もうすぐ運動会!partⅤ・・ポプラさん竹登り!

みつばちっこ

ポプラさんの今週の様子。

初めて「竹登り」に挑戦です!その様子を傍で見入る、3歳児かえでさん。

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足指を踏ん張ってしっかり使い、足首、足指もしなやかに使いながら・・。竹をしっかり握り重心をバランスよくのせて腕でぐいっと引き寄せながら交互に。足腰の安定感も必要です。そして、集中力も。
4歳児の中盤に入ったからこそ、そして、一本橋や畳ごえなどの運動会の取り組みの中で育んできた積み重なりが「竹登り」の姿へとなってきました。

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年長さんがいつも登っていた「キウイ棚の上!」自分で登れて、本当に嬉しくって!お〜い!

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ぐいと見つめる、まっすぐな瞳!集中力を生み出す瞬間です。

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なんと。キウイだなの向こう側へわたって、キウイの幹を伝って降りたいっ!と、挑戦しだしたよ。これも、年長さんがいつもしているものね。ここから「オ〜イ!」

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力強い足で素敵に登るよ!

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そんな、ポプラさんも運動会の取り組みを通して、今までの「暮らし」の中でただなんとなく楽しかったり、嫌なものはや〜めた、自分の自己主張だけの時期から、新しい自分に出会って「できた〜っ!みててなっ!」と、大きな自信がいっぱい生まれたり、挑戦したりする姿、お友達の思いを感じあう姿、自己調整する大きな力が育まれてきました。

そんな中で、4歳児なりの経験と思いで「自分」を見つめ、「こんなしてみたい!」と、いう純粋な元気いっぱいの意欲は、何よりも大きな成長とそこからの発達を生み出し、本当に素敵です。

又、本当の意味での柔軟さ、そして目の前の自分のありようを生み出すのに、するりと抜けがちで苦労しているお友達も仲間の中にいます。

運動会は「できる・できない」が目的ではない。

何よりも大切なその「過程」は=日々の暮らしでもその過程や営みを紡いでいくことと同様です。

そんな中、今のポプラさん全ての子どもたちの毎日の姿に、今だからこそ伝えられる。そのことを4歳児なりの姿でみんなで生活・日常を通して向き合っていくこと。と「通し」の時に、わかりやすく伝えました。

 

仲間の姿を一生懸命精一杯考え、言葉にし、寄り添い、どうしたらいいか?と、幼いながらも本当にありったけの4歳の知恵と本当の心の言葉で、子どもたちがみんなで話しはじめました。初めてのポプラさんの姿。4歳児後半に向かおうとする集団の姿の源になってきたんやな〜。と実感。

何より大切なのは、まっすぐ、自分を知ること。そして、仲間を知ること。そこから、人の輪の中で育ち合う豊かさ、しなやかさ、たくましさが生まれて行くのですね。

今、子どもの育ちに結果や結論を出すことは望んでいません。まさにこの幼児の運動会の営みを大きな糧、経験にして、ここから又、育ちあって行くのでしょうね。

 

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大空にまっすぐ登っていくように!まっすぐな瞳で力強く、しなやかに、見いだし生きる毎日を手渡したい、と、願っています。

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