お山の保育園!運動会にむけて!&桑の木の生き方
西山では、日常の遊びから9月末の運動会にむけて歩む日々が始まりだしています。どんぐりさん(2歳児)おおきな築山大好き!
なんと!頭からすべりだしたKくん!その姿をみておもわずAちゃんも!
今年の運動会は、この土山を生かしてそれぞれの担任たちが思案中ですよ。さあ、どんな運動会になるかな?
昨年、台風で被害にあった桑の木は・・1年経ち、こんな姿でこどもたちと遊んでくれています。どんぐり組のこどもたち「見ててや~」と一番先のほうへどんどん進む!小さなみつばちっこにすっかりお気に入りの木となりました。
自然の力は偉大なもので・・横に倒れた木から新しく芽吹き生きている若い枝は上に上にと垂直に、空にグイっと向きを変えてぐんぐん伸びていってます。自らが生きるために向かう方向をこんな風に確かに、柔軟に、力強い生命力で見出していくのですね。私たち人間も、こんな風に、どんな状況におかれても、その中から自らの生き方をしなやかに、そして力強く生み出し、青い空に向かって見出していきたいものですね。 そして、まさに、そんな「生命力あふれる人間らしさ」を育む保育を日々、みんなでこどもたちに手渡していきたいと・・。
こちらは、まっすぐに支柱を支えて残した主幹の1本の桑の姿。台風で倒れる前は2本の幹で双方でバランスをとって立っていました。 先日の土曜日、日日庵の白石さんとこれからの西山の園庭について相談しながらお話していたのですが、1本でそびえ立つ桑をみながら、「この木も“ひとりで生きていく”って腹くくったんやろうなー」と白石さんが一言。
あの台風の日から1年。今もなお私たちにさらに深くたくさんのことを伝えてくれる・・・やっぱり、あの日、切らないでよかった。と・・・そして、1年よくがんばってくれた。みつばちに残り、新たな生き方を見出してくれたことに、心から感謝です。
こちらはかえでさん。登るだけでなく、しなる木を揺らしながら楽しんでいますよ!
この日、ほっこり学童で来ていたKくん。なつかしの西山でたっぷり遊ぶ1日。年長さんが運動会の練習をしているかたわらで・・浅本くんが「おい!K!ひさしぶりに飛んでみるか~!でーっかいの!!」と、小学生用に高台を出してくれました「うん!」うれしそうにに・・そして・・・この見事な姿!!背丈以上もある高台を、ロッククライミングのように、両足で踏み切って飛び、片手指先で瞬間にギュッと引っ掛けてのぼり、見事に美しく飛ぶ!!!保育園時代もこんな遊び、大好きだったものね!
「わ~!!!すごい~!!」思わず、もみのきさんも、どんぐりさんもあこがれて見入る!!
そして・・・なんと!!「Aもしたい!」「Rも!!」と、年長さんがKくんのまねっこをして次々挑戦しだしたのです!!
さかあがりも、手にがんばり豆をつくって、仲間と一緒にがんばり中!!
別の日の山の朝の光景。私が上がると、こんな様子!「丸ちゃん!見て見て!」と、逆上がりがんばり中のNちゃん。楽しみながら「Nもやってみるし見ててな!」と夢を持って挑戦する姿がなんとも素敵でしたよ。
大きなタイヤをうめこんで、タイヤとび(ここから跳び箱へ)も大好き、Yちゃん。これもまだ跳ぶことはできないけど、しっかり足を開いてエイッと飛び乗る挑戦!こうして、ひとつひとつ、運動会にむかう日々が始まっています。
運動会を終えて・・・
久々のブログアップでスミマセン~。
先日、年長担任がアップしてくれていたように、秋空の中、たくさんの温かいまなざしにかこまれて、みつばちっこたちは運動会を終えました。
一人ひとりが自分らしく、そして輝きながら、楽しみながら輝いた運動会でした!
当日の姿はもちろんですが・・・みつばちっこにとっては、運動会までの日々、そして運動会を終えての毎日、そのものが「歩み!」の毎日です。
全クラスの写真がなくてゴメンナサイですが・・報告もかねて、運動会1週間前の子どもたちの姿!!
運動会へむかって・・・パートⅡ
今日の西山。しいのみさん(1歳児)がお山でのはじめて「運動会」遊びです。
春からの毎日の過ごしを基に、本園や北園舎での運動会遊びを積み重ね、いよいよ、青空の下で!!
のぼったり、すべったり、楽しいね~!!
「お~い!!」こんな上まで登ったよ~!とSくん、うれしそう!上から眺めるはじめての景色!!
切り株を「よいしょ!よいしょ!」と、よ~く考えては小さな手足を全身でしっかり使って、何度も繰り返し渡るKちゃん!すごいね~!
切り株を渡った後は、続きの平板もだ~い好き!
Kくん!頭からダイナミックに「シュ~ッ!!」こんな遊びも大好き!!
かえでさん(3歳児)は、初めての「ロープのぼり」に挑戦!御室のがけっぷちや散歩先の山で、こんな風に登ってよーく遊んでいたのを、運動会に!と・・・。
最初に組み立てたのも、力強くどんどん登るかえでさん!なかなかたくましい姿でしたよ!!
なので・・・もっと、斜面を急に変えてみました。「いけるで~!!見といてや~!」と、さらに張り切るかえでさんたちでしたよ!!
そして、ぽぷらさん(4歳児)。担任の浅本くんが何やら朝一番からたくさんの資材を運び込み、昼までかかって本格的に制作中!!(実は、保育士になる前のお仕事がこんなお仕事だったので!それぞれの得手を最大限に保育に生かす!!これもまた大事よね~)
先日からの通し練習で「もう一歩、意欲の膨らみが必要よね・・」と相談していたのですが、さてさて、今年のぽぷらさんの子どもたちの力と想いに答える、又、生み出し広がるものを、もうひと知恵!!!と、担任が考えに考えて・・・・さて、何ができるのかな?。
そんな様子を「浅もっちゃん、すご~い!!何つくってんの~?!!」「浅もっちゃん大工さんや~!!」と期待いっぱいとあこがれで見つめながら、時にお手伝いをしたりのぽぷらさんです。
さあ~!できたぞ!お昼ごはんを食べたこどもたちから、できあがった遊具を使って、順に通しをしました!今までは竹のぼりだけだったのですが・・・今までより、安定感をもちながらもさらに青空に向かって高く登れるように・・・。そして、そこから垂直に立てた竹に渡り移ってすべり降りることをはじめて挑戦!!なかなか、素敵なぽぷらさんでしたよ!!
今日の姿を見ると、まだまだ運動会まで、次々に姿を生み出して行きそうです!
運動会にむかって!!パートⅠ
今日の西山の朝の風景。もみのきさん(5歳児)とぽぷらさん(4歳児)が、お山でそれぞれ運動会にむけてがんばり中!!
年長さんは「自分のがんばり時のものしよう!」と、それぞれが自由に練習!
跳び箱に向かっては飛んで「・・・10回!」「・・・11回!!」と、楽しみながらも、もっと、もっと!とさらなる自分みつけを楽しむかのように、「足、のびてきたで~!!」と、しなやかな表情で挑戦するKくん!
ぽぷらさんは、ひとりひとり、お名前を呼んでの「通し」
今年のぽぷらさん。“丸太だけ“”高台とびだけ”や、”単発的に自由にやってみよう”という時は、なかなか素敵な姿。しかし、みんなの前での「自分」と向き合う「通し練習」では、心が引けてしまったり、あきらめてしまったり、誰かにどうにか助けてほしいと、担任の顔を何度も見ては集中せず丸太から下りたり・・・の姿があったり、それなりにこなしておしまい、という姿が全体に課題として見えてきます。4歳児としての「意欲」の”膨らみ・豊かさ”を、もっともっと重ねて生み出していきたい。
そんな時、子どもたちに育まれている土台を根底に、強い要求をすることもあります。
そんな中、先日の通しで「誰も助けられへんで!いっぱい失敗してもいいけど、Uは最初からあきらめてるよ!ひとりで渡るよ!涙とめてがんばれ!」と担任と向き合い、涙しながら何度も何度もがんばったUくん。その後みんながしている間に、そ~っと「秘密練習??」をして、気持ちを奮い立たせたり、日常の生活も受身にならないようなやりとりを重ねながらがんばった先日があったのですが・・・
今日の通しの出番前「この前、がんばってたもんな~。なかなかよかったで!」の私の声に「うん!!」とすっきり笑顔で答えてくれたUくん。名前を呼ぶと「はいっ!!!」と大きな声と共に力強く走り、丸太渡りも、しっかり自らの瞳で何度も挑戦しやりとげたのでした!!
そして・・・・今日のTくん。本当はいつも渡れる丸太に自分で足がかけられない今日。長い時間が経ち「Tは、今日、自分で渡るんだよ!」要求され、自分と向き合う機会。そんな中・・・ずっと台の上で座り込んでいたTくんでしたが・・・この前がんばったUくんが横で渡りだしたのを見て・・自分で立ち上がり渡りだしたのです。
そして・・・・この姿!
まだ生まれだしたばかりの姿ですが、大きな大きな経験の一歩でした。
この後、午後から私は一足先に山を下りたのですが・・・・「Tがやり遂げましたよ!!!」と担任からうれしい報告!
お昼寝のあと、今一度自分ととことんまで向き合う機会があり、最後の最後で、とうとう自らで決断して、1回でスカッと力強く渡り切ったそうですよ!そして、その姿をぽぷらやもみのきの仲間や先生たちみんなに見てもらったそうです!!!
みつばちの運動会は、幼児になると、ひとりずつ、皆に見守られながら名前を呼んでもらってします。(みんなでする種目もありますが)
“どんな状況においても、今の自分が見据えるべきことをまっすぐすっきり受け止め、挑戦したり知恵をだしたり、考えたり、気持ちを立て直したり、又、喜びを大きく感じたり、自分への大きな自身、確信へと・・・自らの生きる力へと育んでいく”
長い人生の中で、これからそんな経験をいっぱいしていくであろう。そんな経験の「生まれて初めての一歩」のスタートとなっていきます。
「できるできないではないよ。何よりもその過程の経験が大事」と、よくお話するのですが、こんな瞬間を見つめるとまさにその営みを感じる日々です!
こんな日々の子ども達の営みを見つめながら、保護者のみなさんも担任といろいろ話しをしたり、時には我が子との関係や、親として今、我が子に何が大切なのか?又、必要でないのか?を振り返る機会になったりと・・・。担任も又、自分たちの保育を振り返ったり向き合ったり・・・。
子どもだけでなく、大人にとっても大きな大きな一歩になる営みです!
年長のUちゃん。保育参加(うちの保育園はいつでも保育参加OK)のお母さんに見てもらってうれしいね。こんな風に、わが子の姿はもちろんですが、
uちゃんのお母さん、たくさんのみつばちっこたちの姿を、温かく心動く瞳で見つめて声をかけてくださっていました。こんな風に、たくさんのお父さんお母さんのまなざしの中で日々育つみつばちっこですよ。
追伸・・・年長さんの「がんばり豆」 誇らしいでしょ!! 真っ赤にむけて痛いけど「バンドエイドはって~!」と、毎日、いろんなもみのきさんが誇らしげにやってきます。もう、何度もむけては皮が張りこんな風にかた~くなってる手のひらも!!
西山の夏!運動会にむかって+おいしい山の恵み!
昨日の西山のぽぷら(4歳児)さん。
遊びからつなげてきた日々を、いよいよ「運動会」へとつなげていくスタートに!
はじめて、ひとりずつお名前をよんで、高台・丸太わたり・竹のぼりと、通しましたよ!
がんばり中のぽぷらさんのためにもみのきさんが「終わったら食べてや」と置いてくれた、畑でとりたてのきゅうりやトマトをがぶり!「おいしい~!」
もみのきさんも「まるちゃん!みてみて~!」と何回も、楽しみながらも、がんばり中!!
この日、一緒に西山へ来ていたしいのみさん(1歳児)も、西山の畑のお野菜をまるかぶりしたり、もみのきさんがキャンプのとき使った「ドラム缶風呂」で行水したり、夏のお山もめいいっぱい楽しんでいましたよ!しいのみさんも、今年、この西山ではじめての「運動会」ですよ。
西山の夏!おいしい恵みがいっぱいですよ!
「今年、青~い栗できてるんですよ~!!まるちゃんも見てきてください~!」うれしそうにしいのみ担任の美保ちゃんが教えてくれました~!
西山の初夏の小さな小さな若木に生った命の実!これからのみつばちっこの実りと共に成長しながら秋をむかえるのでしょうね。
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