる皆さんに、ぜひ手元にしていただきたい絵本です。
そして今回は、コロナ禍が続く中、昨年の春に出された絵本を紹介します。
国連・子どもの権利委員会は2020年4月に新型コロナウイルス感染症に関する声明を出しました。
COVIDー19パンデミックが子どもたちに及ぼす重大な身体的、情緒的及び心理的影響について警告するとともに、各国に対し、子どもたちの権利を保護するように求める。さらに、COVID−19パンデミックが突きつける公衆衛生上の脅威に対処をするための措置をとるうえで子どもの権利を尊重するよう促すものである。各国に対し以下(11項目)の措置を取るように求める。
この11項目の内容をわかりやすく訳し、絵本にし、真っ只中にいる「子ども達自身」が・・また、そばにいる大人たちとも一緒に対話し考えてみよう、という絵本です。
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子どもの権利には4つの柱があります。
(みつばち保育園職員用研修パワポより)
コロナ禍の中、今までのようにいかなくなったこともいっぱい。子どもを取り巻く社会生活の変化、保育園や小学校、中学、高校の風景もどんどん変化していく時代・・政府や自治体、そして、関わる私たちが、改めて国連が出した声明を受け止め、どう実現するかを考えねばなりません。
ぜひ、この絵本を手に取って皆で知恵を出し合いましょう!