毎日を「描く(えがく)」年長さん・・・Part1
「見て!見て〜!」
あさも畑に大根抜きに行った翌日、年長のSちゃんが事務所にこんな絵を見せにきてくれましたよ。「薄〜いみどりのとこの下が、一番甘いところやねん」と、素敵なおしゃべりもしながら。
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毎日の「暮らし」をえがくことの喜びがあふれる毎日です。
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京都市西京区 みつばち保育園をつくる会からのメッセージ
「見て!見て〜!」
あさも畑に大根抜きに行った翌日、年長のSちゃんが事務所にこんな絵を見せにきてくれましたよ。「薄〜いみどりのとこの下が、一番甘いところやねん」と、素敵なおしゃべりもしながら。
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毎日の「暮らし」をえがくことの喜びがあふれる毎日です。
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「こんな風にしたい!」という溢れる気持ちと見通し・それを実現するしていくための身体・修正していく育ち・理解力・判断力・強調性・集中力・柔軟性。
まさに「全面発達」と言われる“斉藤公子先生のさくらさくらんぼのリズム“の卒園期の姿が生まれる毎日。
2月に入ってからは、こどもたち自身が生み出す姿プラス、次の「さらなる豊かさ」に向けて、子どもたちに細やかな末端隅々までの身体使いや、ピアノに合わせてのさらなる細やかな呼吸やタイミング、仲間との心地よい協調性、その瞬時の判断などを、伝え出しています。
そんな中、さらに「リズム」が生み出す心地よさと楽しさ、喜びをどんどん吸収、実現していく年長さん!
「蝶、もっとしたい〜!」「側転もいっぱい弾いてな!」「ギャロップも!」「みーんなでする波もしたいし、弾いてな!」ピアノへのリクエストが止まりませんよ。
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リズムも竹馬も、縫い縫いも、全て「毎日が楽しくって〜!」で溢れる素敵な年長もみのきさんの毎日です。
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少し前ですが、年末「森は生きている」の読み聞かせ。
長いお話ですが素話も含め、1日45分程の読み聞かせを3日間にわたって出会いました。
今年のもみのきさん。どの読み聞かせも、出会ってから、さらにそれを深めて自分たちに入れ込んでいく、素敵な姿があります。
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お話に出会った時の真っ直ぐな瞳
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ひとつ一つの場面を自分の心に移しこみ、思わず笑みがこぼれたり
緊迫する情景に、まま娘の心を重ね、思わず同じように、息を呑む・・・
ひとつ一つの場面を本当に、豊かな心根で丁寧に真っ直ぐ理解し、それぞれの響く情景に心が動く
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「森は生きている」のお話に出会い、同時にいくつかの歌とも出会いました。
今までの年長さんが歌っているのも聞いているので耳にはしているけど「あ〜!この歌、そうやったんや〜♪」と、繋がる瞬間のうれしさ。
そして、1月の終わり。
京都に大雪が降った翌日。琵琶湖ホールへ。「オペラ・森は生きている」の世界と出会いました♪
ちなみに・・・「明日、森は生きている見にいくよー」と担任がお話しすると「え〜っ!!森は生きているの絵本の中に入れるの?!」と子どもたちの声だったそう!
なんとか雪も大丈夫で、無事園バスを走らせていくと・・・滋賀に向かう道道の山々が近づいて雪景色!「もう着くんちゃう?だって、向こうの山見えてきたで!」「雪もいっぱいやん〜!おみじかに会えるかも!」「まま娘いはるかな〜?」と、次々に。
どうやら、本当に「森」にあそびにいくと 思っていたようです!いつも、あそびにいくように「まつゆき草が咲いている森」にあそびに行けるんや!と!
本当に、真っ直ぐな素敵な年長さん。
・・・山を越えて、なんだか街並みに?「えっ?山も森も遠くなったで?」「ん?海?船?」・・「ここ、前きたことある〜!」と、大津のなぎさ公園へ。広大な雪景色に見入りながらひと休憩して、いよいよ琵琶湖ホールへつきました。
そして、子どもたちに今日のお話をして、いよいよ中へ。
舞台を見て「わ〜!ほんまの森みたい!」
そして・・・約3時間のオペラを、本当にじっくり夢中で出会って聴いて、お話と歌、オーケストラの演奏に入り込む、もみの木さんでしたよ。
コロナで本物に出会う機会が少なくなった中、本当に久しぶりです。
やはり「本物」の文化・芸術は心が揺り動かされる。幼児期のしなやかな感性だからこそ、本物の文化を大切に手渡したいと思っています。
そして・・・そのあとの初めてのリズムの日。
歌声がさらに豊かに!そして、さまざまな年長リズムまでもが、身体中からしなやかな表現と、自分たち一人ひとりが感じ吸収し出会った全てを、なんだか身体中、心根いっぱいで楽しみながら年長リズムにはずむように踊るように、揚々とまるでオペラの歌声や演奏が聞こえてきそうな感じで、リズムをする姿!
本当に計り知れない、年長さん卒園期の深い深い真っ直ぐな取り込む姿に、大人たちはただただ感動するのでした。(その日の写真が歌っている時だけしか・・ですが)
そして、日に日に「森は生きている」の世界を「描く(えがく)」子どもたち。
荒馬作りや、ホッコリ竹馬で遊んだり、そんな中に「えがく」ことも、自分を表現し、自分の思いを表出する実感・喜びのひとつになっています。
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そして、その表現や生み出しは「もっと!もっと!」と、仲間と膨らむ!
リズムの合間の一息中。担任が「森へ向かうソリの歌」弾いて練習していると・・・・子どもたちが、こんな風に!
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どうやら、舞台や絵本で出会った場面そのものを、ごくごく自然に仲間で一緒に生み出しながら、始まったよ♪馬がソリをひいて、森を駆け抜ける!
その豊かな表現と仲間とひとつの世界を共に楽しく生み出す、楽しさ!心がはずむ!
この日から、さらにピアノの音色に合わせて、「まつゆき草」になって咲いてみたり、森の木になってみたり、その間をおみじかうさぎが跳ねていたり♪
身体と心が自由にしなやかに解放され、こんなにも豊かに生み出されていく姿を目の当たりにして、私たちはただただ子どもたちの、未来に生きる計り知れない真っ直ぐな育ちに、感動の毎日です。
離れ部屋の年長さんと担任。
染め布が渇いた翌日から、早速縫い縫いです。いよいよ最後の「縫い縫い」に気持ちも高まります。
一針一針、見事無集中力・細やかな指使いで縫い上げる。まさに、就学前の姿。
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折り目や仕上げのアイロンかけ。そして、竹を通してタスキをつけて最後の仕上げ。担任も子どもたちと同様、離れ部屋で、1日中子どもたちの思いと実現に応えるべく一生懸命。
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「できた〜っ!!」仲間が一人、一人また増えるたびに、嬉しくて舞う!
そして、そのたびに「ピアノ弾いて〜!!」と、ホールでミツバチっこにお披露目!
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夕方のお迎えの時にも、お母ちゃんに見てもらって、うれしいね!本当にコツコツ素敵に仕上げたものね。
一人、一人、出来た瞬間の喜びいっぱいで、荒馬を初めてつけて舞う。跳ねる瞬間!
この喜び溢れる瞬間は、唯一無二の時間ですね。
そして、それを仲間が一緒に喜びあう!保育園中のみんなが見つめてくれる!
そんな毎日に、小さいみつばちっこ、こんな姿!Iちゃん。いいね〜。
そして、今週末。とうとう全員の荒馬ができました!!
もう「ピアノ弾いて〜!」と事務所に年長さんが次々、次々一日中止まりません。
そして、リズムの時にはいよいよ全員で!「♪ラッセ〜ラ〜 ラッセーラー♪」
19人揃っての躍動とあこがれを自らの姿で共に実現しあった喜びでいっぱいです!
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はばたき会向けて、楽しみ!楽しみ!
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1月初旬のブログで紹介した「荒馬づくり」
木で馬の頭をつくり、3本の長ーいタスキを丁寧に縫い上げ・・。と、毎日、それぞれが自分たちの頃合いでチクチクとお針仕事。
自分たちの中でしっかりした「見通し」「願い」があり「今日はここまで縫い切りたい。で、明日は仕上げちゃう」とか「あと一息やから、もう全部縫うねん」など。この1月の1ヶ月と二月初旬は、離れ部屋が毎日こんな様子。
最後の閉門時間まで離れ部屋の明かりがついて、夢中です。
でも、それでいて決して焦りはないのが、今年の年長さんの本当に安心感と自分自身を真っ直ぐ捉えている素敵なところ。
合間でほっこり竹馬したり、絵を描いたり、あやとりやマフラー編みしたりと「自分の時間の使い方」が本当に豊かに広がっています。
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そして、いよいよタスキを縫い終えたら、胴体の染めの準備。の縫い縫いです!
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馬の頭が全員出来上がったよ。一人、また、一人と仲間が増えるたびにうれしい!
手綱も編んで「馬の頭持ってリズムした〜い!」
あこがれが、ひとつづつだんだん「実現」に近づいていく喜びと期待感で溢れんばかりの毎日です。
そんなもみの木さんの空気感をホールで丸ごと感じて、見入る、ポプラさんやかえでさん!
思わず真似っこのかえでさんたちに、大事な「馬」を「持ってみるか?」と、貸してくれたやさしい年長さんたち。あら〜、そうなんや〜。と思わず大人たちは笑みが溢れます。
そして、あこがれいっぱいと嬉しさを、一緒に!心がはずむ!
「ラッセーラー ラッセーラー」の掛け声がホールに響くよ。
そして・・・
1月の終わり。いよいよ、胴体の絞り縫い縫いを仕上げ、染めに入りました。
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だんだん染まってきたよ。
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そして、絞りをほどく。
今年の年長さん、本当に細やかに丁寧な縫い目で、たくさんの輪の絞りを縫い上げたので、ほどく作業も、なかなか根気がいる。みんな、真剣。
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解けた縫い目から・・・「うわ〜っ!きれ〜い!」
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鮮やかな絞り模様がそれぞれ。本当に素敵!
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これも、また自分だけでなく、仲間のも嬉しくって!
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保育園中のみんなに見せながら、、。かえでさん思わず見入る!
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そして、Hくんもじーっくり見入る!見入る!
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コツコツと自らで仕上げ、本当に思いもひとしおやね。
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仲間それぞれの模様や染めも、みんなで見合っていたよ
またまた、次への期待がさらに膨らむ!
「もう、縫いたい〜!早くぜーんぶ作ってラッセーラーってしたいねん〜」と、Kちゃん。もう乾くのも待てないくらいでしたよ。
さあ、乾くのを1日待ちながら、周りで「荒馬」のステップに期待を込める年長さんです。
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