もうすぐ運動会!partⅥ・・かえでさんの「出会い」
2023年9月14日
先週末朝一番のお山に上がると・・かえでさんがこんな様子。
雨あがりの園庭の草抜きに大はりきり!
「大助かりやな〜ありがとう〜」しばらくして・・・
ふっと気づくと、こんな様子!
「ここで、運動会見れるで〜!」とお客さんの椅子を自分たちで並べ始めて・・こ〜んないっぱい!本当の観客席みたい!
ジブンたちでしたいこと・できることを「まかせてね!」と、3歳児ならではの楽しさで目のまえで実現していく、かえでさんの毎日。すてきやね。
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もみの木年長さんが乗ったバスつくなり「もみのきさ〜ん!ここ座っていいよ〜!ここで運動会みてな!」
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そして、かえでさんの「通し」
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先週から(子どもたちは「タケノコ」?と呼んでいるんですー)新しい取り組み、滑車滑りに挑戦し出しています。
ながーいワイヤー滑車を、シューっと滑って降りて、トンッと着地!大きい子どもたちは「ロープウエイ〜したい〜」と、いっていますよ。 運転手の仙頭さんが、担任の思いとこどもたちにステキな事を!と、手渡したい気持ちいっぱいで、毎日サポートありがとう!滑車滑りの道具も微妙な高さや張りぐあい、角度も毎回調整してくれています。
「もう一回した〜い!」大好きやな〜。風を切ってシューっとダイナミックに滑るよ。
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この滑車滑り。3歳児ならではの取り組みです。
ぎゅっと力強い握力で手を握りながら、自分で、エイッと高台から両足を離し、タイミング決めてスタート。
そして、マットを引いてある場所で、自分でしっかり判断して体も連動しタイミングを決めて、両手をパッと手を瞬時に放し、着地。
これらの一連の流れの中で、楽しく遊びながら、脳に連動した大きな発達を促していきます。
これは、太鼓橋の取り組みも同様です。
今までできていた=滑車滑りができる身体・はあるんだけど、気持ちが大人に依存してしまうとと、切り替えられず長泣きしてしまうKちゃん。前日は、涙いっぱいの日でした。
幼児の運動会の日々の姿は、そのまま日常の暮らしの姿です。だからこそ、どの子も、この「運動会」の経験を通して、大きな糧、一歩を育んでいきたいと願っています。
“みんな、たけのこの時、どのくらい“ぎゅっ“て握ってんの?“と、お友達と手を「握りっこ」して・・「あ〜、K、まだゆるいな〜。もっと思いっきり、ぎゅやな〜」「だんだん、ぎゅなってきたやん」と実感したり、滑車滑りで握る竹の棒を握って、大人が吊り上げて・・「いい感じやん!それ!それ!」と、ひとつづつ重ねながら、気持ちを自分自身で切り替えていく「糧」に・・。
大泣きの様子から、だんだんの1日を目の当たりにしていた年長さんたちも「Kどうしたん?」と、声をかけにきてくれていました。「ぎゅって行ってみ?」「泣いてたらできひんでー。えいて、行ってみたら大丈夫やで」
そして、翌日の「今日」の様子。
ワイヤーの準備が始まると「Kどうかなー?」と、年長さんたち。そして・・思わず「K〜!がんばれ〜!」と・・見守る中で・・・(写真見入って撮れてないのですが)
とうとう、しゅ〜っ!!と、しっかり最後まで握り締め、年長さんの待ってくれているマットで、着地もバッチリ!
やった〜!!バンザ〜イ!!
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昨日、雲梯の最後の着地がドキドキで涙だったkhちゃん。Khちゃんも、昨日、いっぱいの涙を流しました。通し中、みんながしているのを一緒にみながらお話しし・・ひとつひとつ気持ちを整理しながら「高台は好き。一本橋行ける。太鼓橋上まで登れる。亀も行ける。足抜くのも行ける。。。。Khぴょんって降りるとこが怖いねん・・」とだんだん話してくれながら踏ん切りをジブンでつけ・・“そっか。じゃ、Kちゃんの大丈夫なんはしっかり涙拭いて、しよう。降りるところは、教えてあげる。“と伝えました。(本当は降りるのは、全然大丈夫!滑車滑りの飛び降りもへっちゃら。高台ジャンプは名人なんです。)
そして・・Khちゃんの番。気持ちの整理、踏ん切りをジブンでつけ、出ていく姿!そして・・・挑戦し・・大成功!
その様子を他のかえでさんのお友達もしっかり見て感じていました。そして、西山で一緒に過ごしていた、みつばちっ子幼児さんも。
こうして、迎えた、かえでさんの今日でした。
かえでさん、大成功〜!やった〜!!
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大成功!とバンザイ〜した後、ふっと見ると・・・。KちゃんとKHちゃんが、満面の笑みでこんな姿!!3歳児、初めての幼児さん・一人一人お名前呼んでの運動会。
純粋に「たのし〜い」こともいっぱい。大はりきりもいっぱい。ちょっと、ドキドキの気持ちもいいよね。そんななかで、初めて感じる「自分」とのまっすぐな出会いを経験しだしています。
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