初めての「お山の運動会」しいのみさん(・1歳児)
2022年9月8日
1歳児しいのみさん。
朝♪運動会だチャッチャチャチャ♪や♪キンキンきれいな秋の空〜♪と、大きいミツバチっこのみんなにみてもらって。
♪遠くの遠くを呼びましょう〜お〜い!♪
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お山の保育園の出会いも重ねていく中で、運動会での遊びも楽しんでいます。
小雨の日は、お山の園舎での遊具遊び!ピョン!
そして、広〜いお山の園庭で。
月齢や発達に合わせ、さまざまな遊具を作ってみては、「どんな風なのが、子どもたちがもっと!もっと!もういっか〜い!と、楽しみながら豊かな発達経験ができるかな?」と、担任みんなであれこれ相談しながらの遊具の組み立てです。
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小さな月齢のグループ。斜面も足指が踏ん張りやすい畳にし「簡単にはいけへんけど、ちょっと踏ん張ったら立っていけるよ」という斜度に調整。
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階段は、平面が広くて段差傾斜幅は緩やかなもので。安定して膝をしっかり曲げて、足裏をついて登れるように。Kちゃん、この階段だいすきで本当に何回も繰り返していましたよ!
トンネル見つけたKくん!向こう側にいるFくんに「ば〜あっ!」
しゃがんでくぐっての遊び!期待感いっぱいで楽しいな〜。このあと、くぐる時にKくんが♪赤いカニコガニ♪のリズムのように、自分から手をカニさんのようにして、くぐりだしていましたよ。
そして、みんなも次々、真似っこ!真似っこ!
実は、これは担任の「楽しみながら発達を願う」遊びの大きな一つです。
ちょうど、いい高さにしゃがみ姿勢や四つ這い姿勢をとっての「あそび」
歩行の安定には、足首やひざ、股関節をたっぷり使って自由に身体が動かせることは欠かせません。歩行を獲得する前の「ずいばい・四つ這い」。その手前には「自由にたっぷり自らが手足身体を動かしながら獲得していく発達などが生活環境の中でどうしても少なくなりがちになってきています。
例えば、最近よく見かける、頭から全身中包み込まれた抱っこ紐(もう“紐“ではないですね。)は、自らで身体をちょっと起こしてみたり、顔の向きを変えたり、手足を動かしながら、その“抱っこ紐“の中で微調整しながらいっぱい動かして獲得していく経験を激変させています。
(大人だって、身体を長くじ〜っと座ったままや同じ格好を続けていると、身体がカチカチになって血流も悪くなってしんどいな〜って、なるのと一緒ですね)
しいのみさん、全体的な身体の硬さやつっぱり、などが引き続き課題です。
いっぱいの意欲を支える、しなやかな身体作りを楽しい「あそび」から!の運動会ですよ。
こんな風にね。楽しいな〜!もういっか〜い!
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そして今度は、月齢の高いグループ。
斜面の板を見つけて・・まるで幼児さんの「一本橋」のように手を横に伸ばして、そーっと何回も登るよ!
三角台の少しだけの足の引っ掛けを支えにのぼり、上で手足を考えながら向きを変えて、登って降りてもできるよ!すごいな〜!
築山ヨイショ!ヨイショ!
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てっぺんまで、いけた〜!お〜い!!
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その声に・・「オ〜イ!」
やった〜!Tくん!
お山の大きい築山、ジブンでしっかり登って降りて、うれしいな〜!
当日は、また、その日の雰囲気も含めて、どんな姿を見せてくれるかな?
西山の自然いっぱいの園庭そのものに触れて、その場所で全身で感じるそのものが、初めての運動会ならではの醍醐味ですね。
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