2022年9月10日
みつばちっこ
遊びから始まった「運動会」も、だんだん「こんなふうにしてみたい!」が明確になってきました。
この日は一本橋に挑戦です!一回で行くねん!
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「いけた〜!ってしたら、ここに石一個入れてね」
空のボウルを手に、一本橋の前で私が座っていると・・・次々と!そして「いけた〜!」っと、お気に入りの大きい石や草やキウイを探してきては「もう一回するわっ!と、かえでさんたち。
こんな風に、少しわかりやすくって、もっとやってみたくなるようなのが、大好き大はりきり3歳児!揺らして、音をカラカラさせて「もっといっぱいにするねん〜!」と、Tくん。
「こんな、いっぱいやで!」と、重〜いのが嬉しくってのSちゃん。誇らしげ!
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そんな楓さんも、運動会と一緒の「通し」を初めてやってみましたよ。高台飛び・一本橋・太鼓橋と、3つを通して集中しての取り組みです。
初めて、全部通してみるので「どうかな〜?」と思っていましたが、なんのその!どの子も嬉しくておおはりきりと、さらに3歳児らしさの「目の前の集中力」「実現したい気持ち」も生み出しながらの姿。
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太鼓橋に挑戦。Hくん。どんな風に太鼓橋を進むかは自由。子どもたちがその時に自分で決めます。てっぺんで方向転換して最後まで行ったり、カメのように身体抜きしたり、途中で体抜きしていっぱいぶら下がったり。大切な「自分で決める」経験です。
この日のHくん。どうやら・・・身体を抜いての「カメさん」に挑戦したし様子。一生懸命考えて集中して、身体を・・・・
そして!!
その、傍らでは・・・その間合いをずっと最後まで見守る、年長のKちゃんの姿が。
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Sくんの番。丸太を前にして、集中して「一回で行きたい!」と、ゆっくり本当に丁寧に集中する姿。
そんな傍らで・・・その雰囲気に、年長のKちゃんが後ろでそっと「ひとーつ、ひとーつ・・」と、小さな声で同じテンポで進んで見守る姿。
鉄棒をしていた年長のAちゃんたちも、振り返って・・最後まで見届けて・・・
静かに気持ちを寄せる年長Kちゃん。見守られながら、最後まで渡り切って素敵!のSくん。
楓さん、みんなの素敵な通しが終わった後も「もういっか〜い!と、自分たちでやってきたよ。
その様子を・・・年長のKちゃん。
みんなが次々に来るのを、担任のように前で見守りながら・・最後までいけたらニッコリ「いけた〜!」
かえでさん、みてもらって嬉しくって、さらにえいっと気持ち集中して渡りきる姿。
こんな風に関わりながら、本当に、いろんなみつばちっこに、なんとも心地よいタイミングで見守ったり、寄り添ったりしてくれる年長さんですよ。
まるで、自分たちが、担任や大人たちに見守られたり、声かけてもらtたり、励ましてもらったりと同じような姿。こうして本当の意味の心根を感じる「人の関わり」は繋がり深まっていくのですね。
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そんな「人の輪」の中で育ち合う幼児の時代のかえでさん。
しっぽとりも、楽し〜い!
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2022年9月9日
みつばちっこ
2歳児さんも、「もっと!もっと!」と、楽しみながら2歳児〜3歳を迎えたそれぞれの子どもたちの発達とやってみたい気持ちを実現すべく、担任みんなで、あれこれ遊具を考えながらですよ。
太い丸太2本の斜面を、ヨイショ!ヨイショ!Fちゃんが進み出しました。すると・・・
2歳児やね〜!お友達のをみて・・・だんだん、こんな風に!行列!これも、また楽しい〜!
スルスル斜面も頭から滑りたい〜!
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しっかり立ち止まって〜・・・
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それっ!!両足とびもうれしいな〜!
何回も!のAくん。
その横では、気持ちは幼児さんの高台跳びのよう!Rちゃん。
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太鼓橋。しっかり握って手足を順に・・一つづつ登るのが大好き。大きな発達ですね。
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大きな滑り台シュー!上からお〜い!
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それ〜っ!とジャンプ!すごいな〜。
大きい月齢グループ。身体の使い方もだんだん、より豊かになって、心地よさでできることが増えてきました。
Tちゃんは、2本丸太を立って登り出しましたよ!そんなんもできるんやね〜。そしてS
くんも!
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タイヤひきでそれ〜っ!大はりきりですよ!
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もっと!もっと!身体もおしゃべりも弾む!弾む!どんぐりさんです。
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2022年9月8日
みつばちっこ
1歳児しいのみさん。
朝♪運動会だチャッチャチャチャ♪や♪キンキンきれいな秋の空〜♪と、大きいミツバチっこのみんなにみてもらって。
♪遠くの遠くを呼びましょう〜お〜い!♪
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お山の保育園の出会いも重ねていく中で、運動会での遊びも楽しんでいます。
小雨の日は、お山の園舎での遊具遊び!ピョン!
そして、広〜いお山の園庭で。
月齢や発達に合わせ、さまざまな遊具を作ってみては、「どんな風なのが、子どもたちがもっと!もっと!もういっか〜い!と、楽しみながら豊かな発達経験ができるかな?」と、担任みんなであれこれ相談しながらの遊具の組み立てです。
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小さな月齢のグループ。斜面も足指が踏ん張りやすい畳にし「簡単にはいけへんけど、ちょっと踏ん張ったら立っていけるよ」という斜度に調整。
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階段は、平面が広くて段差傾斜幅は緩やかなもので。安定して膝をしっかり曲げて、足裏をついて登れるように。Kちゃん、この階段だいすきで本当に何回も繰り返していましたよ!
トンネル見つけたKくん!向こう側にいるFくんに「ば〜あっ!」
しゃがんでくぐっての遊び!期待感いっぱいで楽しいな〜。このあと、くぐる時にKくんが♪赤いカニコガニ♪のリズムのように、自分から手をカニさんのようにして、くぐりだしていましたよ。
そして、みんなも次々、真似っこ!真似っこ!
実は、これは担任の「楽しみながら発達を願う」遊びの大きな一つです。
ちょうど、いい高さにしゃがみ姿勢や四つ這い姿勢をとっての「あそび」
歩行の安定には、足首やひざ、股関節をたっぷり使って自由に身体が動かせることは欠かせません。歩行を獲得する前の「ずいばい・四つ這い」。その手前には「自由にたっぷり自らが手足身体を動かしながら獲得していく発達などが生活環境の中でどうしても少なくなりがちになってきています。
例えば、最近よく見かける、頭から全身中包み込まれた抱っこ紐(もう“紐“ではないですね。)は、自らで身体をちょっと起こしてみたり、顔の向きを変えたり、手足を動かしながら、その“抱っこ紐“の中で微調整しながらいっぱい動かして獲得していく経験を激変させています。
(大人だって、身体を長くじ〜っと座ったままや同じ格好を続けていると、身体がカチカチになって血流も悪くなってしんどいな〜って、なるのと一緒ですね)
しいのみさん、全体的な身体の硬さやつっぱり、などが引き続き課題です。
いっぱいの意欲を支える、しなやかな身体作りを楽しい「あそび」から!の運動会ですよ。
こんな風にね。楽しいな〜!もういっか〜い!
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そして今度は、月齢の高いグループ。
斜面の板を見つけて・・まるで幼児さんの「一本橋」のように手を横に伸ばして、そーっと何回も登るよ!
三角台の少しだけの足の引っ掛けを支えにのぼり、上で手足を考えながら向きを変えて、登って降りてもできるよ!すごいな〜!
築山ヨイショ!ヨイショ!
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てっぺんまで、いけた〜!お〜い!!
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その声に・・「オ〜イ!」
やった〜!Tくん!
お山の大きい築山、ジブンでしっかり登って降りて、うれしいな〜!
当日は、また、その日の雰囲気も含めて、どんな姿を見せてくれるかな?
西山の自然いっぱいの園庭そのものに触れて、その場所で全身で感じるそのものが、初めての運動会ならではの醍醐味ですね。
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2022年9月4日
みつばちっこ
運動会に向けて、さらに「もっと、こんなことしたい!」「こんな風にやってみたい!」と、仲間と共に歩む毎日。
跳び箱も、ただ跳べるだけでなく「足、真っ直ぐに伸ばしたい!」
全身をくまなく、瞬時に考えながらの挑戦が、どんどん生まれてきています。
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そんな中、今までの段階を経て、いよいよ高台や丸太渡りも、年長児当日の高さになりました。
そして、一人ずつが、仲間や大人に見守られる中、全種目を通して、当日のように(「年長さんは、これを「運動会!」と呼び、「はよ、今日も運動会しよ〜!年長さんの運動会して!」と言いますよ)行う時間を作っています。
みつばちの幼児運動会は「一人ずつ、たくさんの仲間・大人に見守られながら!」を大切にしています。その他、なんとなく、の一人でなく、自分自身をしっかり感じ、知り、精一杯を出しながら、時に向き合いながらの挑戦です。
一人ずつだけど、決して「ひとり」ではありません。。こんなにもたくさんの瞳が自分に注がれていることを、、、練習中はお友達や先生・当日は保護者の皆さんの「どの子も我が子」の瞳を真っ直ぐ受けながら。。。
大切にされている、注がれている思いを真っ直ぐに感じての挑戦を、自らが踏み出し、生み出す瞬間。
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集中力・粘り強さ・理解力・判断力・知恵・手直しする修正力・などなどが、これらの運動会に向かっての取り組みの日々に営まれていく。
まさに、就学前の土台、根っこです。
今年の年長さんは、かえで、ぽぷらの頃から、日々の生活の中にどっぷり仲間と一緒に、自分たちがやってみたいことを、考え実現しながら、自らが主体的・具体的にお友達と一緒に「暮らし」を創ってきました。
その営みは、「いろいろあっても大丈夫」「みんなであれこれ考えながらで大丈夫」「こんなふうにしてみたらどうだろう?」「やってみたら・・一人ではできないことも※*ちゃんと※*くんと〜・・・こんな風にできた!」「うまくいかないぶつかりもあったけど、こんなふうに思ってはたんや」などなど、数えきれないほどのたくさんの揺れも経験も喜び楽しさも重ね、実体験としてしっかり「自信・安心感・自己肯定感」の根っこを培ってきました。
なので、「失敗はすばらしい!」「だんだんでいいよ」と声をかけられる意味も、しっかりと心根で安心して自分に落としていく姿です。
そんな、今年の年長さん。全体的に、通し練習でも本当に気持ちも変な力みや不安がなく、心地よい凛とした姿は本当に素敵です。
通し練習中への仲間への眼差し。気持ち真っ直ぐ・・・
この頃、逆上がりがんばり中のFくん。えいっと挑戦して「できた〜!」バンザ〜イ!仲間みんなで大喜び。
でも、ついつい「結果・評価」に走りがちで、できていなかったり挑戦中の仲間を「そんなん、できてへんで」と表面的な部分、評価目線になりがちな課題がありました。そんな中、自分への安心感や自己肯定感も同様に見つめてしまうこともある。Fくん、本当にすてきなのに、自分自身がその安心感を体感するのに苦労していました。だから、仲間がいっぱい話してくれる本当の意味の言葉が心に届かない。
「結果や評価」ではない、仲間との細やかな心の機微を、見せ掛けでなく本当の意味で心根から実感共有し、そこから生み出すことへの喜びや揺るがない自信や安心・挑戦へと育んでほしいと願い、、向き合う時間。
仲間もFくんに対して本当に真っ直ぐ応援と、声かけや意見をする姿。
そんな中、涙しながらもFくんの表情だんだん本気でその声を真っ直ぐ受け止める姿に変化してきましたよ。
年長保育は「生き方」を手渡す営みです。
社会のたくさんの人の輪の中でこれからも生きていくための「自分」づくりの時間。
綺麗事でない、ぶつかりも模索もいっぱいありながら・・そんな中で「人」そのものの多様性・柔軟性・豊さや機微も含め「どの人もそのもの・ありのままなんだ」「だから人ってすてき」と、平等に人をいつくしむ=自分自身を愛しむ・・・そんな人間への根っこは、まさに幼児期に育まれていくのですね。
逆上がり、本当に苦労しながら挑戦していたAくん。通し練習の中でも、そんな自分も仲間の中に存分に出しながらも真っ直ぐ「今の自分自身」に向き合って挑戦を重ねていってました。
そして、とうとうやり遂げた「逆上がり!」
自分もうれしいし、そんなAくんの姿を一緒に見つめてきた仲間もごくごく自然に集まってきては、こんな姿。
うれしいね〜!。FくんやAくんだけでなく、19人ひとりひとりそれぞれが、さまざまな場面でこんな経験を日々、重ねている毎日です。
運動会取り組み最初の頃は「できた〜!もうできてるで〜!」の喜びだったMちゃん。さまざまな仲間の姿を目の当たりにしていく中で、彼女の「やってみたい!」の質が日々どんどん豊かに変化してきました。
できること・高いのを跳べる事(結果)が良い、すごい。というのだけでのではなく、ゆっくりでも、低くても、足は綺麗に伸びてるよね〜。丁寧に考えて手直ししているよね〜。踏切りのタイミングがばっちり考えてすてき、など、仲間のそれらの姿をしなやかに吸収し、今の自分自身と真っ直ぐむきあい、挑戦することへの粘り強さや心地よさを、感じ出していますよ。
午前中、頑張りどきの合間にほっこり「か〜ごめかごめ♪」が始まって遊んだり、ごっこ遊びが始まったり。そして、おいしい給食を食べて、また一息着くと、こどもたち自身で仲間と楽しみながら自由にそれぞれがこんな姿。
このひとときの合間が「自分の間合い」で、ほっこり一番自分と向き合う時間にピッタリのSくん。私たちも、一息。給食食べながら・・・眺める・・すてきなひとときです。
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さて、別の日の午後の通し練習の姿。
逆上がり、がんばり中のMくん。毎朝コツコツと自らで手押し車も丁寧に重ねてきているMくんです。跳び箱の5段を本当に気持ちよく跳べるようになった、大きな自信を支えに、これも本当にコツコツと真っ直ぐ粘り強く挑戦中!決して諦めない!本当に「真っ直ぐ」という言葉がピッタリの姿。すごいな〜!
仲間も「M!もうちょっとや〜!」「もう回れる!今の膝まで上がってたで〜!」と、応援!気持ちは一緒!
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合間のひとときも、こんな姿!
Aちゃん、手を差し出し「だいぶ上がってんな〜。いいやん!もうちょっとこの辺までいけそうかもやで〜」Kちゃんは「腕グイッと曲がってきてる〜」と言いながら、そっと介助しようと・・。自分のことのように、一緒に歩む。この過程を共に実感しあうことは、その人そのものの心根をお互い感じあうひと時。本当に何事にも変えられない大切なひと時ですね。
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運転手の若井さんを呼んできてに「みててなっ!」と、Nくん。たくさんの大人にも見守られながら!
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そんな合間の時間。ひとり、もくもくと、Sくんのこんな姿!
この日も給食を食べ終えた、一息中に。。こんな風に自分自身の気持ちにも挑戦中。
給食を食べながら眺めていたMちゃん。自分も食べ終わって・・・そっと一緒に・・。
そして、ほっこり木登り。「気持ちいいで〜!まるちゃんもきたら?Mな、年長になって、あそこの上まで行けるようになってんで〜」と、給食食べながら眺める私に、笑顔いっぱいMちゃんでしたよ。
そして、その後・・・こんな姿。Aくんも仲間に入って・・・3人で・・声掛け合いながら丸太渡の練習中。
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そして・・もう一つ。この日。とってもすてきな出来事が!
Aちゃん。苦労してやり遂げた跳び箱。4段でも精一杯だったのですが・・・
なんと、自らで5段に挑戦し出しました!そして・・・繰り返し繰り返し、していく中で・・・
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本当に全身全霊で、一生懸命考え、修正し、「どうしたら跳べるのか?」に向き合う姿。何よりも、自分を信じて、強い揺るがない気持ちが、一歩先への新しい自分を見出す大きな勇気が湧き出している!そんな中、どんどんよくなってきて・・そして・・・
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跳べた〜!!!
その後は、もう、とまらないっ!勇気が、自信!確信になった瞬間!大きな大きな実感と手応え!本当に惚れ惚れする、凛と力強いすばらしい姿でした。
私たち大人も、子どもたちの姿から、生き方を学ぶことがいっぱいです。
今の自分、更なる成長やしなやかな生き方を目指し、こんなふうに真っ直ぐ、一歩を踏み出す。踏み出し実現するために必要なことは何かを考え、実践する。そして、諦めずコツコツと粘り強く自分を信じ、仲間と共に支え合いながら挑戦する。
大人になっても・・・というより「大人」になってしまったからいろんなことを知ってしまって、理屈や理由付け、逃げ、に走ってしまう・・そんな、大人時代になりがちだからこそ、学ぶべき生き方!大切なことですね。
子どもたちは、本当にまっすぐですばらしい。ぶつかりも迷いも喜びも向き合いも・・真っ直ぐ!
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夕方の保育園。Mくんの逆上がり挑戦は続いていますよ!本当に後もうちょっと!
この過程、真っ直ぐな営みが、年長の運動会への営みそのものです。
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日に日に深まる、営み。運動会まで、楽しみ!楽しみ!
追伸・・・
西山の「木槿」のお花がやさしく咲いていますよ。道路側の、なんとも柔らかくやさしい色味の「木槿」
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キウイ棚近くの木槿は、なんだか鮮やかさと力強さがあります。大きく成長しました。
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そして、昨年、朽ちて伐採した「グミの木」の切り株。
何十年もの間、永きに渡ってみつばちっこといっぱい戯れてくれた「グミの木」。
今年の春は風景が変わってしまっていたけど・・その切り株から生まれる「命」
どれも、たくさんの想い詰まった「命」
2022年9月3日
みつばちっこ
10トントラック10台分の築山は、みつばちっこの絶好のあそび場!
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そして、しいのみさん(1歳児)も、初めての運動会に向けて、西山でのあそびが始まっています。もちろん!築山も!
本園園庭より、ぐんと大きな築山に、手足をヨイショ!としっかり踏ん張ってのぼる!のぼる!
大きくなったね〜
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ここから、秋の運動会に向けてしいのみさんも、お山の保育園でいっぱい遊ぼうね!楽しみ!