もみのき組・年長合宿・パート1

みつばちっこ

12月16〜19日3泊4日、もみのき組の年長合宿を行いました。例年は、全国津々浦々の保育園と交流し、たくさんの経験や学びを重ねてきました。  そして、認可になって9年目の今年・・・今現在のみつばちの子ども達や保育に、本当に必要なものは何か?深め育んでいかねばならない育ちは何か?を今一度問い、職員で幾重にも討議を重ね、もみのきの保護者とも説明会や話し合いを何度も持ち、再度、共に斉藤公子先生のDVDでの学習を重ねてきました。そして、新たな1歩をふみだした、今回の合宿です。

1日目、岐阜の郡上八幡へ。自然や街なみの風景が何ともおだやかで、街の歴史と地域のみなさんが受け継ぎ大切にされているものが、染み入るように伝わってくる街です。  到着して、まずは、川べりでお弁当。

郡上八幡は「水の街」の名のとおり、風景のあちこちに「水」の命が感じられます。路地に入って散歩中の水路で・・・「見てみて〜!こんなとこに鯉がいっぱいいるで〜!」

今日の目的地「遊童館」へいく途中の路地。「あっ〜!こんなん見つけた〜!」何々?

路地にそう川べりの地面に・・・こんな石畳が、いろいろ!!「わらってる〜」「こっちのは、メガネかけてはるでー」「見て〜!これは、困った〜って顔かな〜?」他にも、素敵な景色がいっぱいありましたよ。

「遊童館」へ到着。夢中で見つめるこども達!まるで、今にも動き出しそうだったり、こっちを見つめてお話しだしそうな、動物や小人達!郡上や村の生活の姿も、なんだか時が動きそうな風景。そんな水野政雄先生の絵画や作品などに出会った、もみのきさん。たっぷり時間をかけ、ひとつひとつ見入る!

水野政雄先生との出会い。目の前で、みつばちっこが日々身近にしている木や葉っぱ・枝・紙までもが・・・ふくろう・きつね・こうもり・かぶとむし・・・水野先生の手によって、どんどん命になっていく!「わ〜!すごい〜!」

郡上八幡の街と水野先生との出会い。みつばちっこの心に深く染み入った1日でした。

2日目。今日はお山の保育園へ。♪森は生きている〜♪こどもたちの歌声で一日がはじまります!

自分達で集めた、木やどんぐり・葉っぱ達を使って・・・僕たちも創るよ!

想いがどんどん膨らむ!こどもたちの創り上げる世界!

キリや彫刻刀・はじめての道具にも挑戦。

午後は「錦の中の仙女」の読み聞かせ。園長の深い語りに聞き入るもみのきさん。この語りからこどもたちに伝えたい思いが、園長の語りとなり、こどもたちの心に響きます。仙女の歌うピアノの音に重ね・・・お話の世界と歌の世界が深まる・・・