もみのき・年長合宿パート2

みつばちっこ

3日目は♪森をしずめる歌♪から1日がはじまりました。この歌は合宿前の「森は生きている」の読み聞かせで、もみのきさんが初めて出会った歌ですよ。合宿中に想い広がり『森の動物数える歌うたってー!』と、子ども達!大好きな歌になりました♪

この日は年長リズム。仲間と共に・そして自分自身の心と体で…表現する喜びや深さを感じられるリズムをたっぷり行いましたよ。

いくつかの初めてのリズムにも挑戦!集中力、理解力とあわさり、自らの目で見て、耳で聞いて、頭で考えて・・・「形だけでなく、全身でその心まるごとをつかみたい」としっかり捉えるこどもたちの瞳

「うん!わかったぞ!」1日目の深い時をすごした年長さんは、この日のリズムと合わせ「その心を捉える・表現する」ことのよろこびと深さを感じ出してきました!

午後は元・劇団京芸の藤沢先生による語り。『花さき山』『もちもちの木』・・・お話の世界にすいこまれるようなひとときでした。素話に、くいいるように聞き入る、子ども達・・

大人の私達も「こんな世界があったんだ・・・」と・・・胸にしみいる・・・

土手に散歩で、ひといき!見慣れた外の景色も、なんだか昨日までと違ってみえるね。

夕方、想いを絵にする・・・

4日目の朝は「森が生きている」の読み聞かせからはじまりました。合宿前から読み出し、いよいよ今日でお話が終わりますよ!『どうなるんやろ?』想いふくらませて聞き入る!

午前中、最終日の年長リズム。担任の宮っさんと森本くんが、もみのきさんの目の前で、新しいダイナミックなリズムを表現!そして・・・最後に・・・大人の高ーい跳び箱を出してきて・・・踏み切り板をどんどん離し、跳ぶ!!「うわ〜!!」こども達の大歓声と、あこがれの瞳は、自分自身と力強く向き合う姿・喜びへと確かに重なる!そして・・・・運動会で跳んだ横向きとあわせ、縦の跳び箱もならべ、はじめての挑戦!! 『飛べたっ!!!』

Rくんも、自分の力で跳び箱にのってむこうへ・・初めての挑戦!!「Rな、合宿のとき、自分で跳び箱とんだんやで!」と、合宿を終えて揚々と語っていたそうですよ。

午後は「森は生きている」の観劇を見に行きました。本物にふれ、心おどる!・・・こうして、合宿の4日間が終わりました。お迎えにきたお母さん・お父さんたちに、こどもたちの歌声!!

“心にふれる”という事の深さ・”まっすぐむきあう”ことの確かな意味・・・この合宿の4日間すべてが幾重にもつながり、こどもたちにとって、これからの日々に大きな意味をなす確かな経験になりました。私達大人にとっても・・・です。  そして、合宿を終えた子どもたちの瞳は確かにひとまわり深くなり、大人は、毎日の保育にこの意味をまた問い、実践しながら・・・共に育ちあう毎日です!