もうすぐ運動会!年長の歩み!・・partⅡ
2023年9月11日
年長さんの毎日の営み!先週末、そして今日の姿です!
自分が仲間に支えてもらって、そして悔し涙を流しながらも自らの精一杯の自分を出し切って、何度も何度も粘り強く挑戦して、とうとう、やり遂げた大きな喜びと誇りは、心から確かなものへ!
そして、そんな経験から、苦労している仲間の気持ちにまっすぐ自然によりそう・・決してお利口の賢さ体裁ではない・・本当の意味の優しさ、支えが、子どもたち自身から次々と生まれてくる毎日です。
本当に最後の自分を信じて諦めず向かう気持ちに苦労して、できない日が続き、涙を流し・・とうとう逆上がりをやり遂げたNくん。この日、一生懸命本当にコツコツと毎日逆上がり練習中のSちゃんのそばで、自分のことのように一生懸命。その声にSちゃんも頑張る!Iちゃんも声をかけては見守る!
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跳び箱の足が伸びるように。一生懸命練習して4段が綺麗になったSくん。この日「5段出して〜!飛びたいねん!」と。よし!挑戦だ!
5段の跳び箱を出すと、み〜んな「5段や〜〜っ!!」憧れてたんね。
そして、さあ!挑戦だ!
やった〜とべた〜!
仲間の勇気とエイッという挑戦をみて、お友達もどんどん挑戦し出しましたよ!
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初めてやし、だんだんでいいよ!これが思える気持ちが素晴らしい!そして、その安心感と、仲間の中でそれを丸ごと出せるようになったYくんの挑戦!大きな大きな心根の成長です。
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仲間の渦がどんどん広がってくる!
「Mどうせ連続できひんと思うねん・・」と言いながら、挑戦する前から諦めて無難な方に行っていたMちゃん。どうしても、みんなの前で「失敗」と思ってしまう姿、自分をさらけ出したくない日々。。
でも、Sくんのこの日の揚々とした挑戦の姿をみて・・そして、Sくんが連続周りしたいねん!と、これも挑戦してやり遂げたのを目の当たりにして・・・
「S、連続どうすんの?」と、自分からしなやかにまっすぐ素直に、初めて出した瞬間が!
その、初めて感じるMのにまっすぐさに、Sくんもやさしく寄り添い、答えて・・。
何回も!何回も!挑戦する。。
「できない自分は認めたくない」「完璧な自分がいい」「気の合う人がいい」から、「挑戦しながら、やってみたい自分!だんだんでいいんや!」へと、本当の意味で見出した生まれたMちゃんの大切な瞬間!
それは、仲間の中でこんなふうに生まれていくのですね。
そして、とうとう!!「回れた〜っ!」本当に嬉しくって思わず自分で叫びながら、みんな仲間を呼びに行って!そして、この姿!経験した心がこうして実感になっていくのですね。
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それをみて、またまた仲間の「渦」が!Yくん、Nくんも挑戦し出しましたよ。
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そして、今日の西山での姿です。
「通し」中。気持ちが途切れ、丸太渡りでふらつき繰り返す仲間に・・本当は綺麗に渡れるのを知っているからこそ、思わず・・・!
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「手、まっすぐ伸ばして〜!」「足はいいで〜!」「もっと!手伸ばして!グラグラしてるで」と、思わず、こんな姿!
「通し」を始めた最初の頃は、自分ができれば後は知らな〜いといった姿だったもみのきさんも、この運動会の営み後半に向かっていく中で、自分と、そしてたくさんの仲間の精一杯の姿ひとつひとつを見つめ合い、知り、実感しあいながら、こんな姿が本当にいっぱい織り重なる毎日です。
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そして、逆上り。苦労しながら頑張っているものの、最後の最後、後一歩の心から湧き出る自らの本気がでず、悶々と、のSちゃん。
後は、自分を信じ、力強く本音を奥底から湧き立たすことが必要。生真面目にコツコツとやっているのですが・・どうしても体裁が入ってしまっているので、ここという最後の本気が出なく、苦労しています。
最後の「自分の精一杯・本気」というのは、自らの身体をできうるかぎり手直ししながら挑戦し修正し、生み出していく大きな糧になっていくのです。だからこそ、結果として「できる」ようになっていくのです。
みつばちの運動会は、訓練して「できる」ようにすることは、全く求めていません。
今の自らの身体、心と向き合うこと。そして、自分や仲間を知ること。その中で、自分がなにをすべきか?どう変化していくのか?どう自分を見出していくのか?それは「どう豊かに深く生きていくか?」ということにつながっていくのだと思うのです。
そんな中で、目の前のことに精一杯向きあい・・そこには、ひとりでなく「人」の輪が必ずあり、社会はそうして人の輪で重なり合っていく。その中に自分が存在しているんだ。と・・・。そんな、将来の根っこになっていくように、年長保育を手渡して行きたいと願っています。
それぞれ、いろんな経験をした仲間が思わず出てきて、声をかける!
本当に一生期延命粘り強さを見せて、仲間にも支えてもらいながら、逆上がりができるようになって、大きな自信がみなぎったSaちゃん。もう一生懸命、なんとか!と、Srちゃんに必死で声をかけ、寄り添い伝える!
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それでも、伝わり切らない思いは、もう身体を突き動かす。思わず駆け寄って。そして、Sちゃんの頑張りも「今のは良かったで!後、足ぐいっとあげたらええで!」と認め、寄り添い、時にはっきり伝え。。
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雨が降ってきて、Sちゃん部屋で頑張り中。「最後まで本気精一杯出してるか?」と、重ねる中で、みんなの大きな声援も受けて・・後、一息まで!
「あっ!!今のできそうやったや〜ん!!!」まだ続く自分との向き合いです。がんばれっ!
この後、みんなで一息ほっこりした後、また、それぞれが、仲間と挑戦中。
Aくん「連続オレできひん・・」とつぶやく。でも、やってみたい気持ちがひしひしと伝わってくる。“大丈夫やで。だんだんでいいからな。挑戦してみたらきっと大丈夫!*くんも*ちゃんも、そうやったもんな〜“と、おしゃべりしながら・・。この後、もう夢中、本当に本気で何度も何度も!そして・・くるっ!「できた〜!!」
本当にうれしそう!まだまだ段々だけど、そんな自分をまっすぐ失敗も含めて挑戦する姿は素晴らしい!
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そんなAくんの姿に「Mも!」と連続周り挑戦し出したよ。Iちゃんが寄り添う。
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こちらは・・どうやら飛び箱の脚を伸ばす話。足伸ばすのに苦労しているDくんに、なんとか一生懸命伝えるYくん。一生懸命聞くDくん。
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さあ!運動会まで後1週間。何よりも、この毎日の営み、重なりが素晴らしい。
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